- 2022/08/01 掲載
中国証券規制当局トップ、安定した市場運営が最優先と表明
中国証券監督管理委員会(CSRC)の易会満主席は共産党の理論誌「求是」に寄稿し、「株式市場には浮き沈みがあり、政府は通常の変動に介入すべきでないというのが原則だ」と表明した。
「しかし不介入は自由放任ではない」と指摘し「市場の失敗」による異常な変動を断固阻止しなければならないと主張した。
資本市場は一国の経済の「バロメーター」で期待と信頼を反映するとし、資本市場の安定的かつ健全な発展を維持することが重要との考えを示した。
規制当局はマクロ経済管理部門や業界監督当局との連携を強化し、一貫した政策期待を保ち、不動産開発業者のリスクを解決していくとした。
また、中国は登録制の新規株式上場(IPO)システムを完全に実施する条件を満たしており、規制当局はこの改革を円滑に実施していくと表明した。
証監会は中国企業の海外上場に関する規則の実施を急ぎ、さまざまな企業の海外上場を支援するとした。
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