- 2022/07/25 掲載
午後3時のドルは小幅高の136円前半で小動き、米金利低下が重し
週明けのドルは136円前半から仲値にかけて136円半ばへ上昇したものの、関連売買が一巡すると値動きが停滞した。26―27日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、積極的な動きは乏しかったという。
米10年債利回りはアジア時間の取引でも2.78%台と、前週末海外でつけた2カ月ぶり低水準から大きな動きは見られなかった。市場では、最近の米景気減速懸念とともに「参加者の夏季休暇入りで売り持ちを縮小する動きが出ている」(外銀)ことも、金利低下の一因として指摘する声があった。
前週末に、予想を下回る7月総合購買担当者景気指数(PMI)を受けて売られたユーロは、139円付近で上値の重い展開となった。
ただ、前週末の独債券市場ではイールドカーブがブル・スティープ化。景気後退を織り込むような「積極的なブル・フラット化が見られてもよいところだが、現時点では市場もまだ、そこまでの材料が入手できていない」(SMBC日興証券チーフ金利ストラテジストの森田長太郎氏)段階にあるという。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 136.29/31 1.0197/01 139.00/04
午前9時現在 136.33/35 1.0198/02 139.04/08
NY午後5時 136.05/08 1.0210/14 138.95/99
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