記事 デザイン経営・ブランド・PR 「デジマーケティングはメディアの変化ではなく人々の変化に追いつくためのもの」――ケント・ワータイム氏 「デジマーケティングはメディアの変化ではなく人々の変化に追いつくためのもの」――ケント・ワータイム氏 2009/12/25 先日発売されたばかりの『次世代メディアマーケティング』(“DigiMarketing”日本語版)の著者であり、オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパンの代表取締役社長を務めるケント・ワータイム氏を訪ね、マーケティングの世界で起こっている変化について話をうかがった。「デジタルマーケティング」の必要性を訴えるワータイム氏に、現在のマーケティングの在り方や日本市場のポテンシャルはどう見えているのだろうか。
記事 市場調査・リサーチ 「2009年から2010年にかけて大きな断層をまたぐ」2010年の国内IT市場の主要10項目--IDC Japan 「2009年から2010年にかけて大きな断層をまたぐ」2010年の国内IT市場の主要10項目--IDC Japan 2009/12/16 IDC Japanは、2010年における国内IT市場でキーとなる技術や市場トレンド、ベンダーの動きなど主要10項目を発表した。まず2010年の見通しについて、経済と国内政治情勢の不透明感から、企業は国内の投資全般に慎重な姿勢を継続していると分析。一方で投資抑制が仮想化やクラウドへの移行を加速させるとした。また、IT分野に起ころうとしている仮想化やクラウドの流れも、これまでとは次元の異なる競争ルールへの移行が必定とし、しかもそれぞれが相乗的に相手の変化を加速させているという。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 【用語解説】イベント・ベースド・マーケティングとは 【用語解説】イベント・ベースド・マーケティングとは 2009/12/13 顧客へのアプローチ手法を示すマーケティング用語の1つ。購入確率の高い「セグメント」をメインターゲットにし、接触頻度を上げて顧客へアプローチするのではなく、 イベントなどに合わせて、最適なタイミングで最適な商品を案内するマーケティング手法のこと。たとえば、結婚(イベント)に合わせて、生命保険(最適な商品)の案内を提供するといったこと。接触頻度を抑えることで、マーケティングコストを抑える効果もある。
記事 経営戦略 アウトソーシング・コストを考える:CIOへのステップアップ財務・戦略講座(4) アウトソーシング・コストを考える:CIOへのステップアップ財務・戦略講座(4) 2009/12/11 今回は、アウトソーシング・コストについて考えてみます。現在、アウトソーシングを利用しないですべてのことを自前で賄う企業はまずないといっていいでしょう。アウトソーシングは、コストがかかる半面、企業の収益を拡大するためには欠かすことのできない要素です。このアウトソーシングをとどう向き合っていくか、財務・戦略の面から考えていきましょう。
記事 経営戦略 IT業界では、なぜ他業界の経営手法が機能しないのか IT業界では、なぜ他業界の経営手法が機能しないのか 2009/12/04 IT業界*では、市場の大きな成長は予想されていない**。成熟市場においては、生産性、効率性、コスト管理といった経営管理の巧拙が競争上ますます重要となる。これらの実現のために、数多の経営管理手法が存在しているが、
記事 環境対応・省エネ・GX スマートグリッドとは何か?知っておきたい次世代電力ネットワークの基本【2分間Q&A(62)】 スマートグリッドとは何か?知っておきたい次世代電力ネットワークの基本【2分間Q&A(62)】 2009/12/03 次世代の電力ネットワーク、スマートグリッドは、これまでの電力ネットワークを抜本的に見直し、IT技術や新しい発電方法を組み合わせ、まったく新しい電力網と再生可能なエネルギーを推進するという、壮大な取り組みだ。今回は、この具体的な内容について見ていくことにしよう。
記事 経営戦略 【鈴木光司氏連載】「知的思考力」とは何か:(2)世界にはなぜ構造があるのか 【鈴木光司氏連載】「知的思考力」とは何か:(2)世界にはなぜ構造があるのか 2009/11/26 分子生物学や理論物理をテーマとした小説で高名な鈴木光司氏は、仕事や人間関係、人生全般においてまで、物理を理解している者の強みがあると語る。いま、企業マネジメントにおいて求められている「知的思考力」。本連載では、物事の原理をわきまえているとどのような利点があるのか、全5回にわたってお届けし、「知的思考力」の本質に迫る。
