• 2013/04/23 掲載

CTC、M2Mプラットフォーム「deviceWISE」のトライアルサービス開始

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伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、北米を中心にM2Mソリューションを展開するILS Technology LLC.(以下、ILST社)のM2Mプラットフォーム基盤技術と、CTCのシステム構築、運用ノウハウを組み合わせたM2Mプラットフォーム「deviceWISE」のトライアルサービスを開始した。トライアルサービスでは、遠隔から必要なデータを収集し管理する仕組みをクラウドシステムで提供される。
 CTCは、M2Mに必要となるデータ収集や機器の制御またはデータ蓄積といった基本機能を備えたM2Mプラットフォーム「deviseWISE」のクラウドサービスの提供を2012年7月から行っている。「deviseWISE」は代表的なプロトコルに対応したデータ収集機能を持っており、個別プログラムの開発が不要であること、企業で利用されている既存のデータベースやアプリケーションシステムとの連携が容易であることから、短期間でM2M環境の構築が可能という。

 建設業や製造業の企業を中心に、時間とコストをかけずに小規模からM2Mクラウドサービスを導入したいという要望や、導入に伴う技術検証を行いたいという要望をうけ、今回のトライアルサービス提供に至ったと発表されている。データを取得するためのセンサ・機器、集めたデータを集約するデータベースや表示・分析するためのアプリケーションは顧客企業が用意し、CTCはデータを取得したいセンサ・機器から、指定したデータベースやアプリケーションにデータを転送する仕組みをクラウドサービスで提供する。「deviseWISE」のクラウドサービスを利用することで、従来は社内ネットワーク環境でしかできなかったデータの閲覧・管理が、インターネット回線などの利用により社内ネットワーク環境以外からもできるようになる。

 今後は、建設会社やビル工事会社で、スマートコミュニティやスマートグリッドビジネスを見据え、建物のエネルギー管理システムや空調や照明などの管理も含めたビルディングオートメーションシステム、設備管理システムなどの検証を行う予定だ。

 最初のトライアルとして、工場の生産装置などの稼働情報を管理・制御する用途などに利用されるFAコンポネントの開発・製造大手である三菱電機にて、「deviseWISE」のクラウドサービスを利用することで、三菱FA製品「MES インタフェースIT」を使用した製造業の生産現場と生産管理のデモシステムでデータ収集する用途の検証を4月から開始した。

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