記事 IoT・M2M・コネクティブ ボーダフォン、テレマティクスで運転状況を把握して課金する自動車保険サービス ボーダフォン、テレマティクスで運転状況を把握して課金する自動車保険サービス 2013/03/11 EUでは、男女均等政策により、より安全な運転が可能となるテレマティクスへの消費者の関心が欧州全域で高まっており、この数カ月間で、テレマティクス市場への参入の意向を示す保険会社の数が増加している。こうした中、ボーダフォンでは、Towers Watson(タワーズワトソン)と共同で、北米以外の地域で営業する自動車保険会社向けに、テレマティクスの活用をベースとする自動車の運転状況に応じた課金保険商品の開発と導入を進めていくと発表した。
記事 IoT・M2M・コネクティブ クルマのセンシング情報は宝の山か?走行・エリア・軌跡から新サービスを生み出す クルマのセンシング情報は宝の山か?走行・エリア・軌跡から新サービスを生み出す 2013/02/13 クルマから抽出したビッグデータを「宝の山」とするべく、各社が取り組みを進めている。富士通の川崎晃部長は「目的なく社会をとらえても、ビッグデータは人の役に立たない。新しいサービスや商品につなげるには、データの集積度を上げて、最終的に一人ひとりに価値をフィードバックすることが重要だ」と説く。本稿では、自動車から得られる移動軌跡情報(プローブデータ)をどう取得し、それを具体的にどのような形で活用しているのか、実際のIT活用の取り組みまでを紹介する。
記事 次世代電池 東芝、電力会社向けDRシステムの米Consert社を買収 スマートグリッド事業強化 東芝、電力会社向けDRシステムの米Consert社を買収 スマートグリッド事業強化 2013/02/07 東芝は7日、デマンドレスポンス(需要応答、以下DR)向けソフトウェア開発および関連機器・サービスの提供を行う会社である米国コンサート社(Consert Inc.)を買収し、100%子会社化にしたと発表した。
記事 組み込み・産業機械 制御システムのセキュリティ対策、情報システムの教訓を生かせるか 制御システムのセキュリティ対策、情報システムの教訓を生かせるか 2013/02/05 発電所や交通機関など社会インフラに直結していることから、テロの標的となったり、セキュリティインシデントによって大惨事につながりかねない──いま、多くの国で制御システムセキュリティへの関心が高まっている。しかし、制御システム業界では、その対応や対策について取り組み方に二極化の傾向が現れているようだ。誰もがサイバーテロなどの脅威がグローバルで現実のものとなっている認識はあるものの、専門家やIT業界からの呼びかけに対して、「うちは顧客も限られている」「システムが特殊なもので攻撃の可能性は低い」という認識に陥っている企業も少なくない。
記事 新製品開発 墨田区の「スミファ」に見る中小製造業の新たな挑戦 墨田区の「スミファ」に見る中小製造業の新たな挑戦 2013/01/28 中小製造業でメーカーから製造委託を獲得するという従来の商流とは異なる動きが出てきている。「FabLab」「パーソナルファブリケーション」と呼ばれるもので、日本に限らず海外でも注目を集めている。また、新しいもの作りの動きに呼応するかのように、資金調達手段としての「クラウドファンディング」にも注目が集まっている。今回は墨田区の工場見学を中心としたイベント「スミファ」への取材を通じ、中小製造業が持つ新たな可能性とそこでITが果たすべき役割を考えていくことにする。
記事 IoT・M2M・コネクティブ ニシム電子、富士通と連携しクラウドでM2M遠隔監視サービスを開始 ニシム電子、富士通と連携しクラウドでM2M遠隔監視サービスを開始 2012/12/21 ニシム電子工業は、クラウドを利用し、電源設備や太陽光発電設備、環境計測器など多種多様な産業設備の遠隔監視・保守支援を行う「FAデータストレージサービス」を開始すると発表した。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 仙台中央タクシー、スマホ活用のクラウド型タクシー配車システム「smartaxi」を導入 仙台中央タクシー、スマホ活用のクラウド型タクシー配車システム「smartaxi」を導入 2012/12/18 宮城県内の業界大手である仙台中央タクシーは、タクシー配車の仕組みをスマートフォンとクラウドで実現させた、クラウド型タクシー配車システム「smartaxi(スマートタクシー)」を採用し、稼働を開始した。
