- 2022/08/01 掲載
豪住宅価格の下落加速、シドニーは40年ぶり落ち込み
金利上昇や物価高騰を背景にシドニーが約40年ぶりの大幅な落ち込みとなる中、下落ペースは6月の0.6%から加速した。
ただ、2021年から22年初めの大幅な価格上昇を反映し、前年比では依然として8.0%上昇した。
主要都市が前月比1.4%下落と特に軟調で、前年比の上昇率も今年初めの20%超から5.4%に鈍化した。
シドニーは前月比2.2%、メルボルンは同1.5%、それぞれ下落し、落ち込みが加速している。シドニーは前年比でも1.6%上昇にとどまり、昨年の25%上昇から大きく減速した。
コアロジックの調査ディレクター、ティム・ローレス氏は「住宅市場は下落開始からまだ3カ月だが、全国住宅価格指数は08年世界金融危機の始まりや1980年代初めの急落時に匹敵する下落ペースを示している」と述べた。
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