記事 ダイバーシティ 「離職率28%」出発の改革 サイボウズ野水氏「人は好きな事をやるとき一番成長する」 2016/07/28 「女性活用」「女性活躍」が叫ばれる昨今、堂々と「男女を区別してはいけない」「必要なのは男性の働き方改革」と言い切るサイボウズ 社長室 フェロー 野水 克也氏。前編では、「女性」「男性」を区別する「働き方改革」の考え方そのものに疑問を投げかけた同氏が、後編ではサイボウズで採用されている実際の制度を紹介する。
記事 グローバル化 孤立する中国が学ぶべきは、戦前日本の特異な「戦争観」だ 2016/07/28 南シナ海やAIIBを巡る問題で、孤立化を深めている中国。その状況を見ると、戦前の日本の姿と重なると語るのが、テレビや雑誌などでコメンテーターとして活躍中の国際ジャーナリスト、松本利秋さんだ。トップの意思決定の矛盾や、情勢判断の誤り、問題の先送り、無責任体質といった現代の日本企業も抱える問題点を通して、当時の日本がどのように世界から孤立していったのかを、松本さんに解説いただいた。
記事 人材育成・人材獲得 ストレスチェック義務化対策システム市場が急拡大、18億円規模に 2016/07/27 2015年12月1日から、毎年1年以内の実施が義務づけられた「ストレスチェック」。これを支援する国内ストレスチェックシステム市場は、2015年度前年比61.2%の大幅増になった。2016年度も114.6%増となっており、引き続き高い成長となる見込み。
記事 人材育成・人材獲得 IT系上場企業の平均給与ランキング2016(パッケージベンダ・SIer・ホスティング編) 2016/07/26 IT系企業で平均給与が高いのはどの会社でしょうか? 今年もIT系の主な上場企業を分類し、比較しやすいようにまとめてみました。後編は、パッケージソフトウェアのベンダ、SIer/システム開発、組み込み開発、ISP/ホスティングベンダなどの業種に分類した企業を中心に紹介します。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 猛暑の今夏、ビジネスパーソンは「休暇明け」の睡眠障害に要注意 2016/07/26 日本各地で梅雨明け宣言が発表され、いよいよ列島は夏本番。気象庁の長期予報では気温は平年並みか高めとの予測があり、どうやら猛暑は避けられないようだ。できれば仕事はそこそこに、避暑にでも出かけたいところだが、ビジネスパーソンは山ほど仕事を抱えている。もちろん、納期は待ってくれない。今回は隣の会社の夏季休暇事情を紹介するとともに、猛暑を快適に乗り切るためのポイントを紹介しよう。
記事 人材育成・人材獲得 IT系上場企業の平均給与ランキング2016(ネット/ベンチャー・ゲーム・メディア編) 2016/07/25 IT系企業で平均給与が高いのはどの会社でしょうか? 今年もIT系の主な上場企業を分類し、比較しやすいようにまとめてみました。前編は、ネット/スタートアップ系、ゲーム/エンターテイメント系、メディア系などの業種に分類した企業を中心に紹介します。
記事 AI・人工知能・機械学習 東大 松尾豊 氏が解説、「子どものAI」が起こす破壊的イノベーション 2016/07/25 東京大学 特任准教授 松尾 豊氏は日本における人工知能(AI)分野の第一人者として知られている。日本政府が本腰を入れるAI研究にも積極的に協力しており、経済産業省が主体となってが設立された「人工知能研究センター」の企画チーム長も務めている。松尾氏が、人工知能研究の歴史から現在の産業分野におけるAIの活用の実態、さらにディープラーニングを用いた「子どものAI」による破壊的イノベーションの可能性について語った。
記事 人材育成・人材獲得 あなたの部下は星野源が「LIFE!」で演じる「うそ太郎」状態だ 2016/07/22 NHKで好評放送中の「LIFE!~人生に捧げるコント~(以下、「LIFE!」)」は内村光良を中心としたタレント陣による、「人生」をテーマとしたコント番組である。「サラリーマンneo」「祝女」の流れをくむ番組であり、会社内の人間関係や事件をモチーフにしたコントも多い。人気俳優の星野源演じるコント「うそ太郎」は中でも出色の企画であり、スキルの不足ゆえに生じてしまう部下の「ウソ」が描かれている。
記事 ダイバーシティ 「女性活用とか一度も言ったことはない」 サイボウズ 野水氏が語る「女性活躍」 2016/07/21 「女性の働き方」を論ずるとき、2つの言葉が使われる。1つは「女性活躍」。もう1つが「女性活用」。「活用」という言葉には「活用する」男性、「活用される」女性が隠れた前提とされているようにも見える。こうなると、「女性の働き方」は女性が解決する課題なのか、男性が管理する問題なのか、誰の課題で、誰が動く必要があるのか判然としない。そもそも、労働に関し「女性」「男性」という線引きは適切なのだろうか。サイボウズ 社長室 フェロー 野水 克也氏は、「男女を区別してはいけない」「男性の働き方を変えなければいけない」と語る。
記事 リーダーシップ CEOは何をする人? あなたが「強い経営者」になるために 2016/07/20 CEOは何をする人なのか? 答えられるビジネスパーソンは多くないかもしれない。答えから言ってしまうと、CEOは、企業の「命題」に向き合い、「モデル」を考え、「モデル」を組織的に実行する。本連載では、そんな「CEOの仕事」を複数回に分けて多角的に解説してきた。最終回である今回は、今までに紹介したモデルを振り返りつつ、「グローバルに戦うCEOが自社を強化するためになすべきこと」をより具体的な事例を交えて解説。アクト・コンサルティング 取締役 経営コンサルタント 野間 彰氏が世界を相手に戦うCEOたちにエールを贈る。
記事 AI・人工知能・機械学習 PFNとIBMがAIの「擬人化」に違和感を持つワケ 2016/07/19 経済産業省の調査によると、ロボット産業市場は2025年に5兆3000億円、2035年には9兆7000億円規模にまで達すると予測されている。少し前まで、ロボットを活用する業界といえば、製造業が中心だったが、今後はサービス業などでも人工知能・AIを備えたロボットが普及するという専門家の指摘もある。ディープラーニング研究で知られるPreferred Networks(以下、PFN) 最高戦略責任者 丸山 宏氏と、日本IBM 執行役員 開発研究担当 久世 和資氏が、ロボットとAIが産業に与えるインパクトや、AIが生み出した知的財産の課題に関して議論した。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 九州の出版社版リアル「重版出来!」 芥川賞候補作品編集者の仕事の流儀とは 2016/07/16 6月20日、第155回芥川賞の候補作が発表された。その中には、今村 夏子さんの「あひる」があった。同賞の結果は7月19日に発表される。「あひる」は福岡市の出版社、書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)が発行した文学ムック「たべるのがおそい」創刊号に掲載されたもので、その担当編集者が田島安江さんだ。「たべるのがおそい」はすでに重版済み。三刷も間近だという。人気作を生み出す原動力はどこにあるのか? 出版不況と言われる中、精力的に本を作り続け、九州の文芸誌では20年ぶりとなる芥川賞候補作品「あひる」を世に出した田島さんに聞いた。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 ソフトバンク流「地方創生」、長野県塩尻市を「インターン」で活性化? 2016/07/15 ソフトバンクは「地方創生」×「ICT」をテーマに、長野県塩尻市と協力して新しいインターンシップを実施する予定だ。インターン生は地方創生を目指し、塩尻市の実際の課題に対して解決策を模索していくという。このプロジェクトをスタートさせることになった経緯と、その狙いなどについて、ソフトバンクの日下部 奈々氏と佐々木 力王氏に話をうかがった。
記事 グローバル化 バングラデシュで「貧困」と「教育」の問題に立ち向かう、日本人起業家の志 2016/07/12 バングラデシュは学生人口が3000万人に上るにもかかわらず、公教育のシステムが充実しておらず、貧困によって満足に教育が受けられない子どもたちも多いという。貧富の差に関わらず未来を主体的に選択できる社会を目指し、バングラデシュで教育IT企業「Venturas Ltd」を起業した上田 代里子氏に、バングラデシュの教育の実態やビジネス環境について話を伺った。
記事 イノベーション ユーグレナ 出雲社長の「ミドリムシで地球を救う」という信念が未来を拓く 2016/07/11 ミドリムシ、ユーグレナ、最近では関連商品をよく見かけるようになった。しかし、こうして世の中に普及させるためにはユーグレナの大量培養が必須。そして、その屋外大量培養技術を確立し、事業化に成功したのが日本のベンチャー企業、ユーグレナだ。
記事 人材育成・人材獲得 日本企業の「先送り」体質、そのルーツは旧・日本軍にあった 2016/07/11 三菱自動車工業の燃費データ偽造問題、シャープが台湾企業の傘下に入るなど、日本の名門企業の凋落ぶりには驚きを禁じ得ないが、その原因の根底には、企業トップの不決断、先送り体質があり、そのルーツを辿ると、かつての「旧・日本軍」に通じていると、国際ジャーナリストの松本利秋さんは言う。今も昔も「想定外」にまったく対応できない日本企業の体質とは? テレビや雑誌などでコメンテイターとして活躍中で、先頃『なぜ日本は同じ過ちを繰り返すのか──太平洋戦争に学ぶ失敗の本質』を著した松本利秋さんに、最近の日本企業の凋落と、かつての日本軍の組織的欠陥の共通性を考察いただいた。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR グロースドリブンデザインとは何か? Webサイト改善手法の基本と手順を解説 2016/07/11 ビジネスをグロースさせるためにWebサイトが重要であることは言うまでもない。にもかかわらず、そんな重要なWebサイトでも年間でほとんど改善が行われないケースも多い。こうした中、新たなWebサイト構築の概念として「Growth Driven Design(グロースドリブンデザイン)」が米国で注目されている。インバウンドマーケティングを米国で普及させたHubSpot(ハブスポット)のパートナー・プログラム・マネージャーが、グロースドリブンデザインの基本概念や導入手順について解説した。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 「すみません、子供がいるので…」 ”罪悪感”を抱えながら働くママをなくしたい 2016/07/08 「働き続けたい」と思っていても、妊娠・出産を機に、仕事を辞める女性は多い。そんな女性をサポートしたいという思いから、フリーランスママのための働き場を提供しているのが、「Mom's Lab」(マムズラボ)だ。その母体となる全国フリーランスママのお仕事ネットワーク「クリエイティブマムズリンク」を立ち上げた佐藤 にのさんに、ビジネスの現況と展望を聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 東京大学 松尾 豊 准教授が予言、AIが実現させるのは「理想の社会主義」 2016/07/07 野村総合研究所は2015年12月、「今後の10~20年で、日本の労働人口の約49%が、技術的には人工知能(AI)などで代替可能になる可能性がある」とのレポートを公開した。あらゆる分野で活用が期待されているAIは、どのような領域で人間に取って代わるようなインパクトを与えるのか。そしてAI普及の先には、どのような社会が実現されるのか。AIやディープラーニングを専門とする東京大学特任准教授 松尾 豊 氏とMIT Media Lab所長 伊藤 穰一 氏が議論した。
記事 新規事業 あなたのやり方はなぜ理解されない? 「プロジェクト立ち上げ力」の強化法 2016/07/05 これまでに紹介したプロジェクト立ち上げの勘所は、プロジェクト立ち上げを狭い範囲でしか捉えていない多くの組織にとってパラダイム変革だ。システム化計画の目的は何か、これを組織で共有し、組織的な取り組みを行う決断が必要になる。すなわちプロジェクト立ち上げ力強化そのもののプロジェクトが必要なのだ。プロジェクト立ち上げ力強化の目指す姿、これを達成するための課題と解決策、プロジェクト立ち上げ力強化の進め方を解説する。
記事 人材育成・人材獲得 ビズリーチ南 壮一郎社長に聞く、人事の仕事が「AI」に奪われない理由 2016/07/04 人の仕事が人工知能(AI)にリプレースされる、という話がよく聞かれるようになった。企業における人事部門の仕事においてはどうだろうか。この問いに対して「ノー」と答えるのが、インターネットを使った人材サービスを提供するビズリーチ 代表取締役社長 南 壮一郎 氏だ。人事の仕事にAIを活用することでいかなる変化が起こるのか、南氏に聞いた。
記事 人材育成・人材獲得 出社前に見る「朝の占い」にイラつくワケ 2016/06/29 朝のテレビ番組で流れている「12星座占い」や「血液型占い」をチラ見する度に、違和感をおぼえる人はいないだろうか。人を12分の1、あるいは4分の1に分類したところで「なぜ今日の運勢が分かるんだ?」と。人はそれぞれ固有の存在であり、生年月日や名前も違えば、人生に起こることや過ごし方も異なるはずである。「万物は数である」とはピタゴラスがのこした言葉だが、生を受けた生年月日や名前の画数もまた数の象徴であり、占いにおいても重要な意味が込められているのだ。
記事 グローバル化 富士通も出展したSXSWという体験:いま、企業がSXSWへ向かう理由 2016/06/27 毎年3月、米国テキサス州オースティンで開催されるイベント、SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)。このイベントには、音楽・映画・テクノロジー業界のプロフェッショナル、クリエイター、そして新しいアイデアや創造的なプロダクトが数多く集まる。ここ数年、SXSWを目指すハードウェアベンチャーの数は増えており、大手企業にもその流れが起きている。そのSXSW2016を振り返るパネルディスカッションが行われた。
記事 リーダーシップ 他人事だと思っていませんか? 管理職にも社員にも影響するワーキングマザーの働き方 2016/06/22 ソフトバンクらしさを前面に押し出した社員発信型の学びの場「知恵マルシェ」。ここでは、社員自身が知恵や知識を他の社員にシェアする。そこで、働く女性にスポットを当て、ワーキングマザーの環境改善に向けて自らの知識をシェアしたのが、ソフトバンク IT統括 管理統括部 人材計画室 伊藤 縁(ゆかり)氏だ。4月には女性活躍推進法が本格スタートしたが、ワーキングマザーを取り巻く環境は整備されているとは言い難い。女性が活躍する環境とは何なのか? ワーキングマザーは当人だけ、女性だけの問題なのだろうか? 仕事と家庭の両立は女性だけの問題だろうか? 自身もワーキングマザーである伊藤氏が、ワーキングマザーと上長のコミュニケーションの重要性を語った。
記事 ダイバーシティ work with Pride、日本初の企業によるLGBT取り組み指標「PRIDE指標」を策定 2016/06/21 昨年11月、渋谷区と世田谷区2つの区で同性カップルを結婚に相当する関係と認める制度が始まった。さらに、5月には代々木公園にて、LGBTの人々が差別や偏見に悩まされることなく前向きに生きていくことができる社会を目指すイベント「Tokyo Rainbow Pride 2016」が開催され、IBM、ライフネット、AIGグループなど大企業も自社の取り組みを紹介した。しかし6月、フロリダ州でゲイの人々が集まるナイトクラブ「Pulse」にて、銃撃事件が起こった。世界中がLGBTの権利で揺れる中、任意団体work with Prideは、日本初となる、企業の LGBTに関する取り組みの評価指標「PRIDE指標」を策定した。
記事 リーダーシップ 経営者が自ら実践するグローバルベンチマーキング、1番信頼できる情報ソースは何か 2016/06/21 ビジネスとその方向性を決定づける企業の「命題」と「モデル」。経営者がこれらを認識し、自覚的に設定できないとき、意思決定がぶれ、首尾一貫した経営は不可能だ。これまで、命題とモデルとオープンイノベーションの関わり、国内外のモデルの例、業務のIT化など、実践的な視点で命題とモデルとの向き合い方を解説してきた。今回は、他社の「命題」と「モデル」のベンチマークの重要性、そしてベンチマークの方法をアクト・コンサルティング 取締役 経営コンサルタント 野間 彰氏が伝授する。
記事 人材育成・人材獲得 ビジネスパーソンが抱える「対人関係」の悩みは「3C」で解決せよ 2016/06/20 書店に行けば山のように積まれている「フレームワーク」に関する本。現場で働く営業にとって、本当にフレームワークなど必要なのだろうか。実はフレームワークの代表格といえる「3C」を活用することで、営業をはじめとしたビジネスパーソンの「対人関係」を円滑にする方法が見えてくる。
記事 人材育成・人材獲得 夫婦関係に自信がない? 「旦那様取扱説明書」で離婚危機を回避せよ 2016/06/18 6月といえば、「ジューン・ブライド」などといわれ、結婚式を挙げるのに人気のシーズンだ。しかし、結婚生活が破綻し、離婚に至るケースは少なくない。厚生労働省のデータによると平成26年の婚姻数は64万3749組で離婚数は22万2107組。結婚していくカップルの傍らで、その3分の1の数のカップルが離婚していることになる。幸せな結婚生活を続けていくには、何をすればよいのか。ネットやブログを活用し、夫婦問題を解決する手助けをしてきた夫婦問題相談室マイハピネス カウンセラーの河村 陽子氏に聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 野口悠紀雄教授直伝、アイデアがどんどん出てくる音声入力活用法 そのコツは? 2016/06/17 今や家電やスマートフォンにも搭載され、身近になっているAI。その技術は言語の理解や推論を通して文章化のサポートをするまでになっている。話題に事欠かないAIだが、私たちの仕事にどのように関わってくるのだろうか。スマートフォンの音声入力を最大限活用して書かれた、「話すだけで書ける究極の文章法 人工知能が助けてくれる!」(講談社)の著者で、一橋大学名誉教授 野口 悠紀雄氏にAI、特に音声入力のビジネスパーソン向け活用法を聞いてみた。
記事 AI・人工知能・機械学習 新井紀子教授が予見!ロボットで失業するのは「銀行の窓口」より「半沢直樹」 2016/06/13 2011年から国立情報学研究所(NII)が取り組みを開始した人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」。このプロジェクトは、人工知能(AI)が搭載されたロボット(東ロボくん)が、東京大学の入学試験を受験して合格を目指すというもの。このプロジェクトを牽引するNII 社会共有知研究センター長 情報社会相関研究系教授の新井紀子氏は「単にロボットが東大に入れたらいいなというのはSFの世界だけ。我々は2030年にどんな職業がロボットに代替されて、どんな職業が人間に残るのかを正確に予測するためにこのプロジェクトを始めた」と狙いを語る。