記事 新規事業開発 いよいよGAFAが「携帯事業参入」か、筆者が「Google Fi」で大満足のワケ いよいよGAFAが「携帯事業参入」か、筆者が「Google Fi」で大満足のワケ 2020/11/02 日本では菅政権による携帯料金引き下げの動きが始まっている。「日本の携帯料金は果たして本当に高いのか」「引き下げによってサービスが低下するのでは」など、疑問の声もある一方で、大手の料金引き下げにより競争が激化することも予想される。では米国では携帯料金はどのような状況なのか、そしてグーグルが参入したことで噂されるGAFAによる本格的な通信事業参入はありえるのか、その影響を考えてみよう。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 製造/保険/港湾、3業界の事例で見えてきたエッジコンピューティングの「使い方」 製造/保険/港湾、3業界の事例で見えてきたエッジコンピューティングの「使い方」 2020/10/07 ビジネスの現場で生み出されるデータは増加の一途をたどっている。しかし、こうした有用なデータを従来のように全部「中央」に集めていては、活用しきれずに眠ってしまうだろう。そこで検討したいのが、データに近い場所、いわば「縁(ふち)」で処理するエッジコンピューティングだ。製造業や保険業、港湾事業の事例をもとに、ようやく見えてきたエッジコンピューティングの「使い方」を探る。
記事 Wi-Fi・Bluetooth IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)とは何か? 5つのメリットで理解する最新無線LAN規格の詳細 IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)とは何か? 5つのメリットで理解する最新無線LAN規格の詳細 2020/06/03 1 テレワークの推進にあたり、家庭内で無線LAN環境の整備を進めた人も少なくないだろう。こうした中で注目すべき無線LAN規格が「IEEE802.11ax(別名:Wi-Fi 6)」だ。すでに商品化された製品も数多く出回るこの新しい通信規格が目指すところは「密な環境での高パフォーマンス」といえる。本稿では、IEEE802.11ax/Wi-Fi 6によってユーザーが享受できるメリットや期待されるユースケースなどについて、わかりやすくまとめておこう。
記事 5G・6G なぜコロナ禍の世界には5Gが必要なのか、教育現場の事例から見えてきた課題とは 篠崎教授のインフォメーション・エコノミー(第122回) なぜコロナ禍の世界には5Gが必要なのか、教育現場の事例から見えてきた課題とは 篠崎教授のインフォメーション・エコノミー(第122回) 2020/05/15 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡大は、社会システムに大きな変容を迫っている。一刻も早い事態の収束を願うばかりであるが、落ち着きを取り戻した後も、以前と同じ姿で社会が機能していくのは容易ではないだろう。だが、この数カ月の動きからは、収束後の社会に向けた手がかりも窺える。その1つがエッセンシャル・テクノロジーとしてのICT(情報通信技術)だ。今回は、インフォメーション・エコノミーの観点から、新型コロナ後の世界と5G(第5世代移動通信システム)本格スタートの意義について考えてみよう。
記事 データ戦略 【事例多数】IoT時代に不可欠なエッジコンピューティング、どう実装すべきか 【事例多数】IoT時代に不可欠なエッジコンピューティング、どう実装すべきか 2020/04/08 第4次産業革命が進展し、IoTを活用した新しいサービスや産業が注目される中で、どうやってそれをビジネスに取り入れれば良いか悩んでいる企業も多いだろう。あるいは、すでにIoTを導入しても、うまく活用できていないという声も聞こえてくる。国内外で進むIoTの事例を交えながら、IoTの課題を解決する手法を紹介しよう。
記事 ネットワーク管理 クラウド時代の「ネットワークトラフィック監視」その重要性とは クラウド時代の「ネットワークトラフィック監視」その重要性とは 2020/02/28 テレワークによる働き方改革や、2020年10月にOffice 2010のサポートが終了するなどの背景から、SaaSやIaaSといった「クラウド」を利用する企業が増えている。しかし、その利用が増えるにつれてネットワークトラフィックやセッションも増加するため、ネットワークトラフィック監視は非常に重要な課題となる。ネットワーク監視ツールなどIT運用管理ソフトウェアを開発・提供するZoho Corporationの日本法人、ゾーホージャパンの小泉 陽平氏、および後藤 浩介氏と、ソフトバンクで最先端ネットワーク技術を見ている大前 好司氏が、ネットワーク監視に関する課題をどう解決すべきか語り合った。
