• 2022/08/01 掲載

インフレやはり「一時的」な可能性 元中銀幹部などが発言

ロイター

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[29日 ロイター] - 世界の中央銀行や市場はインフレが「一時的」だとのシナリオを撤回しているものの、現在のインフレ高進が実際のところ一過性である可能性や、まもなく下振れ傾向が始まる可能性は極めて高い──。ロイター・グローバル・マーケッツ・フォーラムで元中銀幹部やエコノミストからこうした見方が示された。

カナダ銀行(中央銀行)のポロズ前総裁は「私は今でも(消費者物価の)上昇は一時的だとみている」と発言。インフレが市場の予想より長引いたことは認める一方、これは外的ショックによるもので、そうした動きは既にピークを付けた可能性があると指摘した。外的要因によるコモディティー価格上昇がピークまでに1年かかったことからすると、この場合は「一時的」という長さが少なくとも24か月を意味するということになると語った。

日銀政策委員会の木内登英元審議委員は「多くの中銀による現在の急激な利上げによって最終的に経済が損なわれ、需要鈍化を招く可能性がある」と発言した。「われわれは価格の安定を回復することができるが、その代償として経済を悪化させ得る」と述べた。

インスティテュート・オブ・インターナショナル・マネタリー・リサーチの創設者、ティモシー・コングドン氏は、米インフレはコロナ禍の経済への打撃に対応にするための急速な通貨供給拡大がもたらしたと指摘した上で、その後の通貨の伸びの完全停止を強調した。

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