記事 IoT・M2M 東芝とシスコがIoTで協業、製造、交通・運輸、スマートシティでソリューション開発 2014/11/13 東芝と米シスコシステムズは13日、IoT(Internet of Things)分野における協力関係を構築する協議に入ったと発表した。今後両社は、製造、交通・運輸、スマートシティを中心とした産業分野におけるグローバルでのIoT市場向けに共同研究やソリューション開発、事業化の可能性について検討を進めていく。
記事 製造業IT メルセデス・ベンツの自動運転への挑戦、125年前の歴史的ルートで再び 2014/11/06 日米欧において、クルマの自動運転技術の開発競争が激化している。ドイツの名門、メルセデス・ベンツも自動運転の研究・開発に熱心に取り組むメーカの1つだ。その走行システムは現在、ドライバーの運転をアシストする「S 500 INTELLIGENT DRIVE」として発表されている。「高速道路以外での自動走行は問題が山積」ながらも、同社が自動運転に取り組んでいる道は、125年前に同社が世界初となる自動車の長距離走行を敢行した「ベルタ・ベンツ」(カール・ベンツの妻の名前)という歴史的なルートだ。同社法人のハルトムート・シェーファー氏がメルセデス・ベンツの自動運転の取り組みを明かした。
記事 製造業IT 日産自動車の次世代自動車戦略、コネクテッド・自動運転・ビッグデータ活用の最新動向 2014/10/31 日産自動車は現在、「ゼロエミッション」「自動運転」「コネクテッドカー」という3つの柱を掲げ、新たなビジネスモデルやマネタイズモデルの確立に向け邁進している。同社の車両IT&自動運転事業本部 本部長である山本浩二氏は、「いまやクルマはコネクテッドが当然の時代になった。コネクテッドは、EVや自動運転にも深い関係がある。我々は将来の大きなビジネスチャンスになると考えており、パートナーと協力しながら取組みを進めている」と語る。山本氏がコネクテッドカーの“つながり”を高める自動運転のロードマップや、パートナー連携、異業種メーカーとの共存など、同社の重要な戦略について明かした。
記事 IoT・M2M GE、ベライゾンとIoTで協力 GEのマシンをベライゾンのM2Mで接続 2014/10/21 ゼネラル・エレクトリック(GE)とベライゾンは21日、IoTやM2Mの利用拡大に向けて協力していくと発表した。両社は、ソフトウェア搭載のGEのマシンおよびデバイスを、ベライゾンのM2Mおよびクラウドプラットフォームに接続し、セキュアなインダストリアル・インターネットを実現するワイヤレス通信システムとして共同で開発していくという。
記事 ソーシャル・エンタープライズ2.0 電通、デジタルマーケティング・IoT事業の新会社「電通ブルー」を設立 2014/10/16 電通の100パーセント子会社である電通デジタル・ホールディングス(以下、DDH)は16日、デジタル事業の開発・提案を行う新会社「電通ブルー」を15日に設立したことを発表した。
記事 IoT・M2M 日立ハイテクノロジーズと日本マイクロソフト、Azure上に予兆診断の「BD-CUBE」を構築 2014/10/15 日立ハイテクノロジーズ(以下、日立ハイテク)と日本マイクロソフトは15日、医療機器や産業機械などの機器や設備の安全・安定稼動を支えるクラウドサービスのグローバル展開において協業すると発表した。
記事 IoT・M2M 日本マイクロソフトと竹中工務店、IoTによる次世代建物管理で連携 機械学習など活用 2014/10/15 日本マイクロソフトと竹中工務店は15日、IoTとクラウドサービスを活用した建物設備のモニタリング、管理・分析等を自動的に行う次世代建物管理システムの構築・提供で連携することを発表した。機械学習を実現する「Microsoft Azure Machine Learning」など、IoTやビッグデータを活用したクラウド型の建物制御、監視システムの構築を行うことで、将来的な建物機能のさらなる高度化や、技能継承・人材不足といった社会的な課題に応えていくという。
記事 新規事業 帝国データバンクがロボットベンチャー110社の経営調査 資本面の脆弱さ浮き彫りに 2014/10/02 帝国データバンクは9月30日、ロボットベンチャー110社の経営実態調査の結果を発表した。
