- 2022/10/19 掲載
韓国カカオ共同CEOが辞任、通信障害で批判高まる
同社が運営する国内最大の通信アプリ「カカオトーク」で障害が発生し、政府やユーザーから批判が相次いでいた。
辞任は19日付。ホン・ウンテク共同CEOが単独CEOとなる。
通信障害はソウル近郊のデータセンターで15日に火災が起きたことを受けて発生。19日時点で大半のシステムが復旧したが、依然多くの機能が不安定な状態が続いており、タクシー運賃の支払いやレストランの予約などさまざまなサービスに支障が出ている。
カカオトークは2010年にサービスを開始。人口5160万人の韓国でアクティブアカウントは4700万件以上に達しており、単一のアプリに国民の多くが依存する状況を疑問視する声も出ている。
中小企業団体によると、今回の通信障害で500社以上の中小企業が売り上げ落ち込みを訴えている。
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