記事 航空・宇宙・軍事ビジネス スペースXの評価額「ユニコーンの100倍」11兆円に、期待を集めるスターリンク計画とは スペースXの評価額「ユニコーンの100倍」11兆円に、期待を集めるスターリンク計画とは 2021/11/02 イーロン・マスク氏が創業した電気自動車メーカー、テスラの時価総額は1兆ドル(約113兆円)を突破。短期間でトヨタ(32兆円)の3倍以上に成長し、多くの投資家を驚かせた。しかし、このテスラを凌ぐ可能性を秘めるのが、同じくマスク氏が立ち上げた宇宙開発企業のスペースXだ。未上場ながら、すでにその評価額は11兆円を超えたといわれている。スペースXがなぜ注目されるのか、その理由を探ってみたい。
記事 流通・小売業界 マツキヨとココカラファイン経営統合で大混戦、ドラッグストア業界の頂点となるのは? マツキヨとココカラファイン経営統合で大混戦、ドラッグストア業界の頂点となるのは? 2021/11/01 2021年10月、マツモトキヨシホールディングスとココカラファインが経営統合し「マツキヨココカラ&カンパニー」が発足した。かつてのトップ企業ながら、直近では業界6位となっていたマツモトキヨシが、ココカラファインとの統合でトップクラスに復帰した形だ。これまでもM&Aを繰り返しながら順位が目まぐるしく入れ替わってきたドラッグストア業界だが、同社の誕生により勢力図はまたも大きく変化した。競争激化するドラックストア業界で、今後どの企業が「大都市マーケット」で首位を獲得するのだろうか、どの企業が「郊外マーケット」で首位を獲得するのだろうか。
記事 政府・官公庁・学校教育 「研究スキル売買」の問題点、他人の能力を買って作った学術論文は偽装?本人の成果? 「研究スキル売買」の問題点、他人の能力を買って作った学術論文は偽装?本人の成果? 2021/10/27 研究者が自身の研究スキルをネット上で売買する「研究スキル売買」の是非がちょっとした話題となっている。乱暴に言ってしまうと、お金さえ払えば学術論文の執筆を代行してくれるという話であり、一部では業績の偽装につながるとの批判が出ている。一方、見方を変えれば、ネットを使ったアウトソーシングもしくはシェアリングの概念が学術の世界にも及んできたと解釈することも可能であり、話はそれほど単純ではない。
記事 製造業界 露わになった自動車業界サプライチェーン「4つの弱点」、復活には「5W」を再考せよ 露わになった自動車業界サプライチェーン「4つの弱点」、復活には「5W」を再考せよ 2021/10/26 新型コロナウイルスによるパンデミックは世界のサプライチェーンに大きな影響を及ぼしたが、最も強い打撃を受けている業界の1つが自動車業界だ。パーツやコンポーネントの問題もさることながら、現在の自動車は周辺領域も含めてコネクティビティー、データに強く依存しており、世界的な半導体不足も自動車の生産に影を投げかけた。こうした厳しい環境下で、信頼できるサプライチェーンを再構築するためには何が必要なのか。TU Automotive社が開催したウェビナーの内容をレポートする。
記事 政府・官公庁・学校教育 工藤勇一×坪田信貴:「自ら考えて行動する子」に育てる、たった一つの方法 工藤勇一×坪田信貴:「自ら考えて行動する子」に育てる、たった一つの方法 2021/10/22 科学技術の進歩と、加速するグローバル化、多様化。コロナ禍も相まって、社会構造・経済構造が大きく変化していることは誰もが実感するところだろう。このような時代にあっては、かつての常識は必ずしも通用しない。「教育」においても、自ら考え、判断し、問題解決をする力が重要視されてきている。しかし、「自ら考える子に育てる」のを目標にしつつも、うまくいっていないのが日本の教育だ。それはなぜなのか。学校改革が話題となった元・千代田区立麹町中学校長の工藤勇一氏と、坪田塾塾長の坪田信貴氏が語り合った。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 【初公開】DXで実現、国内最大級のミニトマト菜園はどこが「持続可能」なのか 【初公開】DXで実現、国内最大級のミニトマト菜園はどこが「持続可能」なのか 2021/10/21 ふるさと納税サービス「さとふる」や公営競技総合サービス「オッズパーク」など、行政ソリューションに特化した事業に取り組むSBプレイヤーズは、2019年、「たねまき」という農業課題に取り組む企業を立ち上げた。