記事 IoT・M2M 孫 泰蔵氏が語るIoT時代のイノベーション 「日本に起業家輩出のエコシステムを創る」 2014/10/01 1995年頃からインターネットの商用化が始まり、2002年にはブロードバンドが登場、2007年にはiPhoneが発売されて、インターネットはモバイルネットワークへと進化し始める。こうしたトレンドの中心でイノベーションを生みだし続けている聖地こそがシリコンバレーだ。新しいベンチャーが次々と誕生するシリコンバレーの生態系を日本に創るためにMOVIDA JAPANを立ち上げた孫 泰蔵氏は、Tech in Asia主催「Startup Asia Tokyo 2014」に登壇。IoTの登場によってパラダイムシフトが起きている今、日本やアジアでイノベーションを起こすことの重要性を説いた。
記事 Webセキュリティ トレンドマイクロが「Trend Micro Smart Home Network」を公開 ASUSルータに搭載へ 2014/09/26 トレンドマイクロは26日、家庭内デバイスをネットワークレイヤで保護するセキュリティ技術「Trend Micro Smart Home Network」の提供を開始した。
記事 IoT・M2M IoTによる農業革命、センサーネットワークは日本の農業を変えるのか? 2014/09/24 異常気象が頻発する現在の地球環境下において、いかに環境負荷を低減し、生産効率を高めつつ、食の安全性と品質を高めていくのか。現代の農業には、非常に高度な要求が課せられている。このような課題に対して、PSソリューションズが目指しているのが、ITと農業の融合による新事業の創造である。手始めに「e-案山子」と名付けた農業センサーネットワークを通じてデータに裏付けられた精密農業を実現し、新規就農者の育成を支援する。
記事 IoT・M2M インテル 野辺 継男氏が語るIoTの衝撃 ゲームとクルマの共通点が導くイノベーション 2014/09/19 クルマとITの融合はグローバルで注目されており、その開発も大競争時代に突入している。クルマがセンサネットワークを形成し、同時に内部のデータがクラウドで結びつくことにより、自動運転の実現など、想像を越えたレベルの利便性や安全・安心を提供できる可能性があるからだ。その際にキーポイントになるのは、やはりデータ・サイエンスの力だ。先ごろ開催された「DATA Scientist Summit 2014」に登壇したインテルの野辺 継男氏は、かつて自動運転の開発を牽引してきた人物だ。同氏は「いま自動車分野で、なぜデータサイエンティストが極めて重要なのか?」という点について述べた。
記事 IoT・M2M 日立製作所、「M2Mトラフィックソリューション」を開始 インフラ構築支援 2014/09/04 日立製作所は4日、電力や水道、ガス、交通などのさまざまな社会インフラ分野において、施設・設備の管理や予防保全などを目的としたM2M向けシステム基盤「M2Mトラフィックソリューション」を開発し、電力事業者や鉄道事業者などの社会インフラ事業者向けに販売を開始すると発表した。
記事 ビッグデータ 損保ジャパン日本興亜、走行データ解析で安全運転を支援「スマイリングロード」提供へ 2014/09/03 損害保険ジャパン日本興亜と損保ジャパン日本興亜リスクマネジメントは1日、同社の自動車保険を契約している企業向けに安全運転支援サービス「スマイリングロード」を提供開始すると発表した。
記事 ビッグデータ 楽天 三木谷氏、日本マイクロソフト 樋口氏が語る、ビッグデータ時代の事業戦略 2014/08/28 ビッグデータ時代を迎え、企業経営にも新たな改革とチャレンジが求められている。SNSやクラウドから得られるビッグデータ、モバイル端末などのICTをどう経営に生かすべきだろうか? 先ごろ開催された世界ICTサミットに招聘された楽天の三木谷氏と、日本マイクロソフトの樋口氏は、ICTのトップ企業の立場から、今後の事業戦略や経営者に求められるリーダーシップなどについて議論を交わした。
記事 IT市場調査 IoT、ウェアラブルUIなどが期待のピーク、ビッグデータやインメモリDBは幻滅期へ 2014/08/21 米調査会社のガートナーは、エマージングテクノロジーに関するハイプサイクルの2014年版「Gartner's 2014 Hype Cycle for Emerging Technologies Maps the Journey to Digital Business」を発表しました。
記事 IoT・M2M 国内IoT市場の売上規模、2013年は11.1兆円 2018年には倍増へ 2014/08/07 2013年の国内IoT(Internet of Things)市場の売上規模は11兆1,240億円、また同年のIoTデバイスの普及台数は4億9,500万台となった。
記事 IoT・M2M 新聞の一面トップでも報道 多発するルータへの攻撃が、IoT機器にまで拡大する日 2014/08/07 ここ数日、家庭用ルーターを悪用するサイバー攻撃が頻発し、インターネットに接続できなくなる障害が数多く発生している。IoT(Internet of Things)/モノのインターネットが普及することで、監視カメラ、各種センサー、自動車、家電製品、あるいは、子どもやペットの見守りカメラソリューション、簡易リーダーを使ったリモート決済システム、カーナビやIVI機器など、さまざまな機器がインターネットに接続される。社会へのインパクトが大きいだけに、こうした機器へのセキュリティ対策が追いつかない状況でインターネットに接続されてしまった場合、予想だにしない深刻な問題が発生し得るのだ。
記事 ロボティクス・ドローン ソフトバンク、ロボット事業会社の「ソフトバンクロボティクス」設立 2014/08/01 ソフトバンクグループのソフトバンクロボティクスは8月1日、ソフトバンクモバイルから譲り受けたロボット事業を開始したと発表した。
記事 生産・製造管理・PLM トヨタ自動車 加藤光久 副社長が語る「もっといいクルマづくり」を支える技術と仕組み 2014/07/23 トヨタ自動車 取締役副社長 加藤光久氏は、入社後の約16年間にわたり開発畑を歩み、2000年からチーフエンジニアとして12代目クラウン(通称:ゼロクラウン)開発の陣頭指揮をとった人物としても知られる。その後、トヨタテクノクラフトの社長に就任し、製品企画本部長などを歴任後、現職に至っている。そんな同氏が、いまトヨタが進めている安全・環境面での技術戦略と「Toyota New Global Architecture」(TNGA)の取り組みについて語った。
記事 IoT・M2M NTTPC、「IoT」時代を見据えたM2Mクラウドプラットフォームを提供開始 2014/07/16 NTTPCコミュニケーションズ(以下NTTPC)は、フィールド業界向けワンストップソリューション『フィールドクラウド』において、IoT/M2Mのデータを簡単に収集・蓄積する、高信頼なM2Mクラウドプラットフォームを7月15日より提供開始した。また7月29、30日に開催される『Embedded Technology West 2014』へ出展し、同サービスのデモ環境を展示する。
記事 ウェアラブル JALとNRI、スマートウォッチとiBeaconを活用した実証実験を開始 2014/07/14 日本航空(JAL)と野村総合研究所(NRI)は14日、iBeaconとスマートウォッチを活用して、空港旅客業務の先進化に向けた実証実験を開始すると発表した。2014年7月16日から約1カ月間実施する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 日本通運、運行管理システム刷新 800拠点1万台のトラック運送を可視化・分析可能に 2014/07/11 日本通運は、国内の運行管理システムと作業管理システムを統合し、全国800か所の運送拠点で稼働する1万台のトラックの車両位置・走行速度・積荷状況などの運行情報を可視化・分析可能な新システム「オペレーション支援システム」を導入し、2014年7月より稼働を開始した。
