• 2022/07/22 掲載

米SEC、仮想通貨業者を米証券法の登録対象とする構想=委員長

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ワシントン 21日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長は21日、CNBCテレビのインタビューで暗号資産(仮想通貨)貸し出しをしている業者について、投資会社のようなことをしているのであれば「適切な」登録をさせるようSECとして動こうとしていると語った。

ゲンスラー氏は、そうした業者の多くが多くの顧客から膨大な仮想通貨を集め、それをまとめて貸し出しに回し、顧客にはかなりの高いリターンを提供しようとするのであれば、まるで投資会社のようだと言えるかもしれないと指摘。「そうした業者がどのように事業をしているのか。業者が顧客に利益を約束する根拠は何なのか。そうした業者を証券法に基づき適切に登録させるべく、われわれは業界と協調して取り組もうとしている」と述べた。

顧客が取引することで利益を得るのでなく、保有することで金利収入を得られるように設計された金融商品に対する米連邦規制を巡って、仮想通貨業者は自分たちが当該規制の対象になるかがよく分からないままだと訴えている。

ゲンスラー氏はこれまでも個人的な見解として、一部の仮想通貨事業は「証券類」に分類するのが妥当かもしれないとし、証券として取引され登録されるべきだと繰り返し表明している。

ゲンスラー氏は今回のインタビューで、大手金融機関が顧客向けの商品設計で仮想通貨の選択肢を加えようと思うかどうかは金融機関が決めることだとも指摘した上で、その場合でも仮想通貨のリスクをきちんと開示する必要があると主張した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます