記事 IT戦略・IT投資 IPA調査「DX動向2024」で判明…日本企業「AIの実力」、意外と凄い?生成AI利用率とは 2024/07/26 2021年以降、情報処理推進機構(IPA)は日米企業のDXの状況をまとめた調査レポート「DX白書」を発行してきました。その後、このDX白書を引き継ぎ、日本におけるDXの取り組み状況に関する調査(2024年2月上旬~5月上旬)を「IPA DX動向2024」として2024年6月に公開しました。今回は、約50ページにおよぶ「IPA DX動向2024」のポイントを5分で解説します。
記事 データ戦略 イノベーション創出のカギは「あの役職」、目指すべきガートナー流「リーダー像」とは 2024/07/25 企業が成長を続けるために、データやAI活用によるイノベーション実現の重要性が増している。そうした中で、自らの知見を生かしてイノベーションの実現に寄与できる可能性を秘めているのが、データを主体的に扱うD&A(Data&Analytics)リーダーだ。D&Aリーダーが主体性を発揮して、イノベーションに携わるには何が必要なのか。ガートナーの藤原恒夫氏が解説する。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング BIツール選定で知らないと損する「6つのポイント」、AI時代の視点をガートナー解説 2024/07/09 自社のデータ活用を進化させるのに有効なBIツールやアナリティクスツール。企業がこれらの導入を検討する際に頭を悩ませがちなのが、ベンダー・ツールの選定をどう行うかだ。ガートナーのジュリアン・サン氏がこうした悩みを解決する上で役立つ、アナリティクス/BIプラットフォームに影響を及ぼす5つのトレンド、ツール選定で押さえておくべき6つのポイントなどについて解説する。
記事 IT戦略・IT投資 AI時代に「もはや必須」のデータ活用、理想的組織の「作り方」をガートナーが解説 2024/07/02 AIの普及が進む中、ビジネスにおいてデータを活用する重要性はこれまで以上に増している。そうした変化に伴い、データ/アナリティクス(D&A)組織に求められる役割も以前とは変わってきている。ガートナーによると、AI時代に求められるD&A組織を作り上げるには「人」と「可視化」がカギになるという。これまでのD&A組織を具体的にどう見直し、一体何を変えていけばよいのかを解説する。
記事 AI・生成AI AI活用は今からでも「全然間に合う」?2027年「意外な未来」をガートナーが予測 2024/06/25 近年新たなトレンドが次々と登場し、目まぐるしい変化にさらされているIT領域。今や生成AIの先駆け存在となったChatGPTも、まだ公開されてから2年が経っていない。そんな中で、ガートナーは毎年独自の将来予測を公表し、これから迎えるであろう変化への備えを促している。存在感を日に日に増す生成AIはこの先、社会やビジネスをどう変えていくのか。ガートナーが来るべき「2027年の未来」を解説する。
記事 IT戦略・IT投資 ITアウトソーシングはなぜ失敗するのか? ガートナーが教える必須3要件とスイカSLA 2024/06/11 IT関連の業務を外部委託する、ITアウトソーシング。日本ではSIer(システムインテグレーター)にアウトソーシングすることも多く、人材不足の解決などのメリットもある手法だが、効率面やコスト面で利用企業の期待に添わない結果となることも多い。ベンダーの「言いなり」になったり、逆にこちらの要求を押し付けるのではなく、委託先と適切な関係を築いて効果的なアウトソーシングを行うためにはどうすればよいのか。ガートナーが、成功のための「3要件」を解説する。
記事 AI・生成AI 知らないと“損しかしない”生成AI「7つ」の活用リスク、覚えておくべき対策とは? 2024/05/10 登場以降、企業における活用が本格化している生成AI。登場してまだそれほど時間が経っていない技術でもあるため、どのように活用を進めるか苦戦する企業も数多い。企業における生成AI活用のメリットに加え、活用における「7つ」のリスクとその対策について、ガートナーが解説する。
記事 IT戦略・IT投資 行政のデジタル化は「早くもオワコン」か、次代に求められる3つの柱とは 2024/05/07 IT技術を活用し、行政サービスの利便性向上などを実現する「デジタル・ガバメント」は、実践に向けた取り組みが国内外で活発だ。しかしそのデジタル・ガバメントはもはや「オワコン」と見ることができるのをご存知だろうか。その理由は一体何か。そしてデジタル・ガバメントの後には、どんな状態がやってくるのか。ガートナーが解説する。
記事 クラウド 日本に1.2兆円投資、オラクルのサフラ・キャッツCEOが語った「ある狙い」 2024/05/01 オラクルが今後10年で80億ドル(約1.2兆円)の巨額投資を日本で行うと発表した。投資分野はクラウド、AI、データセンター(DC)、カスタマーサポートなど多岐にわたる。今回、オラクル・コーポレーションのサフラ・キャッツCEOが来日し、日本で巨額投資をする理由について語った。競合ひしめくクラウド・AI分野でのオラクルの優位点はどこにあるのか。
ホワイトペーパー IT戦略・IT投資 読者アンケート調査結果ダウンロード用データ(PDF) 2024/04/23 ビジネス+IT 編集部が作成した、アンケート調査結果(PDF、全14ページ)は下記の「ダウンロードボタン」からダウンロードいただけます。 記事本編はこちら【読者調査・PDF資料付】なんと75%が「生成AI」活用、票を集めた「用途や課題」は?