記事 製造業IT トヨタIT開発センターが語るクルマIT化の最新動向、積極化する開発者の囲い込みと育成 2014/07/10 クルマのIT化が進展している。車載器のオープン化やスマホ連携、そして走行データなどを集約してそれを自動車の安全性や利便性の向上につなげる動きが本格化している。トヨタの子会社で、クルマの先進IT領域での研究開発などを手がけるトヨタIT開発センターの円満字大輔氏が、5月に開催された「Data Business for Connected Vehicles Japan 2014(Telematics Update主催)」に登壇し、なぜ自動車業界がこれらのトピックスに注目しているのか、そしてIT業界と自動車業界の接点や、今後取り組むべき方向性はどうなっていくのかについて語った。
記事 IoT・M2M ソフトバンク・テクノロジー、OSSやIoT関連事業強化でミラクル・リナックスを子会社化 2014/07/08 ソフトバンク・テクノロジーは8日、ミラクル・リナックス社の株式58パーセントを取得、子会社化することを発表した。
記事 IoT・M2M IoTをめぐるベンダー動向と活用例、システムアーキテクチャの課題、2つの成長シナリオ 2014/07/03 IoT(Internet of Things:モノのインターネット)という言葉が登場したのは1999年。しかし当時はまだIoTを実現するための技術が追い付いておらず、IoTが再び世間の耳目に触れるようになってきたのが2011年。それから3年が経った現在、ようやく実用的な事例が見られるようになってきた。野村総合研究所の武居輝好氏は「企業もそろそろIoTを真剣に考えていい時期ではないか」と指摘するとともに、今後企業がIoTを活用してビジネスを拡大していくための2つの方向性を指し示した。
記事 IoT・M2M IoT時代に求められるシンクライアント環境実現へ、新会社TCSIが事業を本格展開 2014/06/27 シンクライアント・ソリューション総合研究所(以下、TCSI)は27日、「スーパー・シンクライアント・ソリューションの提供」をビジョンに掲げ事業を本格展開する。
記事 ビッグデータ 日産自動車のビッグデータ活用術、「UBx」が次のイノベーションをもたらす 2014/06/25 日産自動車がシリコンバレーにオフィスを構えたのが2011年。同拠点で2013年から本格的に取り組んでいるのが、ビッグデータデータの活用だ。クルマにおけるビッグデータとは、ロケーション・速度・アクセルの使い方といったプローブデータはもとより、最近ではスマートフォンと連携したデータやソーシャルデータなども対象になってきている。こうした中、同拠点でダイレクターをつとめる村松寿郎氏が次のイノベーションをもたらすものとして注目しているのが「UBx(Usage Based Services:利用に基づいたサービス)」だ。「UBI」「VMTs」「TaaS」など、新しいサービスが続々と生まれつつある。
記事 製造業IT トヨタ自動車、「T-Connect(ティーコネクト)」を発表 クルマ向けアプリマーケットも 2014/06/18 トヨタは18日、新テレマティクスサービス「T-Connect(ティーコネクト)」を発表するとともに、T-Connect対応ナビゲーションシステム(以下、T-Connectナビ)を今夏以降に発売すると発表した。さらに、外部開発者向けに新たに「TOVA(トーバ) : Toyota Open Vehicle Architecture」というオープンな開発環境とSDKを用意。「T-Connectアプリストア」と呼ばれる、車載機向けのアプリマーケットでの有料販売を可能にした。
記事 IoT・M2M いすゞが提唱する「MLE」、商用車ビジネスを変革する予測メンテナンスと部品寿命予測 2014/06/13 トラックやバンをはじめとする「商用車」において一番重要なことは、いかに問題なく走行できるかということだろう。これを解決するには2つのアプローチがある。1つはトラブル・故障・不具合を即時に把握すること。もう1つは問題が起きる前に予測メンテナンスを行うことだ。前者は、いわゆるテレマティクス技術で解決できる。しかし、後者は依然として十分な解決方法が見出されていない課題だ。いすゞ自動車 データ活用推進部 前園 昇氏は「部品の寿命予測がない限り、予測メンテナンスでの本格的なデータ活用は広がらない」とし、この問題を解決する新しい概念「MLE」(Machine Life Engineering)について提案した。