記事 経営戦略 メルカリも“新卒30人”を採用、デジタル分野の「インド協業」が加速するワケ 2018/12/03 デジタル分野における協力関係強化を進める日本とインド。2018年10月には「日印デジタル・パートナーシップ」が合意され、その動きは加速している。IoTの進展によって、ハードとソフトの融合はより重要性を増しており、ハードを得意とする日本と、ソフトウェアを得意とするインドの協力関係強化は大きな可能性を秘めている。インドの要人に加え、NECの遠藤信博代表やメルカリの小泉文明COO、経済産業審議官の寺澤達也氏などが集結し、これまでの取り組みと今後の展望について語った。
記事 経営戦略 インド首相が語る、「メイク・イン・インディア」が猛烈に拡大している理由 2018/11/19 首相就任後、「メイク・イン・インディア(インドでモノづくりを)」政策を掲げ、外国資本からの投資を誘致する経済改革を進めるナレンドラ・モディ氏。3回目の訪日となったこの10月には「日印デジタル・パートナーシップ」にも合意し、特にデジタル分野における「戦略的なパートナー」としてさらなる連携を深めている。「ノウハウと技術力を備えた日本企業とのパートナーシップをさらに強固にしたい」と述べるモディ首相が、今後の日印連携のカギを握る日本の経営者にメッセージを送った。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ GAFAの今後を左右する「テック規制論」、保守・リベラル・IT大手それぞれの立場 2018/11/14 米テクノロジー大手が巨大化する一方で、相次ぐユーザー個人情報の漏えいや悪用が発覚している。IT大企業の自己統治(ガバナンス)能力に疑問符が投げかけられ、規制論が超党派で盛んだ。しかし、風当たりの強まりを逆手に取り、業界にとって都合の良い「規制」に換骨奪胎(かんこつだったい)しようとする兆候が見られる。10月から11月にかけて、決算への失望などからアマゾン、アルファベット(グーグル持株会社)、アップルら米テック大手の株が軒並み急落しているが、追い打ちをかけることとなるか。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 斎藤哲也氏インタビュー:哲学の入り口は「センター倫理」がちょうどいい 2018/11/14 センター試験を入り口に、西洋思想を学ぶ――そんな画期的な本が生まれた。『試験に出る哲学 「センター試験」で西洋思想に入門する』(NHK出版新書)は、高校公民科目「倫理」のセンター試験から、古代ギリシアから20世紀前半までの著名な哲学者のエッセンスを学べる話題作。ベストセラー『哲学用語図鑑』(プレジデント社)の監修で知られる斎藤哲也氏、初の書き下ろし新書だ。「センター試験の問題は、西洋思想へのよき入門になる」と語る斎藤氏に話をうかがった。
記事 AI・生成AI 夏野剛氏×中島聡氏がホンネでぶっちゃけ対談、「日本は“正規”雇用をなくせ」 2018/11/13 Windows 95を設計した日本人として知られる中島聡氏と、iモードの企画開発で有名な夏野剛氏が発起人となり、先ごろNPO法人「シンギュラリティ・ソサエティ」が創設された。そのローンチを記念し、両氏による対談「Invent or Die - 未来の設計者たちへ」が開催された。デジタル・ネイティブ世代の若者たちが「未来の設計者」として立ち上がり、来るべきシンギュラリティ時代の起業家として活躍するために必要なことは何か? 両氏が熱く語りあった。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ オタク市場で存在感増す「コスプレ」、成長のカギはどこにあるのか 2018/11/08 矢野経済研究所によると2017年のオタクの市場予想規模は5,680億円。今後の成長も期待される。オタク系のイベントを主催し、クリエイターの育成発掘を手掛けるオタクラウドの茶木盛暢(ちゃきしげのぶ)代表は「今後、オタク文化が成長していくには『個』が注目される仕組みが必要です」と話し、コミケに代表されるC2CやビジネスコラボをベースとしたC2Bを後押しするプラットフォームが不可欠だと断言する。ではどのようなプラットフォームが必要とされるのか。オタク市場の規模、内容、さらには仮想通貨「オタクコイン」も解説する。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ TVアニメはなくなったほうが「幸せ」? “カネ”が違いすぎるNetflixとAmazon 2018/11/03 「日本のTVアニメは、NetflixやAmazonに移ってしまったほうが、幸せなのではないか」ーー。日本のTVアニメの制作現場にカネが回っていない現状を考えるとその手もあるのではないかと考える筆者。構造上なかなか現場のアニメーターまで資金が回らない現状は変わりそうもない。では、予算が大きくなれば「幸せ」なのだろうか。