記事 IT戦略・IT投資 【読者調査・PDF資料付】なんと75%が「生成AI」活用、票を集めた「用途や課題」は? 2024/04/23 いまや「DX」や「生成AI」という言葉を聞かない日はない。それほど広く認知され、企業活動で重要視されている。そんなDXと生成AI、またそれに付随するセキュリティ対策の具体的な取り組みの中身や活用状況は、実際のところどうなっているのだろうか。ビジネス+IT 編集部では、会員302名を対象にアンケートを実施し、その最新動向を調査・分析した。記事末尾には、無料でダウンロードできる調査結果のグラフをまとめたPDFデータ資料もご用意しているのでぜひご活用いただきたい。
記事 クラウド AWSなどクラウド「3強」時代はもう終わり?ガートナーが予想する2030年の未来 2024/04/11 誕生から20年近く経つクラウド・コンピューティングは、今や社会で重要な役割を果たすようになっている。2024年現在、注目するべきクラウドの動向とは一体何なのか。そしてこれから先、企業がクラウド戦略を立てる上では、どのような点を意識するべきなのか。ガートナー ジャパン ディスティングイッシュトバイスプレジデント、アナリストの亦賀忠明氏が解説した。
記事 クラウド もはや“古すぎ”の「オンプレかクラウドか」論争、「周回遅れ」を防ぐには何が必要? 2024/04/09 誕生から20年が経とうとしているクラウド・コンピューティング。その導入をめぐり、「クラウドかオンプレか」は長く議論されてきたが、現在はそうした議論はもはや「古い」と言える。これからの変化が激しい時代にクラウド化にどう向き合うべきなのか。クラウドをめぐるトレンドとともに、ガートナー ジャパン ディスティングイッシュトバイスプレジデント、アナリストの亦賀忠明氏が解説する。
記事 ID・アクセス管理・認証 「爆増するID」どう管理するのが正解? IAM(IDアクセス管理)の超重要3トレンド 2024/03/06 個人の消費活動や事業活動のオンライン化がここ数年で拡大している中、多くのデジタルサービスをよりセキュアに運用するためには、最適なアイデンティティ/アクセス管理(IAM:Identity and Access Management)が求められる。その実現のためには何が求められるのか。ガートナーのシニアディレクターでアナリストを務めるマイケル・ケリー氏が今後のIAMにおける現在のトレンドと将来予測を解説する。
記事 システム開発総論 Infrastructure as Code(IaC)とは何か?TerraformやAWSなどでどう構築すべきか 2024/03/01 企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)では、ビジネス環境の激しい変化に対して、柔軟かつ迅速に対応できるITシステムが求められます。それを実現するために生まれた考え方が「Infrastructure as Code(IaC:アイエーシー、コードとしてのインフラストラクチャ)」です。ここではIaCについて、基礎から、IaC活用のメリット・デメリット、それを実現するツール(Terraform、Ansible、Serverspecなど)のほか、Amazon Web Services(AWS)の「AWS CloudFormation」やMicrosoft Azureの「Azure Resource Manager(ARM)」など、クラウドサービスでのIaCなどもわかりやすく解説します。
記事 IT運用管理全般 プラットフォーム・エンジニアリングとは何か?ガートナーが解説するDevOps進化の要点 2024/02/05 DevOpsコミュニティを中心に「プラットフォーム・エンジニアリング(Platform Engineering)」が話題となっている。さまざまな側面から解説できる言葉だが、一般にアプリケーションの迅速なデプロイを実現し、自動化などによって開発者の生産性を高めるアプローチとされる。なぜ今、プラットフォーム・エンジニアリングが注目を集めるのか。また、どうすれば推進できるのか。Gartner シニア プリンシパル、アナリストのパンカジ・プラサド氏が、プラットフォーム・エンジニアリングの基礎からわかりやすく解説する。
記事 IT戦略・IT投資 デジタル定着の秘訣「DAP」とは?調査で判明「新ツールの負荷で年間1カ月浪費」の衝撃 2024/01/24 昨今、多くの組織がDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組み、さまざまなデジタルツールを導入している。だが、せっかく採用したツールが組織内で定着しないという声も聞かれる。ガートナーの調査では、「従業員は平均11種のアプリケーションを利用しているが、上手く使いこなせないために年間平均1カ月もの時間を浪費している」ことが明らかになった。ユーザーがより快適にデジタルツールを使いこなすカギとなる「DAP」とは何か、ガートナーのシニア ディレクター/アナリストのステファン・エモット氏が、同社の調査結果を踏まえて解説する。
