記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE ガートナー流クラウド・セキュリティ「5つの超重要点」、CASBやCSPMどう組み合わせ? ガートナー流クラウド・セキュリティ「5つの超重要点」、CASBやCSPMどう組み合わせ? 2025/01/20 15 企業におけるクラウド普及に伴い、クラウド・セキュリティの重要性も増している。効果的なクラウド・セキュリティを実現するためには、CASB(Cloud Access Security Broker:キャスビー)やCSPM(Cloud Security Posture Management:クラウド・セキュリティ態勢管理)といったツールの活用が欠かせないが、これらを効果的に活用するためにはどんな点を意識するべきなのだろうか。ガートナーのデール・ケッペン氏が、クラウド・セキュリティで重要となる「5つのポイント」をもとに解説する。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 被害総額なんと「2億数千万円」…半田病院が痛感した、ランサム感染「最大の教訓」 被害総額なんと「2億数千万円」…半田病院が痛感した、ランサム感染「最大の教訓」 2025/01/17 徳島県美馬郡つるぎ町の半田病院は、災害拠点病院としてサイバー攻撃を含めたBCP対策を徹底している病院の1つだ。サイバー攻撃に関するBCPを強化した契機は、2021年に受けたランサムウェア攻撃。その際の被害総額は、試算で2億数千万円にも上るという。そこで今回、徳島県つるぎ町立半田病院 つるぎ町病院事業管理者の須藤 泰史氏に、当時を振り返ってもらうとともに、経験から得た教訓について語ってもらった。
記事 セキュリティ総論 機動警察パトレイバーがお手本?近大柏崎氏に聞く「サイバーセキュリティの本質」 機動警察パトレイバーがお手本?近大柏崎氏に聞く「サイバーセキュリティの本質」 2025/01/09 機動警察パトレイバーがお手本?近大柏崎氏に聞く「サイバーセキュリティの本質」 サイバーセキュリティは、もはや技術的な課題に留まらない。現代社会において、個々人や組織が直面するこの問題は、文化、思想、組織運営と密接に絡み合っている。押井 守監督の『機動警察パトレイバー2 The Movie』や、レイ・ブラッドベリの『華氏451度』といった文学や映画の中にも、その本質を垣間見ることができる。サイバーセキュリティの最前線で求められることは何だろうか。近畿大学情報学研究所・准教授の柏崎 礼生氏が、現代思想・文学・エンターテインメントなど多様な視点から、サイバーセキュリティのあるべき姿について解説する。
記事 ASM・CTEM・脆弱性診断・レッドチーム ホワイトハッカーの「闇堕ち」続出?サイバー犯罪組織化は「ヤバい事態」と言えるワケ ホワイトハッカーの「闇堕ち」続出?サイバー犯罪組織化は「ヤバい事態」と言えるワケ 2025/01/09 6 近年、サイバー攻撃・サイバー犯罪が組織化する動きが顕著になっている。組織化された犯罪グループは、通常の企業と同じように求人を出して人材を募集したり、上司と部下のような序列関係、さらに「開発部」や「人事部」といったビジネスユニットさえ存在する場合もある。こうした攻撃者側の環境整備が進むことにより、これまで「ホワイトハッカー」として、政府や企業に協力していた人材がサイバー犯罪に加担する「闇堕ち」が生じる可能性も否定できない。サイバー攻撃グループが組織化・高度化することで生じる危険性について解説する。
記事 セキュリティ総論 生成AI活用で「見落としがち」なデータ保護、ガートナーが語る「4つのリスク」とは 生成AI活用で「見落としがち」なデータ保護、ガートナーが語る「4つのリスク」とは 2025/01/07 13 近年、急速に拡大しているデータ環境。これからますます普及すると見込まれる生成AIの存在もあり、ビジネスで大量のデータを扱っていく重要性は、業界を問わず増すばかりだろう。そうした流れの中で忘れてはならないのが、データ・セキュリティのリスクも増大しているという点だ。データ活用や生成AIの導入を急ぐあまり、セキュリティがおろそかになってしまうケースを防ぐにはどんな方法が有効なのか。ガートナーのディレクター,アナリスト、アンソン・チェン氏が解説する。