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 世界史はなぜ「年号暗記」ではなく「数珠つなぎ」で学ぶべきか 2018/10/30 世界史の教養は、映画、小説、音楽、美術などさまざまなコンテンツを楽しむ上でも、このグローバル時代を生きる上でも、欠かせないものだ。世界史を知れば、人生がより豊かになる。しかし、一般的な世界史の教科書には「わかりにくさ」という大きな“問題”がある。そこで福岡県立高校の社会科教師・山﨑圭一氏はこの問題を解決するべく、2016年より、YouTubeで自身による世界史の授業動画「世界史20話プロジェクト」を配信し始めた。すると学生だけでなく、ビジネスパーソン、主婦、教育関係者など、幅広い人々の間で「わかりやすくて面白い!」と口コミが広がり、またたく間に累計再生回数は850万回を突破。“神授業”と呼ばれる山﨑氏の世界史の教え方は、今までの教科書の常識を覆す斬新なものだ。その一部を山﨑氏が紹介する。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ ラグビーは企業ブランドの向上に役立つのか? アジアで増える競技人口 2018/10/29 2019年、アジア初となる「ラグビーワールドカップ2019」が日本で開催される。2015年のイングランド大会での日本代表の活躍もあり、注目度は次第に高まっているところだ。ラグビーは企業のコーポレートブランドを高めるとともに、今、日本を含めアジアの若い世代にラグビーが普及しつつあるという。日本ラグビーフットボール協会とアジアラグビーの理事が、ラグビーの持つブランド価値や競技の普及に向けた国内外の取り組み、地域活性化の展望などについて対談した。
記事 経営戦略 RIZAP 岡田章二 取締役が語る「結果にコミットする」IT戦略とは 2018/10/25 「結果にコミットする」でおなじみのプライベートジム「RIZAP」をはじめ、専属トレーナーによるゴルフレッスンや英会話スクールなどを展開するRIZAPグループ。同社は、美容・健康を軸に、アパレルや住関連などの領域でM&Aを活発に行ってグループを拡大するとともに、新たな顧客体験を実現するデジタル変革を急ピッチで進めている。変革の陣頭指揮を執る事業基盤本部 本部長 岡田 章二 氏が、同社のIT戦略に取り組みや推進体制について語った。
記事 メタバース・VR・AR・MR・SR・xR 「フィットネステック」時代到来 スマホがトレーナー代わり、VRでサイクリング 2018/10/24 「フィットネスクラブ」は、市場規模も収益性も右肩上がりの好調業種だ。健康づくりのために通う50歳以上の会員が増えている。しかし、人口減少に伴い、早ければ数年先にもピークアウトする可能性がある。それを回避すべく各社が競って取り組み始めているのが、ITを活用した「フィットネステック」だ。スマホアプリを通じて指導を受けたり、VR(仮想現実)を楽しみながら運動をしたりできる。「フィットネステック」は今どきの若者の“キラーツール”になるか。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ Improbable(インプロバブル)とは? VR向け大規模シミュレーションは何がすごいのか 2018/10/19 英国を拠点に活動するオンラインゲーム開発会社のImprobable Worlds(インプロバブル・ワールズ)。同社が提供するプラットフォーム「Improbable」は、ゲーム業界の枠を超え、社会課題を解決するシミュレーション研究へ応用できると期待されている。すでにソフトバンクなどから5億2,000万ドルの資金調達に成功した同社。“次世代プラットフォーマー”が担う社会的役割とは何だろか。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ スクエニが生解説、「AIがもたらしたパラダイムシフト」とは? 2018/10/18 人工知能(AI)は今、ブームが落ち着き、社会実装のフェーズに入ったといわれる。だが、AIを導入している企業がどれくらいあるだろうか。ゲーム業界最大のテクニカルカンファレンス「CEDEC」で行われたセッション「ゲーム開発における、機械学習の応用」では、ディー・エヌ・エー 甲野佑氏、スクウェア・エニックス レミ・ドリアンクール氏、同 三宅陽一郎氏、カプコン 新野恵貴氏、コナミデジタルエンタテインメント 岩倉宏介氏がゲーム開発におけるAI導入事例について語った。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 広告会社アマゾンの成功が約束されている理由、グーグル・FBとは明らかに違う 2018/10/15 米デジタル広告市場を複占するグーグルとフェイスブックを、アマゾンが急追している。多角化したアマゾンの事業が、「データに基づくターゲティング広告」という一本の糸に集約され、大きな広告収益を生み始めている。フェイスブックやグーグルとはケタ違いにユーザーと近く親しい接点を持つ「広告会社アマゾン」が、業界に殴り込みをかける。
