- 2025/07/29 掲載
不正取引補償で相次ぎ損失=証券各社、SBIは80億円
SBIホールディングスは29日、子会社SBI証券で発生した不正取引の被害補償により、2026年3月期連結決算で総額約80億円の損失を計上すると発表した。同社は原則として被害額の2分の1を金銭で補償する。
また、楽天証券は25年6月中間連結決算に10億円の特別損失を計上。松井証券は4~6月期に2億7400万円を計上した。
野村証券を傘下に持つ野村ホールディングス(HD)も同日、4~6月期連結決算に66億円の補償費用を盛り込んだと明らかにした。野村証券は、本人認証を強化した先月28日までに発生した被害については、顧客口座を不正取引が行われる前の状態に戻す原状回復を実施する方針だ。
【時事通信社】
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