記事 市場調査・リサーチ 【超詳細】生成AIへの意欲鮮明、2024年の「企業IT投資動向調査」 2024/01/05 調査会社のアイ・ティ・アール(以下、ITR)は2023年11月、「IT投資動向調査2024」の結果を公表した。この調査は2023年8月から9月にかけて、国内企業でIT戦略・IT投資の意思決定に関与する役職者を対象に、IT投資の状況についてアンケート調査を行ったもの。その結果からは、日本企業の今後のIT投資動向を占う上で、興味深い数々の考察が得られた。本稿ではその一部を抜粋して紹介する。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 観光か、侵略か。「インバウンド爆増」の光と陰、日本が進むべき観光立国への道筋とは 2023/12/07 オーバーツーリズムによって、観光エリアでは多様なトラブルが起きている。オーバーツーリズムとは、その地域が可能な受け入れ人数を超えて観光客が流入すること。海外では、観光ではなく「侵略だ」などと、反観光の声が過熱している国・地域もある。こうした中で観光立国を目指す日本では、オンライン施策を含めた対策が推進されている。だが、この深刻な状況に対し、本当に効果はあるのだろうか。国が新たに提示したオーバーツーリズム対策パッケージを踏まえながら見ていきたい。
記事 製造業界 【日本企業のDX意識調査】結果まとめ、担当者が共感する“あるある課題”の第1位とは 2023/10/16 2023年9月、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の支援、コンサルティングなどを行うINDUSTRIAL-Xは、2020年、2021年、2022年に続いて実施した「DX実現に向けた課題と意向調査2023年版」の結果を発表しました。今回は、この調査で明らかになった、日本企業のDX推進の課題や必要となる新たな検討事項の変化などについて見ていきます。
記事 AI・生成AI AWS・Azure・GCPの「生成AI戦略」を徹底比較、「クラウド未移行8割」めぐる大・争奪戦 2023/09/01 世界各国で生成AIブームが続く中、クラウド大手3社のアマゾン・マイクロソフト・グーグルは、AIを事業戦略の中核的な存在と位置づけている。主戦場である法人向けに、「トータルな運用コストの削減(アマゾン)」「社員端末のクラウド需要総取り(マイクロソフト)」「研究専門性の活用(グーグル)」など、それぞれに特徴のあるマーケティング方針を打ち出している。本稿では各社のAI戦略を比較し、どの企業がどの分野でリードしているのか、クラウドビジネスの現在地を明らかにする。
記事 IT戦略・IT投資 【最新調査】日本企業の「DX到達度」はどれくらい? 意外と進んでいる“あるIT領域” 2023/08/04 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、2023年5月に「DX推進指標 自己診断結果 分析レポート(2022年版)」を公表しました。「DX推進指標」の成熟度レベルの自己診断結果を取りまとめた本レポートの発行は2019年版、2020年版、2021年版に続き4回目となります。今回は本レポートに基づき、この4年間を比較し、日本企業のDXの取り組みの変化を概観します。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 いよいよ「日本を抜き去る」インド市場、アップルやアマゾンなどテック大型投資まとめ 2023/08/03 ゴールドマン・サックスの調査によると、現在GDPで世界5位のインドだが、2025年には日本を抜き、さらに2075年には米国をも超える見通しだ。この巨大市場の可能性を見据え、アマゾンやグーグル、アップル、マイクロンなど米テック・半導体大手企業によるインド投資が一層活発化している。米企業による「インドシフト」の現状を探ってみたい。
記事 物流管理・在庫管理・SCM サプライチェーン激変「8つの最新テック」、アディダスを圧倒できた“ナイキの秘密” 2023/04/26 新型コロナを契機に世界のサプライチェーンは一時、大きな混乱に見舞われました。企業は製品の供給を維持するため、デジタルサプライチェーンへの投資を加速させています。市場規模も最新調査によると、年率8.1%で成長する予想です。この記事では、ドイツの市場調査会社IoT Analytics(IoTアナリティクス)社の市場調査レポート「デジタルサプライチェーン市場:2022年~2027年」から、将来のデジタルサプライチェーンを定義する8種類のテクノロジーについて紹介します。
