• 2022/10/17 掲載

来年にかけ景気回復続く、段階的な利上げが当面適切=タイ中銀

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[バンコク 17日 ロイター] - タイ中央銀行は17日、今年と来年、国内で景気回復が続くと表明、段階的で慎重な利上げが引き続き適切との認識を示した。ただ見通しが予測から乖離した場合は政策を調整することは可能だとも指摘した。

アナリスト会議向けの声明で明らかにした。経済成長率の予測は今年3.3%、来年3.8%。観光の回復と民間消費拡大が原動力となる見通し。

国内経済は今年末か来年初めに新型コロナウイルス流行前の水準に戻る見通し。

ピティ・ディスヤタット総裁補はアナリスト会議で「景気を減速させたくない。インフレは主に需要ではなく供給が原因だ。国内経済は潜在的な水準にはまだほど遠い」と述べた。

利上げの最終到達点は決定できないが、現在の水準はまだ中立的ではないと発言。経済成長率が潜在成長率に達すれば中立的な水準を見込めるが、1年前後かかる見通しという。

バーツ安については、引き続き他のアジア通貨の値動きとタイの経済ファンダメンタルズに沿ったものだとし、経済や資本フロー全体に悪影響は及んでいないと述べた。

タイは対外的な安定度が高く、為替のボラティリティーに耐えられる見通しという。

中銀幹部によると、総合インフレ率は年内に緩やかに低下し、コアインフレ率は今四半期にピークに達する見通し。経常赤字は大きな懸念要因ではなく、観光に支えられ来年には黒字になる見通しという。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます