- 2022/10/17 掲載
米ブロードコムの米VMウェア買収、EUから早期承認見込む=消息筋
EU欧州委員会の買収審査は最初の段階で結論が出ないと、4か月もかかる第2の審査に進むことになる。消息筋の1人は「今回は第2段階まで行く必要はないはずだ」と語った。「欧州委が第2段階まで行くに当たっては、水平統合なり垂直統合なり事業閉鎖リスクなりで本当に競争上の問題がなければならない。自分の見方では、今回はそうしたリスクは本当にないとわれわれは示すことができる」とも述べた。
ブロードコムの発表した買収規模は今年の世界の案件で2番目に大きい。同社は法人向けソフトウエア事業に参入し、事業多様化を進めたい意向。
IT企業が絡む案件に対しては世界各地で規制当局の精査が厳しくなっている。市場支配力が少数の企業に集中したり、スタートアップ企業を事実上、市場から排除する狙いで買収して事後的につぶしたりする可能性が懸念されている。
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