記事 IT戦略・IT投資 大丸・松坂屋、パルコのデジタル統括に聞く「GAFAとは違う店作り」、メタバースに商機あり 2023/03/28 コロナ禍では店舗の休業を余儀なくされるなど、受難の時期を経たJ.フロントリテイリング。再成長を目指し、データとデジタルテクノロジーを軸に新たな顧客接点を創る取り組みを次々に繰り出している。グループ各社とともに進める「リアル×デジタル戦略」のもとメタバース・Web3を取り入れた施策の事例や、それらのアクションを支えるデジタル人材育成の考え方について、グループデジタル統括部長の林直孝氏に話を聞いた。
記事 IT戦略 日米DXの残酷な差は「データ活用環境」にあり、何がどれほど違うのか? 2023/03/27 企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みの重要性が高まっている中、DXを推進する人材像やデジタル技術の活用などが求められている。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)はこの2月、「DX白書2023」を公開した。今回はこの「DX白書2023」から、DX時代の人材像やデジタル技術の活用などを中心に、解説する。日米DXの差を生む根本的な「データ活用環境」とは何か?
記事 メタバース・VR・AR・MR・SR・xR 4割超が自覚「10年以内にビジネス破壊」、迫る「フルデジタルの世界」にどう備える? 2023/03/20 ガートナーが2022年4月に実施した調査では、産業革命レベルのテクノロジーが与える影響について、43.7%の企業が「10年以内にビジネスそのものを破壊し、自社にも大きな影響がある」と考えていることが分かった。そして、現代におけるメタバースこそ、産業革命的なインパクトを社会にもたらすものであり、「メタバースが実現すると目される2030年に備えよ」とガートナーは提言する。「リアルのデジタル化」と「デジタルのリアル化」が双方向で進む今、どのようなテクノロジーに注目し、具体的にどう備えすべきなのか。ガートナーのディスティングイッシュト バイス プレジデント,アナリスト、亦賀忠明氏が解説する。
記事 IT戦略・IT投資 世界CEO調査でわかったCIO3つの重要課題、従業員重視、グローバル化終焉、インフレにどう対応? 2023/03/06 ガートナーが2022年にグローバルの企業CEOに対して実施したサーベイでは、経営トップの優先課題が大きく変化した年になった。成長を重視する姿勢は変わらないものの、やや低下傾向を示し、従来は顧客を重視してきたが、今回の調査では優先度が10位へと大幅に低下。代わりに「従業員」の優先度が2位に伸びた。グローバル化は終焉を迎え、売上高/利益拡大は緩やかになる一方で、環境への要求は高まった。さらには新たに「インフレ」という新しい課題も生まれている。2023年以降、どの課題にテクノロジーとリソースを振り向けるべきか、ガートナーのディスティングイッシュト バイス プレジデント, アドバイザリー、松本良之氏が解説する。
記事 経営戦略 北欧フィンエアーは、なぜ日本市場最強なのか?明かす独自戦略 2023/02/27 世界のエアラインはコロナ禍でダメージを受けた。その中でも他方面に比べ欧州のエアラインへの影響は大きかった。輸送力が下がった中でも米国・中国・中東エアラインはさほど順位を変えずにランキングしているが、欧州エアラインは一部のLCCを除き、フルサービスキャリアが軒並み順位を落とした。そのような厳しい状況の中、フィンランドの航空会社フィンエアーは日本路線を重要視し圧倒的な地位を築く。それはなぜか。フィンランドと日本の関係性を振り返りつつ、その戦略を追った。
記事 システム開発総論 中島聡氏が断言、「イノベーションは、コードから生まれる」と言えるワケ 2023/02/12 日本のデジタル競争力が米国に大きく水をあけられているのはビジネス+ITの読者ならよく知った事実だろう。この原因について、Windows 95の開発にも携わった天才プログラマー、中島 聡氏は「ソフトウェアエンジニア自身がコードを書くかどうか。このことが米国と日本のIT産業の明暗を分けた」と語る。中島氏がITゼネコンとも言われるいびつな構造の問題点と、自身の経験に裏打ちされた、ソフトウェア開発によるイノベーションの実現方法について解説した。