「たねまき」が出資し設立された「たねまき常総」は、常総市アグリサイエンスバレー構想の一環で、国内最大規模のミニトマト生産拠点を建設中だ。メディア初公開となる、ハウス内の設備を写真とともにお伝えする。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 さとふる社長が農業現場で見つけた「根深すぎる課題」、DXで目指す持続可能な農業とは さとふる社長が農業現場で見つけた「根深すぎる課題」、DXで目指す持続可能な農業とは 2021/10/19 イチゴ農家は収穫期に入ると徹夜を余儀なくされる──それが今までの農業の常識だった。ふるさと納税サービス「さとふる」を運営する、さとふる 代表取締役社長の藤井 宏明氏は、地方の特産物生産の実態に触れ、その極端な労働実態に驚愕したという。そこで、持続可能な農業を目指して立ち上げたのが「たねまき」だ。農業DXに取り組む藤井氏と、実際の営農現場で指揮を執るたねまき常総 代表取締役社長 前田 亮斗氏に話を聞いた。
記事 製造業界 製造業DXは「工場のスマート化」で終わりじゃない、今押さえるべき「PLM」のあり方 製造業DXは「工場のスマート化」で終わりじゃない、今押さえるべき「PLM」のあり方 2021/10/19 第4次産業革命がもたらすデジタルトランスフォーメーション(DX)のうねりの中で、製造業は「共通のニーズに対応できるモノを大量に作り、販売する」という、モノの機能価値に重点を置いたビジネスモデルから、「多様なニーズに対応したモノを提供し使い続けてもらう」という、モノの利用価値に重点を置いたビジネスモデルへの変革を迫られています。こういった時代には、製品ライフサイクル管理(PLM:Product Lifecycle Management)の考え方も変わってきます。今回は、マスカスタマイゼーション時代におけるPLMのあり方について考察します。
記事 製造業界 「うるさい」が製品評価を下げるワケ、静音化を実現する「音響対策シミュレーション」 「うるさい」が製品評価を下げるワケ、静音化を実現する「音響対策シミュレーション」 2021/10/15 工業製品の研究・開発・設計領域において「音」の分析・評価が重要になりつつある。たとえば、国によっては規制対応として製品の騒音基準をクリアしなければ販売すらできない場合もある。また、ひとたびレビューサイトなどで自社の製品について「稼働音がうるさい」などと書かれてしまえば、評判を一気に落としてしまうこともあるだろう。このように、企業にとって音響の分析・評価は重要になりつつある一方、専門性が高くなかなか手が出せない領域でもある。手軽に音を解析・評価する方法はあるのだろうか。
記事 製造業界 豊田章男氏はなぜ「カーボンニュートラル」と語るのか、「電動化」とは言わない深すぎる事情 豊田章男氏はなぜ「カーボンニュートラル」と語るのか、「電動化」とは言わない深すぎる事情 2021/10/08 自動車業界のニュースは相変わらず「電動化」の話題が多い。その中で、トヨタ自動車の代表取締役社長と日本自動車工業会の会長を務める豊田 章男氏は、「カーボンニュートラル」という言葉を多用している。自動車業界におけるカーボンニュートラルと、そこから見える日本が進むべき方向性を考えたい。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ メタバース参入のマイクロソフトとフェイスブック、より現実的な解を出したのは…? メタバース参入のマイクロソフトとフェイスブック、より現実的な解を出したのは…? 2021/10/07 米テック大手のフェイスブックとマイクロソフトが相次いで、「デジタル空間で人々と交流できる仮想環境」であるメタバースの普及に力を入れ始めた。その戦略を見ると、フェイスブックがWeb会議の問題解決としてメタバースを提示する一方、マイクロソフトはメタバースを当面ゲーム向けに限定し、現実世界コラボレーションのプラットフォームであるTeamsの改良に力を入れるなど、アプローチに違いがある。アフターコロナのワークスタイルに、メタバースはどのように関わってくるのだろうか。