記事 情報漏えい対策 「コストや人材」の言い訳無用、経営揺るがすセキュリティ対策「第一歩」とは? 「コストや人材」の言い訳無用、経営揺るがすセキュリティ対策「第一歩」とは? 2025/01/06 現在のビジネス環境では、ITシステムやネットワークへの依存が大きく、サイバー攻撃は多くの企業にとって悩みの種だ。企業規模を問わず被害が報告されており、特に中小企業においては、対策のためのリソースを十分に確保できず、深刻な課題となっている。サイバー攻撃やセキュリティ事故も多様な種類があるが、セキュリティ製品導入のコスト面や導入負荷にハードルを感じる企業にとってどのような対応が望ましいのか。内部不正や情報漏えいといったキーワードにも言及しつつ、その方法を解説する。
記事 セキュリティ総論 エンドポイントのセキュリティ対策は不安と不満だらけ、「高すぎる」現状と解決策 エンドポイントのセキュリティ対策は不安と不満だらけ、「高すぎる」現状と解決策 2024/12/26 サイバー攻撃の脅威が深刻化する中、従来型のアンチウイルス製品だけでは十分な対策とは言えなくなっている。特に中小企業では、高額なコストや専門知識を持つ人材の確保など、エンドポイント対策における課題が山積みだ。実際、ランサムウェア被害の約7割が中小企業で発生しており、企業規模に関係なく、セキュリティ対策は必須だがどのような解決策があるのか?
記事 ASM・CTEM・脆弱性診断・レッドチーム CTEM(継続的脅威エクスポージャー管理)を基礎からわかりやすく解説 ASMとの違いとは CTEM(継続的脅威エクスポージャー管理)を基礎からわかりやすく解説 ASMとの違いとは 2024/12/18 18 CTEM(Continuous Threat Exposure Management:シーテム)とは、ガートナー社が2022年に提唱した言葉で、サイバー攻撃の対象となりうるIT資産が受ける脅威に対処するためのプログラム(手法、プロセス、フレームワーク)のこと。クラウドサービスやリモートワーク、IoTデバイスの普及が進み、組織や企業のIT資産は社内外のネットワーク上で広範囲に分散している。そうした中、CTEMは変化する脅威環境に合わせて継続的に脅威を見つけて改善していくための有効な手段として注目されている。本記事では、CTEMを基礎から解説するとともに、実装のための5つのプロセス、導入にあたっての注意点、ASM(アタックサーフェスマネジメント)との違いなどを解説する。
記事 メールセキュリティ 取引先や親会社も安心、「脱PPAP」を超簡単・確実・低コストで実現する秘策 取引先や親会社も安心、「脱PPAP」を超簡単・確実・低コストで実現する秘策 2024/12/16 パスワード付きZIPファイルをメールで送信し、後からそのパスワードを別メールで送る方法が「PPAP」だ。今から数年前、セキュリティの観点から、このPPAPを廃止する「脱PPAP」に注目が集まったが、その動きは現在どうなっているのだろうか。ここでは、脱PPAPの最新状況を整理し、これから脱PPAPを進めたい企業が超簡単・確実・低コストで実現する方法を紹介したい。
記事 セキュリティ総論 クラウドストライクの「今」、史上最大規模のIT障害から5カ月…業績にどう影響? クラウドストライクの「今」、史上最大規模のIT障害から5カ月…業績にどう影響? 2024/12/11 11 米サイバーセキュリティ企業のクラウドストライクは11月26日、第3四半期決算を発表した。同社は7月、「史上最大規模」と言われた世界的なIT障害の元凶として不名誉な注目を浴びた。大規模障害は同社の現在の業績、そして今後にどう影響してくるのだろうか。
記事 ASM・CTEM・脆弱性診断・レッドチーム アタックサーフェスマネジメント(ASM)とは何かを図解、セキュリティ専門家が語る製品選定のキモとは アタックサーフェスマネジメント(ASM)とは何かを図解、セキュリティ専門家が語る製品選定のキモとは 2024/12/05 19 アタックサーフェス(Attack Surface)とは、ハードウェアやソフトウェアの弱点により、攻撃者に脆弱性を悪用する機会を提供している領域のこと。日本語では「攻撃対象領域」と訳される。インターネットやクラウドの普及により、ランサムウェアなどの被害も増加し、アタックサーフェスの監視と管理は急務となっている。本記事では、アタックサーフェスを効果的に監視・管理するASM(Attack Surface Management)についてまとめた。また、ASMと脆弱性診断との違い、ASMツール導入時の注意点、製品比較や選定のポイントについても解説する。
記事 セキュリティ総論 なぜこんなに狙われる? 被害事例から学ぶ「OTセキュリティ」の実態 なぜこんなに狙われる? 被害事例から学ぶ「OTセキュリティ」の実態 2024/12/02 近年、製造業やインフラの現場では、IoTやクラウド、AIといったIT技術の活用が進んでいる。また、OT(Operational Technology=社会インフラのハードウェアを制御・運用する技術)と連携させる取り組みも積極的に進められている。しかし、昨今ではこのOT環境を狙ったサイバー攻撃が増加しているという。日本国内におけるOTセキュリティの実態や重要性、セキュリティ対策のポイントについて解説する。
記事 セキュリティ総論 マスク氏との蜜月が原因?トランプ新政権であり得るサイバー分野「最悪シナリオ」とは マスク氏との蜜月が原因?トランプ新政権であり得るサイバー分野「最悪シナリオ」とは 2024/11/29 10 大統領選挙で返り咲きを果たしたトランプ前大統領のもと、いよいよ来年1月に発足する米国の新政権。経済や安保政策をはじめ、さまざまな分野での路線変更が予想されるが、それはサイバーセキュリティ分野においても例外ではない。X(旧Twitter)を擁するイーロン・マスク氏との蜜月関係でも知られるトランプ新政権下で起こり得る、サイバーセキュリティの変化について、「最悪」のケースも含めて考える。
記事 セキュリティ総論 KADOKAWAや江崎グリコに学ぶセキュリティ対策、DX時代の「回復力」の磨き方 KADOKAWAや江崎グリコに学ぶセキュリティ対策、DX時代の「回復力」の磨き方 2024/11/28 DXの進展は多くの人々にデジタル活用の機会をもたらし、ネットワークを介したさまざまな人とデータのつながりによって、日々新たな価値を生み出している。その一方でサイバーセキュリティの現場では、未知のリスクに対応するため、求められる要件やアーキテクチャも大きく変化してきている。セキュリティの大変革期ともいえる現在、いかに環境変化に強いサイバーセキュリティアーキテクチャを構築し、システムと組織の回復力(レジリエンス)を担保していくのか。DXおよびデジタルセキュリティの分野で活躍する、名古屋工業大学の佐々木 弘志氏が解説する。
記事 セキュリティ総論 外部活用が上手すぎる?PayPay銀行「入口・内部・出口別」セキュリティ対策を完全解説 外部活用が上手すぎる?PayPay銀行「入口・内部・出口別」セキュリティ対策を完全解説 2024/11/27 ランサムウェアや標的型攻撃の被害が急増し、サプライチェーンへの脅威が高まる中で、従来のような境界防御を前提としない、いわゆるゼロトラストセキュリティが強く求められるようになっている。だが人も予算も限られる中で、対策を高度化するのは容易ではない。本記事では、より高い安全性が要求される金融業界の中で、他社にない独自のセキュリティ対策により成果を出しているPayPay銀行の取り組みについて、同社 IT本部副本部長の岩本俊二氏に話を聞いた。
記事 ASM・CTEM・脆弱性診断・レッドチーム サイバー攻撃「事前対策」はわずか15%の現実、ガートナーが語る「CTEM」成功のコツ サイバー攻撃「事前対策」はわずか15%の現実、ガートナーが語る「CTEM」成功のコツ 2024/11/27 10 年々複雑化するセキュリティの脅威への対策は、今やどの企業にとっても避けて通れない課題だ。そうした中で、脅威への対応効率化に向け関心を集めつつあるのが、「継続的な脅威エクスポージャー管理(Continuous Threat Exposure Management:CTEM)」だ。攻撃を受ける前にリスク低減を目指す同手法だが、従来のセキュリティ対策と具体的に何が異なるのか。CTEMの特徴について、実践に重要となる「3つの段階」とともにガートナーの鈴木弘之氏が解説する。
記事 セキュリティ総論 「結局何をすればいいのか…」中小企業のセキュリティ対策、最新調査が示す対策とは 「結局何をすればいいのか…」中小企業のセキュリティ対策、最新調査が示す対策とは 2024/11/26 「結局何をすればいいのか…」中小企業のセキュリティ対策、最新調査が示す対策とは 中小企業がサイバー攻撃の標的になりつつある中、セキュリティ対策の重要性がますます高まっている。しかし、多くの中小企業では、「どこから対策を始めればよいか分からない」といった課題が浮き彫りになっている。セキュリティに関するガイドラインが多く出されているが、中小企業が今やるべきことは何なのか。日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA) 事務局長の下村 正洋氏に話を聞いた。
記事 セキュリティ総論 各国の「サイバー規制」把握できている?もはや企業の必須知識「対応3ステップ」 各国の「サイバー規制」把握できている?もはや企業の必須知識「対応3ステップ」 2024/11/26 ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃の脅威が深刻だ。そこで活発化しているのが、各国のサイバー規制である。その国で事業を展開する企業には、当然、規制への準拠が求められる。ただし、サイバー規制は国によって異なることも珍しくない。その違いを把握し、適切なセキュリティ対策・体制を確立するために、企業が考えるべきこと、実行すべきことを整理する。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 ランサムウェアで「現場は崩壊寸前」、ガートナー流セキュリティ社員メンタル対策術 ランサムウェアで「現場は崩壊寸前」、ガートナー流セキュリティ社員メンタル対策術 2024/11/25 13 サイバー攻撃が頻発する中、対応に当たるスタッフのストレスは高まり続ける一方だ。それが原因で体調を崩し、場合によっては職場から離脱を余儀なくされるケースもある。社員の能力は心身の健康に依存する部分も多く、セキュリティ・リーダーにはストレス軽減の策が強く求められている。Gartner バイス プレジデント, リサーチャーのクリスティン・リー氏が、ランサムウェア対応とそこでのスタッフのストレス軽減に向けた施策について解説する。
記事 ID・アクセス管理・認証 特権ID管理は「手動NG」と言えるワケ、さらに「工数78%削減」もできる簡単手法 特権ID管理は「手動NG」と言えるワケ、さらに「工数78%削減」もできる簡単手法 2024/11/20 多大な金銭的損失や信用度の低下などの被害を与えてしまう内部不正は、企業にとって深刻な脅威だ。特に近年、システム環境の急速な変化に伴い、内部不正のリスクはさらに高まっている。そんな内部不正に対して有効なのが「特権ID」管理の方法を見直すことである。セキュアな特権ID管理を実現しつつ、業務効率化も実現するには、どのような手法が有効なのか。具体的なステップやツール選定のポイントなどを解説する。
記事 セキュリティ総論 JALのセキュリティマネジメント「弱点は人」と断言するワケ、3つの具体策も解説 JALのセキュリティマネジメント「弱点は人」と断言するワケ、3つの具体策も解説 2024/11/18 JALのセキュリティマネジメント施策「3選」を解説、なぜ「文化醸成」が重要なのか 業界を代表する航空会社である日本航空(以下、JAL)。事業内容ゆえの機密性の高い情報や膨大な顧客情報など、セキュリティリスクの高いデータを多く抱える同社では、経営哲学に沿った独自の視点からセキュリティマネジメントを行っている。JAL「ならでは」のセキュリティマネジメントについて、具体的な施策3選などを例に挙げながら解説する。
記事 情報漏えい対策 【詳説】きらぼしFG「オープンイノベーション」、有力企業との連携が加速「提案ピッチ」とは? 【詳説】きらぼしFG「オープンイノベーション」、有力企業との連携が加速「提案ピッチ」とは? 2024/11/15 31 東京きらぼしフィナンシャルグループ(以後きらぼしグループ)はデジタルの取り組みに注力している金融グループの1つだ。金融機関のデジタル戦略に欠かせないのがオープンイノベーションなど外部連携だが、他の業種やスタートアップとは企業文化の違いもあり、成果を出すことが容易ではない。そこで本稿では同グループの「中期経営計画に沿った協業プラン」について提案するという形式で行われた「ピッチイベント」を紹介する。フィンテックのコミュニティのFINOLABと連携により、スタートアップ発掘を目的とするイベントとは一線を画したイベントの開催経緯や内容、背景にあるグループのデジタル戦略を解説する。
記事 ID・アクセス管理・認証 攻撃者がこぞって狙う「特権ID」、増え続けるシステムを「本当に」安全管理する方法 攻撃者がこぞって狙う「特権ID」、増え続けるシステムを「本当に」安全管理する方法 2024/11/13 AIなどの技術の進展とともにサイバー攻撃が高度化している今、システムに対してあらゆる権限が付与された「特権ID」がこれまで以上に狙われている。企業はどのような対策をすれば、特権IDを守ることができるのか。オンプレミス環境だけでなく、クラウドやネットワーク機器などさまざまなシステムの管理が求められるDX時代に必要な特権ID管理方法を解説する。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 大阪府立病院、ランサム被害「なんと数十億円」…感染から復旧までの「73日間」 大阪府立病院、ランサム被害「なんと数十億円」…感染から復旧までの「73日間」 2024/11/12 サイバーセキュリティの重要性が高まる中、大阪府立病院機構の大阪急性期・総合医療センターが経験したランサムウェア攻撃とその後の対応は、多くの教訓を示唆している。この事件は診療システム全体の復旧までに73日を要するなど大規模被害に拡大したが、同センターの医療情報部診療情報管理室総括主査である森藤 祐史氏は、この経験から多くの知見と教訓を得ることができたという。具体的にどのような教訓を得て対策を進めていくのか。今回のインシデントの詳細とともに、森藤氏が解説する。
記事 セキュリティ総論 なぜ「闇バイト強盗」対策で「時間稼ぎ」が有効?サイバー視点で防犯対策を考えてみた なぜ「闇バイト強盗」対策で「時間稼ぎ」が有効?サイバー視点で防犯対策を考えてみた 2024/11/11 20 現在首都圏で多発する、「闇バイト」に手を染めた若者による連続強盗事件。強引に民家に押し入る手法は従来の防犯対策が通用しにくいと言われており、社会に不安を与えている。実は、こうした防犯上の脅威に対して、サイバーセキュリティの考え方を応用することが、有効な対策となり得る。リアルでの防犯対策にサイバーセキュリティを生かす手法について解説する。