記事 IoT・M2M・コネクティブ Internet of Things(IoT)の先進事例、将来は店舗消滅?自動車激変? Internet of Things(IoT)の先進事例、将来は店舗消滅?自動車激変? 2012/12/17 インターネットにつながるモノが指数関数的に増えている。こうした動きを捉えるキーワードとしてInternet of Things(IoT)がいま、注目を集めている。PCやスマートフォンだけでなく、日常品・家電・自動車・建物・食物などのさまざまなモノを、RFIDや組み込みセンサー、無線LANなどによってインターネットに接続し、識別したり、位置を特定したり、コントロールすることが可能になりつつある。こうしたテクノロジーの変化によって、業界の垣根を越えた新しいビジネスが生まれるとともに、業界によっては劇的な変化がもたらされつつあると野村総合研究所(NRI)の城田真琴氏は指摘する。
記事 次世代電池 太陽光発電システムを無償で設置、ソフトバンクの「おうち発電プロジェクト」 太陽光発電システムを無償で設置、ソフトバンクの「おうち発電プロジェクト」 2012/12/12 ソフトバンクモバイルとソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジーは12日、民家の屋根を借り受けて無償で太陽光発電システムを設置し、発電した電気を電力会社に売電する「おうち発電プロジェクト」を開始すると発表した。
記事 新製品開発 日立造船と住友化学、津波被害を受けた農地の修復技術を確立 日立造船と住友化学、津波被害を受けた農地の修復技術を確立 2012/12/12 日立造船と住友化学は12日、津波により塩害や微細がれき混入の被害を受けた農地の修復に向けた農地修復技術を確立したと発表した。2011年11月から宮城県亘理郡亘理町の水田において実証実験の成果という。
記事 組み込み・産業機械 村田製作所、ユビキタスと資本業務提携 近距離無線通信の開発力を強化 村田製作所、ユビキタスと資本業務提携 近距離無線通信の開発力を強化 2012/12/12 村田製作所は11日、組み込みソフトの開発を手がけるユビキタスと資本・業務提携し、ユビキタス社の第三者割当により同社保有の自己株式を取得すると発表した。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 日立製作所、車載情報システム事業を再編 テレマティクスとIT連携強化 日立製作所、車載情報システム事業を再編 テレマティクスとIT連携強化 2012/12/07 日立製作所と日立オートモティブシステムズは6日、日立グループにおける車載情報事業の再編を目的に、日立オートモティブシステムズのCIS(Car Information Systems)事業部を、日立の情報通信事業部門である情報・通信システム社に移管すると発表した。
記事 組み込み・産業機械 トレンドマイクロが制御システムセキュリティに参入、「Trend Micro Safe Lock」発売 トレンドマイクロが制御システムセキュリティに参入、「Trend Micro Safe Lock」発売 2012/11/20 トレンドマイクロは19日、新たに企業向けのビジネスとして、製造業の工場における生産管理システムや電力・ガス・水道の供給監視システムなどの制御システムを対象にしたセキュリティ製品群の提供を開始すると発表した。2015年に制御システムのセキュリティ分野で15億円の販売を目指す。
記事 組み込み・産業機械 インフラのセキュリティ、スマートコミュニティにも共通課題 日・米・独の有識者ら インフラのセキュリティ、スマートコミュニティにも共通課題 日・米・独の有識者ら 2012/11/19 電気、ガス、水道、交通といった重要インフラに対するサイバーテロが現実の脅威になり、各国の国レベルの対策や制御システムセキュリティへの取り組みが注目を集めている。重要インフラの制御システムが攻撃を受けると、企業経営や社会生活に与える影響が膨大であり、人命にも関わる重大な問題にもかかわらず、これまで真剣な議論も対策もされてこなかった。このような状況において、我々はまず、何をすべきなのだろうか。独の研究機関、フラウンホーファーAISECのピーター・シュー氏、米デジタルボンドのデール・ピーターソン氏、日本のラック西本逸郎氏、電気通信大学の新 誠一教授、森ビルの渡部 宗一氏ら有識者が一同に介し、話し合った。
記事 新製品開発 「美」「食」家電で進むIT化、大幅な収益増に結びつく顧客体験の見直しとは 「美」「食」家電で進むIT化、大幅な収益増に結びつく顧客体験の見直しとは 2012/11/15 多くの家電製品がコモディティ化するなかで、「美容家電」・「調理家電」は貴重な成長領域――「美」や「食」は人々の根源的欲求に根ざすもので、ニーズに一定の達成基準や際限がない。そのため、今後、美容ノウハウや料理レシピなどの関連する情報コンテンツおよびスキンケア化粧品や食材との連携を深めることで、さらなる高付加価値化が期待され、美・食関連市場の構造変化がもたらされるという。成長領域が少なくなっている家電分野のなかで「美容家電」と「調理家電」の両市場が創出する新たな事業機会、将来的な展望について、野村総合研究所(NRI)のICT・メディア産業コンサルティング部 笠井洸氏、川元麻衣子氏が語った。