記事 流通・小売業界 なぜドライバーの負荷を軽減する「中継輸送」が普及しないのか、最大の障壁は… なぜドライバーの負荷を軽減する「中継輸送」が普及しないのか、最大の障壁は… 2021/10/06 前回の解説記事では、中継輸送がどのような仕組みであるか解説した。中継輸送は1つの輸送工程を、複数のドライバーがリレーしながら担う輸送方式で、長距離輸送を担うトラックドライバーや運送会社の負担を減らすことが期待される。だが実際に行うのはそう簡単ではなく、普及にはまだまだ障壁が存在する。本稿では、中継輸送における課題と、「コンプライアンス違反する運送会社」という難敵について述べる。
記事 医療業界 レストランやイベント、オフィスも「ワクチンパスポート」が必須に?各国の動きを見る レストランやイベント、オフィスも「ワクチンパスポート」が必須に?各国の動きを見る 2021/10/01 世界の経済主要国の間ではワクチンの必要回数接種率が50~60%を超え、経済活動の再開に向けた動きが本格化しつつある。そんな中で、議論を巻き起こしているのが、レストランなどへの入店にワクチン接種証明を義務付けるなどの「ワクチンパスポート」導入の動きだ。日本でも年内にオンラインで発行する方針も発表された。先行するフランス、シンガポールなどでは、レストラン入店にはワクチン接種が条件となり、米国ではグーグルやフェイスブックが従業員に対し、接種を義務化した。さらに、国内フライトをワクチン接種のみに制限する議論まで登場している。世界各地で起こるワクチンパスポートをめぐる動きを追ってみたい。
記事 製造業界 ミスミ常務に聞くDX、「2兆円の経済損失」を防ぐ製造業の生産性改革とは ミスミ常務に聞くDX、「2兆円の経済損失」を防ぐ製造業の生産性改革とは 2021/09/30 日本の基幹産業である製造業は、依然として高い国際競争力を誇るが、一方で、労働生産性は低く、さらに労働力の減少という課題も深刻化している。労働生産性改善は急務であるが、従来までの現場の改善活動だけでは限界がある。こうした現状を打開するべく改革に立ち上がったある企業がいる。グローバル顧客基盤33万社の製造現場を支える機械部品メーカー、ミスミグループ本社だ。顧客の生産性を抜本的に変えた同社のデジタルトランスフォーメーション(DX)について、常務執行役員 ID企業体社長の吉田 光伸氏に聞いた。
記事 流通・小売業界 割引率もAIで算出! イオンリテールはどうやって「スマートストア化」を進めている? 割引率もAIで算出! イオンリテールはどうやって「スマートストア化」を進めている? 2021/09/29 新型コロナウイルスの流行は各業界に大きな変革をもたらした。小売業も影響を受けた業界の1つだ。新たな価値観や常識が生まれた社会では、たとえパンデミックが収まったとしても、旧来のビジネスのやり方は通用しなくなるだろう。そうした中、イオンリテールは新しい時代に向けた売り場づくりに取り組んでいる。同社執行役員 システム企画本部長 山本 実氏に、ビッグデータやAI、スマホなどを使った、スマートストアへの取り組み状況を詳しく聞いた。
記事 製造業界 ライオンのDXを推進部長が明かす、口腔・歯ブラシ・香料データで「習慣を科学する」 ライオンのDXを推進部長が明かす、口腔・歯ブラシ・香料データで「習慣を科学する」 2021/09/29 2021年1月、社内のデジタルトランスフォーメーションを担うDX推進部を発足させたライオン。健康志向が高まり、ヘルスケアテック市場にも熱い視線が向けられる今、ライオンが描くDXの姿とは。米国で危機感を覚えDX推進部の立ち上げに奔走した黒川博史氏に、社内における変革、そして今注力しているデータ領域について話を聞いた。
記事 政府・官公庁・学校教育 DXレポート2.1とは? 企業とベンダーの「いびつさ」を解消する方法 DXレポート2.1とは? 企業とベンダーの「いびつさ」を解消する方法 2021/09/28 経済産業省は2021年8月31日、デジタル産業の創出に向けた研究会の報告書『DXレポート2.1(DXレポート2追補版)』の取りまとめを公表した。新型コロナウイルス感染症により経済は大きな打撃を受けている。これらの状況を打開するには、個社単位の変革には限界があり、データとデジタル技術の活用による産業全体の変革を促していくことが求められている。今回の記事では、同レポートをデジタル産業の創出に向けていち早く取り組むべき方向性を提示するものとして位置づけ、そのポイントを解説する。
