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  • 2009/09/16

関西流ベタベタIT商法の挑戦54~3つのケチケチで顧客満足度を上げる

関西商魂 代表 中森勇人

大手から中小零細企業、個人事業者まで、さまざまな業態が参入しているリフォーム業界。施工業者が乱立する一方、景気の低迷で増改築時期の延期や工事規模の縮小などで業界全体の受注数は、ここ数年伸び悩んでいる。

アンケートの効用

 2つ目は、「人材管理のためのケチケチ」。
工期を短縮するために施工管理者には「段取り8割」を徹底。工事前の手配や準備を怠らない。これをチェックするために工事現場では法定点検以外に抜き打ち検査をおこない、ムダの洗い出しをしている。さらに完成後、施工主に社長宛のアンケートを書いてもらい、監督や職人などの評価を行う。このアンケートの評価は従業員にフィードバックされ、仕事の割り振りや給与に反映される。

 吉村社長は「工事現場では技術力だけではなく、コミュニケーション能力も求められます。きちんと挨拶ができるとか、ちょっとしたことが、お客さんの満足度につながります。これからのリフォーム会社は建設業と言うよりサービス業としての顔を持つ必要がある。お陰様でリピターも多く、お客様を紹介いただくことも増えています」とアンケートの効果を語る。

 営業にはなるべく遠い顧客から回り会社に帰ってくる順路で行程を組ませ、「営業車の洗車は週に3回」を徹底している。「汚い車だと仕事も汚いと思われます。車がきれいだと事故率が減るという統計もありますから」(吉村社長)。もちろん、事務所でのコピーは裏紙を使い、昼休みの消灯も忘れない。

 3つ目は、「ケチケチな仕組み作り」。
これからはエコロジーの時代。リフォームでもエコを実施するために屋根や外壁の塗装工事の際に自社製品の「エコ熱レクション」を使用している。これは屋根や壁に塗るだけで表面温度を10~15度下げることができるという塗料。

 「電気代の節約でリフォーム代がタダになる」と顧客の評判も上々なのだという。ホープハウスでは5年ほど前から関東に進出し、仕事も全国規模に拡大している。これは大手不動産会社や建設会社とのタイアップによるところが大きい。

 吉村社長は「大手の看板と営業力を使わせてもらうことで営業マンの数が少なくてすみますし、受注量が増えることでトータルコストを下げることもできます。大手さんは営業成績を上げることができ、お客さんはコストが下がる。私たちは受注を得られるのでウインウインの関係ができています」とタイアップのメリットを話す。

 各地でイベントや勉強会を開催し、リフォームやマンション経営についてまとめた「マンション満室経営の極意(書肆侃侃房)」を出版。経営コンサルティングをおこなうなど、意欲的に事業を展開している。

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