記事 経営戦略 星野リゾートの「一人情シス」がホテル運営を変革するまで 2018/10/10 1914年、星野温泉旅館を軽井沢に開業し、104年の歴史を持つ星野リゾート。「ホテル運営の変革者」をビジョンに据え、海外のホテル事業者を競合相手に、既存のホテル業界を変革しようと取り組んでいる。急速に拡大・変化するビジネスの要請に応える役割を担ったのは、グループ情報システム ユニットディレクターの久本英司氏だ。同氏は2018年8月29日に都内で開催された「BSIAシンポジウム2018」に登壇、「試行錯誤をし続ける星野リゾートのIT戦略の目指す場所」と題した講演でITの「供給力」について語った。
記事 メタバース・VR・AR・MR・SR・xR ゲームの次に相性抜群!教育分野でAR/VRはなぜ相性が良いのか? 2018/10/02 「芸術の秋」到来。各地のミュージアム(美術館、博物館)は好企画で入場者を集めているが、そこは教育機関でもあり、先生に引率されて未来を担う子どもたちもやってくる。世界の著名なミュージアムは遠くて来館できないがITを活用して美術品や展示物の「AR(拡張現実)/VR(仮想現実)化」を積極的に進めている。AR/VRというとゲームが先行しがちだが、AR/VR開発関係者がその次に注力しているのが「研修・教育」分野だ。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 「カジノ法案」と言われている時点で失敗 日本でIRが定着しないワケ 2018/09/18 国内外の観光客の新たな目玉施設として注目される、カジノを含む統合型リゾート(IR)。日本でもIRの経済的メリットや実施法案の成立に期待し、すでに複数の地方自治体が誘致を表明している。その一方で、カジノ設置におけるギャンブル依存症への対応や治安の悪化などを懸念する声も大きく、議論が激化することは間違いない。IRは日本に定着できるのか。長らくIR事業に携わっている識者が、日本での可能性と課題、未来について語った。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 日本サッカー協会会長 田嶋幸三氏がW杯直前に語った「日本代表、苦難の道」 2018/09/11 サッカーの世界一を決めるために4年に一度開催されるFIFAワールドカップ。日本サッカーの黎明期を知るファンであれば、2018年ロシア大会でベルギー代表を相手に善戦し、ベスト16をもぎとった日本代表への感慨は大きいだろう。では、日本サッカーがこれほど発展できたのはなぜか。また、世界の強豪を目指し、日本のサッカー界を率いる日本サッカー協会(JFA)は今後、どう強化に取り組もうとしているのか。JFAで会長を務める田嶋幸三氏が、W杯直前の5月16日、日本サッカーのこれまでとこれから、そしてブランディングの重要性を語った。
記事 デザイン経営・ブランド・PR Engadget、ハフポスト、TechCrunch、今後のメディアは「コミュニティ」がカギ 2018/09/11 「コンテンツ黄金時代」を迎えるともいわれる2018年以降のメディア業界。コンテンツの形態はテキストから動画へと広がりを見せ、まさに「ストーリー力」が重視される時代が到来している。そこで、Oath Japanが展開する3メディアからEngadget 日本版 編集長 矢崎 飛鳥氏、ハフポスト日本版 編集長 竹下 隆一郎氏、TechCrunch Japan 編集部 木村 拓哉氏が集結。メディアの未来や今後の広告制作のヒントなどについて熱い議論を交わした。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ アカデミー映画から学ぶ米金融の「モラルと虚実」 信用が借金の担保になるワケ 2018/09/05 下手なビジネス書を読むよりも映画から学べることがある。今回は80年代からゼロ年代のアメリカ金融事情を大つかみできる3本の「金融映画」を紹介する。アメリカ金融事情の一片を学ぼう。エンターテインメントとして極上のアカデミー映画から何を見出せるだろうか。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 『オーシャンズ8』の問い、ヒーローが「興味のないチーム」に誘ってきたらどうする? 2018/08/31 詐欺師たちが、策略により騙し騙される人気映画シリーズの最新作『オーシャンズ8』が上映中だ。これまでのオーシャズシリーズでは、ジョージ・クルーニー演じるダニー・オーシャンがドリームチームを率いる主人公だったが、今作ではサンドラ・ブロック演じるデビー・オーシャンがその役割を果たす。組織、リーダーシップ、プロジェクト論といった文脈で深読み、解釈をしたくなるような本作だが、実ビジネスに携わる人はこの作品からどのようなヒントを得ることができるのだろうか?