記事 流通・小売業界 ベルク vs ヤオコー、埼玉県発の「郊外型・食品スーパー頂上決戦」の結末とは? ベルク vs ヤオコー、埼玉県発の「郊外型・食品スーパー頂上決戦」の結末とは? 2021/09/22 5 食品スーパー業界は、他の業界とはまったく異なる競争原理が働いている。たとえば、全国の食品スーパー売上トップに君臨するライフコーポレーションですら、全国エリアを制覇しているわけではなく、出店エリア以外ではまったく認知されていない。このように、大手食品スーパーであっても勢力圏が限定的であるために、あまり大手企業同士が直接対決をするような状況は生まれにくいのだ。しかし、関東エリアには、勢力圏が重なり直接対決をしている大手企業が存在する。それが、「ベルク」と「ヤオコー」だ。両社の争いから、食品スーパー業界における戦い方のポイントを解説する。
記事 医療業界 急躍進の「テレヘルス(遠隔医療)」サービス、コロナ後も安泰とは言えないワケ 急躍進の「テレヘルス(遠隔医療)」サービス、コロナ後も安泰とは言えないワケ 2021/09/17 新型コロナウイルスの流行は経済にさまざまな影響を及ぼしたが、コロナゆえに伸びている産業もある。その代表的なものの1つがテレヘルス(遠隔医療)の分野だ。米国ではテレヘルスの普及のために規制が緩和されるなど、政府も自宅で医療相談が可能となるテレヘルスを後押ししている。ただし普及のためには誰もが高速インターネットを使用できる環境の整備など課題も多い。今後の成長のカギを探る。
記事 政府・官公庁・学校教育 「AI覇権」を本気で狙う中国、AI企業の8割が集まる「AI先導区」では何が起きている? 「AI覇権」を本気で狙う中国、AI企業の8割が集まる「AI先導区」では何が起きている? 2021/09/16 中国は2019年、AI企業を集約し競争力を高めることを目的に、上海など3都市を「国家人工知能創新応用先導区」(以下、AI先導区)と指定した。そして2021年2月、中国工業情報化部は北京などの5都市を追加で指定し、AI先導区は合計8カ所となった。この8つのAI先導区には、すでに中国のAI企業の約8割が集まり、激しい競争を繰り広げている。国家戦略の「中国製造2025」とも連動するこのAI先導区は今後、どのような場所へと育ち、中国のAI産業はどう成長していくのか。カギを握るのはビジネスへの応用だ。
記事 製造業界 ラインビルダーとは何かをわかりやすく図解、委託するメリット・大手企業まるごと解説 ラインビルダーとは何かをわかりやすく図解、委託するメリット・大手企業まるごと解説 2021/09/16 4 近年、製造業の世界で注目を集めているのが「ラインビルダー」と呼ばれる企業だ。日本ではあまり聞くことはない存在だが、すでに欧州をはじめ中国や新興国では、製造業企業の成長を支える重要なポジションを確立している。そもそもラインビルダーとは何をしてくれる企業なのか、世界ではどのようなラインビルダー企業が活躍しているのか、そして、なぜ日本企業が世界と戦う上で、ラインビルダー活用が必要になるのかを解説したい。
記事 製造業界 「ライトハウス」とは何か?日本には現在2拠点、第4次産業革命のベンチマーク工場 「ライトハウス」とは何か?日本には現在2拠点、第4次産業革命のベンチマーク工場 2021/09/14 第4次産業革命の指標となる「ライトハウス(灯台)」をご存知でしょうか?世界経済フォーラム(WEF)がコンサルティング会社のマッキンゼーとともに選定するベンチマーク工場のことです。デジタル化、予知予兆分析、AR/VR、産業用IoTなどのデジタル技術の導入のみならず、自動化による生産効率向上、人材育成や働き方、企業や業界の持続可能性、社会や環境へのインパクトといった観点から評価し、2021年6月までに世界69工場が選定されています。今回はこのライトハウスから見えてきた日本の課題を考察します。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 理想のゲームをあなた自身が作りませんか?週末ゲームクリエイターのススメ 理想のゲームをあなた自身が作りませんか?週末ゲームクリエイターのススメ 2021/09/13 質問です。あなたはこれまでどんなゲームをプレイしてきましたか?記憶をたどると、ファミコン(ファミリーコンピュータ)、ゲームボーイ、プレイステーション、Xbox 360、ゲームキューブ──最近はスマホゲームやNintendo Switch、Steam、VRゲームに毎日ハマっている方も多いでしょう。ゲームを通して、たくさんの世界と出会ってきたことと思います。そうした思い出を胸に、今度はあなた自身が、理想のゲームを作ってみませんか?