記事 新規事業開発 EverNoteに見るフリーミアムビジネス成功の3つの条件【○○はビジネスになるか(4)】 EverNoteに見るフリーミアムビジネス成功の3つの条件【○○はビジネスになるか(4)】 2009/11/18 前回ご紹介した「フリーミアム」によるビジネスの実例を探っていくと、まずWebサービスが思い当たる。基本的な機能は、無料で使えるが、ちょっとお金を出せば、煩わしい広告が表示されなくなったり、もっと高度な機能が使えるようになる――というものだ。では、これらのサービスは本当にビジネスになっているのだろうか?Googleは既に巨大資本を手に入れており、一つのサービスでビジネスを見ることが難しい。そこで今回は、最近急速に注目を集めているオンラインメモサービス「EverNote」を取り上げて、フリーミアムがビジネスとして成功する条件を探る。
記事 経営戦略 船井総研創業者 船井幸雄氏が語る経営者への提言「学び、働き、全体を“見える化”できれば道は開ける」 船井総研創業者 船井幸雄氏が語る経営者への提言「学び、働き、全体を“見える化”できれば道は開ける」 2009/11/18 「今はまだ不況の入口に過ぎない。これからもっと経済は悪くなる」と指摘するのは、日本における経営コンサルタントの草分けとしても知られる船井幸雄氏だ。特に中堅中小企業は今までにも増して苦しい経営を強いられるという。こうした中、取り組むべきことは、しっかり勉強し、しっかり働くこと。危機感を持って死にものぐるいでものごとに当たればよい考えが浮かび、規模や業種に関係なく日本の企業なら生き延びられると、船井氏はエールを送る。そしてもう一つ、経営者が決して怠ってはならないこと、それが現状の把握、ITによる経営の「見える化」だ。
記事 環境対応・省エネ・GX CTCと東光電気、エネルギー消費の遠隔管理を可能にするシステムを開発へ CTCと東光電気、エネルギー消費の遠隔管理を可能にするシステムを開発へ 2009/11/16 伊藤忠テクノソリューションズと東光電気は、データセンター事業者や工場等、電力消費量の多い企業向けに、遠隔管理型のエネルギーマネジメントシステムを共同開発したと発表した。
記事 市場調査・リサーチ 2010年度の国内企業IT投資、改善するも依然慎重の姿勢--IDCが調査 2010年度の国内企業IT投資、改善するも依然慎重の姿勢--IDCが調査 2009/11/10 IDC Japanは9日、2009年8月27日から9月2日、国内企業のCIOを対象に「IT投資動向調査」を実施し、その結果を発表した。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 倒産企業買収による競争力強化のすすめ、今こそが買い時--野村総合研究所 後藤知己氏 倒産企業買収による競争力強化のすすめ、今こそが買い時--野村総合研究所 後藤知己氏 2009/11/06 企業のM&Aは対象企業とのシナジー効果の発揮や自社が保有していない新規事業分野にスピィーディーに進出するために、有効な手段として近年盛んになっている。しかし、現下の経済環境にあっては、一部を除き停滞気味だ。こうしたなかで「倒産企業を買収の対象として考えるべきだ」と主張するのが企業再生支援を専門に手がけている野村総合研究所の産業革新コンサルティング部の主任コンサルタント 後藤知己氏だ。同氏に、今なぜ倒産企業の買収なのかを伺った。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 「合理的に実施可能な安全」を確保せよ--三菱総合研究所 主席研究員 木根原良樹氏 「合理的に実施可能な安全」を確保せよ--三菱総合研究所 主席研究員 木根原良樹氏 2009/11/05 地震などの天災のほか、大規模な事故や情報漏えい、不祥事など企業を取り巻くリスクにはさまざまなものがあるが、人為的な事件に対する社会の目はとりわけ厳しくなっている。三菱総合研究所が一般の人を対象に行ったアンケート調査では「事故や事件を防げなかった原因は、経営者にある」とみている。企業経営におけるリスクを未然に回避し、安全性を確保するにはどのように対応すればよいのか。長く安全政策のコンサルティングに従事してきた三菱総合研究所 科学・安全政策研究本部 社会安全マネジメントグループリーダー 主席研究員 木根原良樹氏に伺った。
記事 新規事業開発 米シスコ、米EMC、米VMwareの3社が提携、ジョイントベンチャーAcadia設立も 米シスコ、米EMC、米VMwareの3社が提携、ジョイントベンチャーAcadia設立も 2009/11/04 米シスコシステムズ、米EMC、米VMwareは3日(現地時間)、データセンターの仮想化やプライベートクラウドへの移行などを目的に提携するとともに、3社協同のソリューション「Vblock Infrastructure Packages」を提供する。