記事 新製品開発 スマートテレビやスーパーハイビジョン普及に向けた初会合--総務省 スマートテレビやスーパーハイビジョン普及に向けた初会合--総務省 2012/11/12 総務省は12日、「放送サービスの高度化に関する検討会」を開催した。「スマートテレビ」や「4K・8K(スーパーハイビジョン)」「ケーブル・プラットフォーム」の3分野について、新しい技術の標準化や普及に向けた取り組みを協議する。
記事 次世代電池 村田製作所、中国および滋賀県の事業所でメガソーラーシステムを導入 村田製作所、中国および滋賀県の事業所でメガソーラーシステムを導入 2012/11/12 村田製作所は12日、中国の深圳村田科技有限公司と滋賀県の野洲事業所にメガソーラーシステムを設置することを発表した。
記事 組み込み・産業機械 デジタルボンド社ピーターソンCEOが語る、制御システムセキュリティの動向と対策 デジタルボンド社ピーターソンCEOが語る、制御システムセキュリティの動向と対策 2012/11/09 Stuxnet以降、電力システムや各種工場など、重要な社会インフラのセキュリティ対策の重要性が注目されている。日本でも、今年の3月に制御システムセキュリティセンターが設立され、評価認証、標準化やテストベッドなどの委員会を発足させ、この問題への取り組みを本格化させている。2012年2月に、日本製を含むPLC(制御システムコントローラ)のハッキング方法を公開したことで一躍注目を集めたデジタルボンド社 デール・ピーターソン氏は「これまでの制御システムは、重要インフラが24時間365日稼働することに焦点を当て過ぎていたが、完全性も考えるべきだ」とIPAフォーラム2012で提言した。
記事 次世代電池 国内最大規模の太陽光・風力発電所、愛知県田原市に建設 国内最大規模の太陽光・風力発電所、愛知県田原市に建設 2012/11/07 三井化学、三井物産、シーテック、東亞合成、東芝、東レおよび三井造船の7社は、愛知県田原市における国内最大規模の太陽光・風力発電所の建設を行うと発表した。
記事 IoT・M2M・コネクティブ NEC、静岡県の東芝機械にM2Mソリューションを導入 工作機械の予防保守に NEC、静岡県の東芝機械にM2Mソリューションを導入 工作機械の予防保守に 2012/11/05 日本電気(以下、NEC)は5日、製造業向けM2M活用ソリューション「CONNEXIVE(コネクシブ)」を、静岡県に本社を構える機械メーカー、東芝機械に提供すると発表した。東芝機械はM2Mを使って、自社製の工作機械などの製品の予防保守や部品・消耗品販売などのサービスを強化する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ モノがつながるInternet of Thingsでは、異常だった状態が正常になる モノがつながるInternet of Thingsでは、異常だった状態が正常になる 2012/10/31 おもに人がコミュニケーションを行うためのネットワークとして進化してきたインターネットは、これからスマートフォン、テレビ、ゲーム、自動車、さまざまなセンサーなど、モノがつながるためのインターネット、いわゆる「Internet of Things」(IoT)」へ進化するといわれています。
記事 IoT・M2M・コネクティブ Internet of Thingsとは何か?「モノのインターネット」で変貌する世界の今と未来 Internet of Thingsとは何か?「モノのインターネット」で変貌する世界の今と未来 2012/10/29 未来の世界を想像すれば、データだけでなく、人間の意識やライフログ、さらにはセンサーや家電、果ては家具や建築物、薬など一見ITとは無関係なものも含めた“モノ”が生成するトラフィックが、インターネットで繋がって、さまざまな相互作用をもたらしている姿が浮かび上がる。こうした世の中の変化を表す言葉として、「Internet of Things(IoT、モノのインターネット)」というキーワードが2010年頃より注目されている。いま、我々の生活はどのような変化を遂げているのか、また企業のCIOはこうした変化にどのように取り組めばよいのだろうか。