記事 政府・官公庁・学校教育 なぜ“デジタル人材不足”を解消できない? 調査に見るDX推進の「現状と打開策」とは なぜ“デジタル人材不足”を解消できない? 調査に見るDX推進の「現状と打開策」とは 2021/09/13 新型コロナウイルス感染症の影響により、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)への支出や投資は加速している。その一方、企業がDXを推進する際の人材不足が深刻化して、DX推進の大きな足かせとなっている。企業は今後、どのようなデジタル人材の育成や確保をしていけばいいのか。総務省の情報通信白書などの調査データや政策などを踏まえ、企業のDX推進の後押しとなるデジタル人材のあり方を探る。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス マスク氏も注目「アルテミス計画」、NASAは「火星バーチャル移住ミッション」開始へ マスク氏も注目「アルテミス計画」、NASAは「火星バーチャル移住ミッション」開始へ 2021/09/13 このところ、イーロン・マスク氏のスペースX社、ジェフ・ベゾス氏のブルー・オリジン社などテック起業家らが率いる宇宙企業に関する話題が増えている。NASAも火星へのバーチャル移住シミュレーションで、2021年8月から人材募集を開始するなど、話題に事欠かない。宇宙開発をめぐる最新動向を追ってみたい。
記事 製造業界 米のEV推進は日本車つぶしか?「トヨタの不利」を報じまくるメディアたち 米のEV推進は日本車つぶしか?「トヨタの不利」を報じまくるメディアたち 2021/09/10 米バイデン政権が国策に据えた環境保護の旗印の下、米国は官民を挙げて電気自動車(EV)シフトを加速させている。2021年8月6日付の米ニューヨーク・タイムズ紙は、「バイデン政権のEV計画は米テスラを助け、日本のトヨタを追い詰める」と題した記事を配信し、“日本車潰し”の進行を示唆。こうした中、米メディアや専門家は、EV開発で後れを取る日本を尻目に、欧州や中国こそが今後の米自動車産業のライバルになるとの予想図を描く。同時に、米国の計画が思惑通りに進まない可能性も指摘される。日本に逆転のチャンスはあるのか。
記事 製造業界 トヨタ、ホンダも動き出したGX(グリーントランスフォーメーション)という大手術 トヨタ、ホンダも動き出したGX(グリーントランスフォーメーション)という大手術 2021/09/10 気候変動に温室効果ガスが与える影響が、年を追うごとに大きくなっています。CO2の人為的排出源の1つである自動車は、2050年ごろまでをめどにカーボンニュートラルなモビリティーに生まれ変わらねばなりません。メーカーは、エンジンや燃料タンクを捨て、モーターとバッテリーで動く電気自動車(EV)などの製造・販売へシフトを急いでいますが、それは事業全域に及ぶ変革「グリーントランスフォーメーション」(GX)を伴う大手術です。
記事 製造業界 クルマのミライが見えてきた?次のスタンダードは「カーボンニュートラル」 クルマのミライが見えてきた?次のスタンダードは「カーボンニュートラル」 2021/09/09 自動車に誕生以来の転機が訪れています。今後の展開次第では業界の淘汰が進み、世界の自動車メーカーの顔ぶれや勢力地図が大きく塗り替わる可能性があります。いわゆる「カーボンニュートラル」のうねり──2050年ごろまでをめどに、新しく販売する自動車を事実上のCO2排出ゼロにしようという動き──です。直近でも、トヨタが「電池・カーボンニュートラルに関する説明会」(2021年9月7日配信)をメディア向けに行うなど、業界の動きは日々熱を帯びつつあります。これから約30年、自動車業界はリスクとチャンスが交錯する未開の地を疾走することになるのです。
記事 製造業界 半導体メーカーの世界ランキング2021:インテルとサムスンに続くのはあの企業、不足は何年まで続く? 半導体メーカーの世界ランキング2021:インテルとサムスンに続くのはあの企業、不足は何年まで続く? 2021/09/08 2 コロナ禍によるデジタルシフトの加速などで、PCやタブレットなどの機器、データセンター向けの需要が急増したのに加えて、経済の急回復により需要が急増した自動車メーカーが必要としたことで、空前の活況を呈している半導体産業。とりわけ、韓国のサムソン電子から首位を奪還したインテルを筆頭に、米国勢が勢いづいている。しかし、深まる米中対立がIT産業に暗い影を落とすなど、半導体産業の先行きも予断を許さない状況だ。そうした中、半導体市場の囲い込みを狙う米国の政治的思惑、経済安全保障から国策として自国生産を促す日本政府らの意向もあり、日本の半導体メーカーには、追い風が吹いている状況だ。(2021年9月8日更新)
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 収益化方法が多様化、YouTubeの裏で起こる「クリエイターエコノミー」競争 収益化方法が多様化、YouTubeの裏で起こる「クリエイターエコノミー」競争 2021/09/08 YouTubeの新しいチップ機能「スーパーサンクス」やYouTube ショートのクリエイターへの報酬プログラムなど、YouTubeではクリエイター支援の多様化が加速している。フェイスブック・インスタグラムやスナップチャットなどの競合が多額の資金を投じ、クリエイターを囲い込む施策の広がりが背景にあるからだ。激化するクリエイターエコノミー主導権をめぐる競争、その動向を追ってみたい。