記事 環境対応・省エネ・GX JA全農、改正省エネ法対応で日立のASP型環境情報管理サービスを採用 JA全農、改正省エネ法対応で日立のASP型環境情報管理サービスを採用 2009/11/02 日立製作所は2日、JA全農が日立のASP型環境情報管理サービス「EcoAssist-Enterprise-Light」を採用し、本日より利用を開始したと発表した。
記事 環境対応・省エネ・GX NECとNECフィールディング、クライアントPCの消費電力を自動コントロールする省エネサービス発売 NECとNECフィールディング、クライアントPCの消費電力を自動コントロールする省エネサービス発売 2009/11/02 NECとNECフィールディングは、省エネオフィスサービス「エネパル PC」を販売開始し、12月1日より出荷開始すると発表した。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 【市場志向型経営の構図 第14回】市場志向型経営と組織構造 【市場志向型経営の構図 第14回】市場志向型経営と組織構造 2009/10/30 「組織は戦略に従う」という命題が示すように、戦略と組織は密接に関係している。では、市場志向型経営という戦略には、ふさわしい組織があるのだろうか。前回は、組織の文化について考察したが、今回は組織の構造について考えてみよう。
記事 環境対応・省エネ・GX グリーンピース・ジャパンが環境対応で任天堂を酷評、日本の電機メーカーの環境に対する主な取り組みを総括 グリーンピース・ジャパンが環境対応で任天堂を酷評、日本の電機メーカーの環境に対する主な取り組みを総括 2009/10/30 国際環境NGOのグリーンピース・ジャパンは30日、「環境に優しい電機メーカー」を発表した。調査によれば、ノキアがトップで、サムスン、ソニー・エリクソン、フィリップス、東芝(日本勢では1位)などが続いた。18社中、最下位は任天堂だった。
記事 経営戦略 【鈴木光司氏連載】「知的思考力」とは何か:(1)世界の仕組みについて 【鈴木光司氏連載】「知的思考力」とは何か:(1)世界の仕組みについて 2009/10/29 分子生物学や理論物理をテーマとした小説で高名な鈴木光司氏は、仕事や人間関係、人生全般においてまで、物理を理解している者の強みがあると語る。いま、企業マネジメントにおいて求められている「知的思考力」。本連載では、物事の原理をわきまえているとどのような利点があるのか、全5回にわたってお届けし、「知的思考力」の本質に迫る。
記事 営業戦略 フリーミアムとは?クリス・アンダーソンの『Free』をめぐる論争【○○はビジネスになるか(3)】 フリーミアムとは?クリス・アンダーソンの『Free』をめぐる論争【○○はビジネスになるか(3)】 2009/10/23 デジタルコンテンツ・ビジネスが苦戦する中に登場したクリス・アンダーソン氏の『Free』は、書評などに取り上げられ、大きな反響を呼んだ。ただ、その主張は読む者に衝撃を与えた一方、人気作家でコラムニストのマルコム・グラッドウェル氏らによる多くの反論も呼んだ。今回はこの『Free』をめぐる論争とその結果から何が導き出されたのかについてご紹介しよう。
記事 経営戦略 【ベンチマーキング基礎講座(1)】中小企業のベンチマーキングとは? 【ベンチマーキング基礎講座(1)】中小企業のベンチマーキングとは? 2009/10/22 ベンチマーキングが、未曾有の世界同時不況の救世主になるかも知れない。中小企業は、現在の環境の激変に対応すべく、経営と業務の改善と改革をしなければならない。今、生き残るためには、改善と改革のベストプラクティスを導入するベンチマーキングの実行が最善策だ!ベンチマーキングは、新しい経営変革概念であり、また、経営改革や業務改善の具体的な方法論でもある。自社の改善・改革をすべきプロセスのベストなやり方を、世界のどこかから学び、自社に合った形で導入する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 【市場志向型経営の構図 第13回】市場志向型経営の組織文化 【市場志向型経営の構図 第13回】市場志向型経営の組織文化 2009/10/21 前回、前々回は、市場志向型経営を実施する企業が組織の外側にある経営環境にどのように適応するのかに焦点を当てた。今回は、市場志向型経営の組織の内側に注目してみよう。市場志向型経営を行っている企業は、どのような組織文化を持つのだろうか。