記事 メタバース・VR・AR・MR・SR・xR バーチャルYouTuberブームでわかった、VRの本当の「ヤバさ」 2018/08/22 2018年は、まったく予想していなかった角度からVRの盛り上がりが発生している。キーワードは「バーチャルYouTuber」だ。VRの可能性のひとつとして、ぜひこのまったく新しい潮流に飛び込んでほしいと筆者は思っている。そこでは「見たこともない新しい何か」が日々生まれているからだ。
記事 スマートフォン・携帯電話 ロンドンでわかった、世界中で「路線バス」を使い倒す外国人が増えている理由 篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(101) 2018/08/16 普段利用しない路線バスを使いこなすのは、地元であっても難しい。まして、見知らぬ土地であればなおさらだ。そこで役立つのが交通系アプリだ。とはいえ、現実の利用場面では、いくつかの課題もある。初めての来訪者もストレスなくワンタッチで使えるアプリとはどんなものか。海外の実例で考えてみよう。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ なぜ日本を応援してくれたのか? サッカーW杯で「日の丸ハチマキ姿」のロシア人がいたワケ 2018/08/07 ロシアでは「ほとんど英語が通じない」にも関わらず、今回のワールドカップでは多くのロシア人がハチマキを頭にまきつつ応援をする場面が見られた。この裏にはGoogle翻訳の進化や、サポーターたちの努力があった。現地でしかわからない、「日本代表サポーターの戦い」を紹介しよう。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ ソニーが「スポーツテック」で天下を取れるワケ、子会社ホークアイは何がヤバいのか? 2018/08/06 2018年FIFAワールドカップ(以下、ワールドカップ)で初めて採用されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)システムは、最新のハイスピードカメラや映像分析技術によって判定の透明性を高めた。VARの開発を担当したホークアイ・イノベーションズ(ホークアイ)とその親会社であるソニーは、ホークアイの映像分析ソリューションを取り入れ、総合的なスポーツ体験を作り出そうとしている。彼らが目指しているものは何なのか。VARでスポーツがどのように変わるのかを考える。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 東京五輪でもマネすべき! ロシアW杯で実体験した「最先端IDカード」のスゴさ 2018/08/03 フランスの優勝で幕を閉じたFIFA World Cup 2018。世界中からロシアに集まっていたファン・サポーターたちも、それぞれ帰路についた。弾丸旅行の人もいれば、全期間ずっと滞在していたという人もいるが、それぞれの旅の形に合わせて、さまざまなテクノロジーがファン・サポーターの「旅のお供」となっていた。2002年の日韓大会で韓国を訪れて以来、5大会連続で現地を訪れている筆者が、実体験も踏まえながらレポートする。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 インドに学ぶ地方創生、日本に足りないのは「ツーリズム」だ 篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(100) 2018/07/18 活発な人の動きが地域経済活性化の原動力となっている。これに一役買っているのが「ツーリズム」だ。これは、狭い意味の「観光」だけでなく、ビジネス客や留学生など、目的や滞在期間の長短を問わず広く人材移動を捉えた概念だ。地域の街づくりでは、ツーリズムの交流人口を「一見客」や「よそ者」としてではなく、定住者と並ぶシームレスな存在として認識する「インクルージョン」の発想が大切だ。今回は、国際IT都市のバンガロールを擁するインド・カルナータカ州政府の取り組みをヒントに考えてみよう。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ サッカーW杯「最強アプリ」は日本から? リアルタイムデータが観戦を進化させる 2018/07/15 ロシアで開催されているサッカーのFIFAワールドカップ。2002年以来、5大会連続で現地を訪れている筆者は今回、現地でピッチで戦う選手や監督・スタッフ、試合と旅行を愉しむサポーターに対して、高度化したIT技術が新しい価値を提供している姿を確認した。前編と中編に引き続き、アプリで手軽に楽しめるようになったリアルタイムに提供されるデータがいかに観戦を変えるかを見てみよう。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ W杯大番狂わせの仕掛け人? FIFAが全チームに用意したデータ分析環境の価値とは 2018/07/14 ロシアで開催されているサッカーのFIFAワールドカップ。2002年以来、5大会連続で現地を訪れている筆者は今回、現地でピッチで戦う選手や監督・スタッフ、試合と旅行を愉しむサポーターに対して、高度化したIT技術が新しい価値を提供している姿を確認した。前編に引き続き今回は選手の動きを把握するトラッキングシステムやウェアラブルデバイスを紹介したい。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 日本の16強進出をアシストしたFootballテック、W杯でファウルが減った理由 2018/07/13 Epicenter of the World (世界の中心) ――。ロシアで開催されているFIFAワールドカップの期間中(本稿執筆時点で決勝戦前)、モスクワにあるボリジョイサーカスでは、このように銘打った公演を行っている。2002年の日韓大会で韓国を訪れて以来、5大会連続で現地を訪れている筆者は「世界の中心」を体験した。17日間の旅で見えたのは、ピッチで戦う選手や監督・スタッフ、試合と旅行を愉しむサポーターに対して、高度化したIT技術が新しい価値を提供している姿だった。