記事 組み込み・産業機械 スマート家電の未来、家電とIT融合による新しいセキュリティクライテリア スマート家電の未来、家電とIT融合による新しいセキュリティクライテリア 2012/10/04 今週からエレクトロニクス総合展のCEATEC JAPAN 2012が開催されているのもあって、大手家電メーカーが続々とスマートフォンと連動する家電製品、いわゆる「スマート家電」を発表している。日本メーカーとしては、家電の新しい付加価値として打ち出していきたい意向だが、各種法規制が足を引っ張って、機能制限を余儀なくされることが問題にもなっている。いずれにしても、さまざまな製品がオンラインで結びついていくという流れは着実に進んでいきそうだ。
記事 IoT・M2M・コネクティブ M2M導入事例:テレマティクスによる車両運行状況の見える化が日本テクノにもたらしたもの M2M導入事例:テレマティクスによる車両運行状況の見える化が日本テクノにもたらしたもの 2012/09/18 1995年4月に設立された日本テクノは、電力エネルギーに関する各種サービスを提供する企業だ。東日本大震災以降、電力問題やスマートグリッドなどが急速に注目を集めているが、同社はその遙か前の2002年から電気の“見える化”に取り組んできた。そんな日本テクノが、営業社員や技術社員が運転する車両に対して、その運行状況を“見える化”するテレマティクスを導入したのは自然なことと言えるかもしれない。テレマティクスの導入によって、日本テクノにはどのような変化が表れたのか。実際の取り組みとその効果について紹介する。
記事 次世代電池 SBエナジー、佐賀県嬉野市でメガソーラーを建設 SBエナジー、佐賀県嬉野市でメガソーラーを建設 2012/09/12 ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジーは12日、佐賀県嬉野市における大規模太陽光(メガソーラー)発電所設置事業者の公募案件において、発電事業者に決定したと発表した。
記事 次世代電池 みずほコーポレート銀行、メガソーラー向け国内初のプロジェクトファイナンス みずほコーポレート銀行、メガソーラー向け国内初のプロジェクトファイナンス 2012/08/30 みずほコーポレート銀行は29日、大規模太陽光発電事業(メガソーラー)向けに国内初のプロジェクトファイナンス(事業融資)によるシンジケートローンを組成したと発表した。契約金額は約60億円。
記事 次世代電池 京セラ・KDDI・IHIなど7社、70MWの太陽光発電事業の運営会社「鹿児島メガソーラー発電」を設立 京セラ・KDDI・IHIなど7社、70MWの太陽光発電事業の運営会社「鹿児島メガソーラー発電」を設立 2012/07/31 京セラは、出資会社6社と共に「鹿児島メガソーラー発電」を設立し、出資手続きを完了した。
記事 次世代電池 アビームコンサルティング、大阪ガスと共同開発の「統合エネルギー戦略策定支援サービス」提供開始 アビームコンサルティング、大阪ガスと共同開発の「統合エネルギー戦略策定支援サービス」提供開始 2012/07/06 アビームコンサルティングは、企業のエネルギーリスクを見える化する統合戦略策定支援サービスを提供開始した。
記事 新製品開発 丸紅情報システムズ、3Dプリンター「Mojo 3D Printer」を128万円で発売 丸紅情報システムズ、3Dプリンター「Mojo 3D Printer」を128万円で発売 2012/06/18 丸紅情報システムズ(以下、MSYS)は18日、立体造形システムの専業メーカーで世界最大37.4%のシェアをもつ米ストラタシス社が開発した3Dプリンターの新製品「Mojo 3D Printer(モジョスリーディープリンター)」を日本国内向けに発売すると発表した。ストラタシスの製品ラインアップでは、最小サイズ(幅630mm×奥行き530mm×高さ450mm)、最軽量(27kg)で、価格は128万円(税別)となる。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 森川博之東大教授:M2Mはグーグルやアマゾンへの対抗軸になる。求められるのは技術開発での「ストーリー」 森川博之東大教授:M2Mはグーグルやアマゾンへの対抗軸になる。求められるのは技術開発での「ストーリー」 2012/06/08 最近急速に語られることが増えたビッグデータの本質は、単にWeb上の膨大なデータを処理することではない。あらゆる機器やモノがネットワークでつながり、そのデータを企業経営や社会問題の解決にいかに活用していくかが重要だ。この視点から、M2M(Machine to Machine)ネットワークが次世代のビッグデータを支える技術のひとつとして、今改めて注目されている。M2Mでいま求められているものは何か?東京大学 先端技術研究センター 教授で、新世代M2Mコンソーシアムの会長をつとめる森川博之氏が語った。