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 【民主党藤末氏コラム】新しいビジネスの可能性「スマートグリッド」! 【民主党藤末氏コラム】新しいビジネスの可能性「スマートグリッド」! 2009/10/20 各国が競って国際標準を取ろうとしてる環境分野。中でもスマートグリッドに注目が集まります。そのスマートグリッドについて、各国の動き、ビジネスの可能性について紹介します。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 加速するか食品業界再編、今後5年で業界再編が必要と考える経営者は5割--野村総合研究所調査 加速するか食品業界再編、今後5年で業界再編が必要と考える経営者は5割--野村総合研究所調査 2009/10/16 日本の食品業界が岐路に立っている。野村総合研究所の調査によれば、今後5年間で食品業界の再編が必要という回答が5割を超えた。国内市場が縮小化していく中、今後日本の食品業界はどのような舵取りを行うべきなのか。現状の課題と解決策について、野村総合研究所 コンサルティング事業推進部 上級コンサルタント 小沼靖氏と上級コンサルタント 佐藤正之氏に話しを伺った。
記事 市場調査・リサーチ 国内通信事業者セキュリティサービス市場が堅調、前年比19.9%増の3,303億円 国内通信事業者セキュリティサービス市場が堅調、前年比19.9%増の3,303億円 2009/10/15 IDC Japanは14日、国内通信事業者のセキュリティサービス市場における2009年の見込みと、2013年までの予測を発表した。
記事 市場調査・リサーチ OSS利用が拡大、金融危機以降のIT予算削減がオープンソース導入検討のきっかけになった企業が5割 OSS利用が拡大、金融危機以降のIT予算削減がオープンソース導入検討のきっかけになった企業が5割 2009/10/15 IDC Japanは15日、国内企業に対して2009年8月に実施した「国内オープンソースソフトウェア利用実態調査」に関する調査結果を発表した。
記事 営業戦略 無料で成功するための3つのパターン--クリス・アンダーソン『Free』を読む2【○○はビジネスになるか(2)】 無料で成功するための3つのパターン--クリス・アンダーソン『Free』を読む2【○○はビジネスになるか(2)】 2009/10/02 無料の波は既存のビジネスを圧倒している。コンテンツそのものを商品としている新聞社は世界中で経営難に直面しており、老舗の米ニューヨーク・タイムズ紙でさえ倒産寸前と言われている。だが、アンダーソン氏は、無料の流れはもはや止めることはできないと言う。そして「市場を再定義せよ」「いずれ無料になるものなら、早く自らの手でやれ」と呼びかける。無料であっても、そこから利益を上げる道はいくらでもあるというのだ。
記事 デザイン経営・ブランド・PR デジタル・サイネージとは何か?デジタル広告媒体が新たな広告市場を拓く【2分間Q&A(59)】 デジタル・サイネージとは何か?デジタル広告媒体が新たな広告市場を拓く【2分間Q&A(59)】 2009/09/17 デジタル技術による新しい広告の形、デジタルサイネージが大きな注目を集めている。新たな広告需要を開拓し、2015年には1兆円市場に成長するとも言われる新たな広告のカタチだ。長引く広告不況の中で、デジタルサイネージにかかる期待は大きい。その可能性とメリット、将来性について詳しく見ていくことにしよう。
記事 業務効率化 関西流ベタベタIT商法の挑戦54~3つのケチケチで顧客満足度を上げる 関西流ベタベタIT商法の挑戦54~3つのケチケチで顧客満足度を上げる 2009/09/16 大手から中小零細企業、個人事業者まで、さまざまな業態が参入しているリフォーム業界。施工業者が乱立する一方、景気の低迷で増改築時期の延期や工事規模の縮小などで業界全体の受注数は、ここ数年伸び悩んでいる。
記事 デザイン経営・ブランド・PR デジタルコンテンツはすべて無料に--クリス・アンダーソン『Free』を読む1【○○はビジネスになるか(1)】 デジタルコンテンツはすべて無料に--クリス・アンダーソン『Free』を読む1【○○はビジネスになるか(1)】 2009/09/14 インターネット上には、ニュースからエンターテインメント、Webアプリケーションサービスまで、さまざまな「無料」があふれている。コンテンツやサービスを提供する者は「究極の価格破壊」にさらされているのだ。そんななか、“情報時代のグル(導師)”と称され、ロングテール理論を提唱したことでも有名なクリス・アンダーソン氏が「デジタルのコンテンツは、皆、無料になる。それを止めることはできない」と主張して注目を集めている。