記事 セキュリティ総論 東海大・三角教授が「経験」基に徹底解説、生成AIなど「リスクマネジメント」実践手順 東海大・三角教授が「経験」基に徹底解説、生成AIなど「リスクマネジメント」実践手順 2024/11/11 企業のDX推進が加速するのと比例して、サイバーリスクも急速に高まっている。特に昨今では生成AIをはじめとしたAIにおけるサイバーリスクも高まっており、企業はこれらのリスクに対応することが求められている。そのためには経営トップ主導の下、リスクマネジメントに取り組む必要があるが、なかなか進んでいないのが実情だ。では、どうすれば良いのか。今回は、経済産業省および内閣官房で、行政の立場からサイバーセキュリティに長く携わり、現在は東海大学 情報通信学部長を務める三角 育生氏に、サイバーリスクへのマネジメント法について語ってもらった。
記事 セキュリティ総論 中小企業ほど狙われる時代、小規模でもできる「サイバー防御」の新戦略とは 中小企業ほど狙われる時代、小規模でもできる「サイバー防御」の新戦略とは 2024/11/08 中小企業ほど狙われる時代、小規模でもできる「サイバー防御」の新戦略とは サイバー攻撃が高度化し、サプライチェーン攻撃による中小企業の被害が増加している。「中小企業だから狙われない」という考え方は、もはや通用しない。しかも、被害の大きさは企業規模と比例しないケースが多く、億超えの損失が出た事例もある。こうしたサイバーセキュリティの最新動向と、小規模な中小企業でも実践できるセキュリティ対策について、経済産業省サイバーセキュリティ対策専門官、NTTデータセキュリティ&ネットワーク事業部長を務める鴨田 浩明氏が解説する。
記事 セキュリティ総論 なぜ対策しても侵害される?「何かあったとき」に強いセキュリティ組織の作り方 なぜ対策しても侵害される?「何かあったとき」に強いセキュリティ組織の作り方 2024/11/07 企業がセキュリティ対策を講じていても、インシデントは日々発生しており、ときには深刻な事件へと発展することがある。セキュリティ対策を強化する企業が増える中、そもそも、なぜそれらの対策が十分な効果を発揮しない場合があるのだろうか。本稿では、対策をしても被害が発生してしまう背景と、それを防ぐために有効な「最強セキュリティ組織」の作り方ついて解説する。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 警察庁「極めて深刻」…“生成AI悪用”や“ノーウェアランサム”等サイバー犯罪の現状 警察庁「極めて深刻」…“生成AI悪用”や“ノーウェアランサム”等サイバー犯罪の現状 2024/11/06 警察庁「極めて深刻」…“生成AI悪用”や“ノーウェアランサム”等サイバー犯罪の現状 2024年6月、出版大手企業であるKADOKAWAがランサムウェア被害に遭うなど、サイバー空間をめぐる脅威は深刻な情勢が続いている。セキュリティ対策を講じても、すぐにその対策をかいくぐる新たなサイバー攻撃が発生するためだ。一筋縄ではいかないサイバー空間の安全確保を目的とし、2022年に設置されたのが「サイバー警察局」である。サイバー警察局のサイバー事案の捜査と被害の未然防止・拡大防止に関する取り組みについて、警察庁長官官房審議官(サイバー警察局担当)である阿部文彦氏が解説する。
記事 セキュリティ総論 ランサムウェア攻撃、「即日復旧」できた企業と「ボロボロ」になった企業の違いとは? ランサムウェア攻撃、「即日復旧」できた企業と「ボロボロ」になった企業の違いとは? 2024/11/05 ランサムウェア攻撃、「即日復旧」できた企業と「ボロボロ」になった企業の違いとは? 企業を取り巻くサイバー攻撃の脅威は日々増大している。中でも特に危険なのは、「攻撃を受けていることに気づかない」という状況だ。ランサムウェアのような攻撃が明示的に現れるケースもあるが、被害の全容を把握し、対策を講じるには時間がかかるケースも多い。サイバー攻撃が企業の事業継続の在り方を問う存在となっている今、求められるものとは何か。徳島半田病院をはじめとした過去の事例をもとに、神戸大学 名誉教授 森井 昌克 氏に話を聞いた。