記事 5G・6G 「ローカル5G」のインフラに“ケーブルテレビ”が選ばれるこれだけの理由 「ローカル5G」のインフラに“ケーブルテレビ”が選ばれるこれだけの理由 2020/01/23 2019年は「5G元年」と言われた。日本でも2020年春に通信大手の「全国5G」のサービスが始まる。それとほぼ同時期に、もう1つの5G、「ローカル5G」も商用サービスが始まる予定になっている。大手商社の住友商事が中心になり、インフラに全国のケーブルテレビを活用するローカル5Gプロジェクトが動き始めている。ケーブルテレビによるローカル5Gは、通信大手の全国5Gと比べると技術的、ビジネス的、さらには“地方創生”の観点でもさまざまなメリットがある。住友商事 メディア事業本部 ケーブルテレビ事業部長の小竹 完治氏は、「地域をよく知り、地域の課題解決に取り組んできたケーブルテレビの強みが生かせるのではないか」とみている。
記事 製造業界 5G時代の到来で、自動車業界から「劇的に消える仕事」「生まれる仕事」 5G時代の到来で、自動車業界から「劇的に消える仕事」「生まれる仕事」 2019/12/05 次世代通信規格「5G」の登場により、さまざまな通信サービスが変革期を迎えると言われている。中でも、自動運転については大きな変化が予想されており、調査会社による「業界スタンダードを誰が主導するのか?」という質問に対する答えも2年前とは大幅に入れ替わった。5G時代の到来によって、自動車業界はどう変わるのか。スプリントが新たに始めたIoTサービス「キュリオシティ(Curiosity)」などから読み解いていこう。
記事 5G・6G 5G普及のカギは? 1年遅れの日本市場が「米国を上回る可能性アリ」のワケ 5G普及のカギは? 1年遅れの日本市場が「米国を上回る可能性アリ」のワケ 2019/11/27 2020年の商用サービス開始を控えている5G技術は、その電波特性や基地局整備の課題から、当面はコンシューマより企業や事業者向けのカスタムネットワーク市場から立ち上がり、4Gとの混在が続くと見られている。この場合、IoT、エッジコンピューティング、同時多接続、そしてセキュリティがキートレンドとなるだろう。すでに商用サービスが始まっている米国の情報を交えて、日本の5G動向を考えてみたい。
記事 5G・6G ローカル5Gとは何か? 総務省の狙いやNEC、パナソニック、東芝の動きなどを解説 ローカル5Gとは何か? 総務省の狙いやNEC、パナソニック、東芝の動きなどを解説 2019/11/19 5Gの商用サービスが、日本でも2020年より始まる。5Gのメリットは高速、大容量、低遅延、そして1つの基地局により多くの端末が接続できること。そのため、「モバイル通信の体験を変える」と期待されているのだが、5Gのポテンシャルはそれだけではない。IoTやスマートファクトリーなど、企業や自治体のニーズへの活用だ。そこで総務省が打ち出した「ローカル5G」について、詳しく解説しよう。
記事 IT戦略・IT投資・DX 「ほぼ全業種が5G導入を検討中」、国内IT調査で何が見えてきたのか? 「ほぼ全業種が5G導入を検討中」、国内IT調査で何が見えてきたのか? 2019/11/15 IT投資の動向は、企業におけるIT活用のトレンドを見るうえで有効な指標の1つとなる。2019年10月に開催された「IT Trend 2019」に登壇したITR シニア・アナリスト 三浦 竜樹氏は、同社が毎年実施しているIT投資動向調査の速報値を披露。2,826件の回答から分析した国内企業が重視するIT戦略、新規導入の可能性が高い製品・サービス、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組み、IT部門の動向などを解説した。
記事 5G・6G 5GとARが消防を変える?「炎の向こう側」を見通す最新テクノロジー 5GとARが消防を変える?「炎の向こう側」を見通す最新テクノロジー 2019/11/06 ARといえば、ゲームなどエンターテインメントが思い浮かび、5Gといえば携帯電話や自動運転が思い浮かぶ。しかし、実はこれらのテクノロジーが消防を変えようとしている。視界が悪く、危険な消防の現場を変えるため、AR(拡張現実)ゴーグルを搭載したヘルメット「C-Thru」を開発したのが米「Qwake Tech」だ。このヘルメットはAIとの連携でより精度の高い情報を目指しており、将来的には5Gを使ってさらに正確なナビゲーションを提供しようとしている。消防とテクノロジーは、これからどうなる?
記事 衛星通信・HAPS・NTN 「ソフトウェア定義ラジオ」など注目の“無線技術トップ10”、ガートナーが発表 「ソフトウェア定義ラジオ」など注目の“無線技術トップ10”、ガートナーが発表 2019/08/19 無線技術はコンピュータの性能などに大きな影響を与えるものではないものの、Wi-Fiの登場がノートPCやモバイルデバイスといった新たなコンピュータの使い方を飛躍的に発展させたように、新たな無線技術はコンピュータの新しい利用モデルを発展させていく可能性を秘めています。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 ドコモの5G戦略:トヨタ、コマツ、ソニー、フジテレビらと描く青写真 ドコモの5G戦略:トヨタ、コマツ、ソニー、フジテレビらと描く青写真 2019/08/01 先ごろ開催された最先端ネットワーク技術の祭典「Interop Tokyo 2019」。基調講演に登壇したNTTドコモ 5Gイノベーション推進室長の中村 武宏氏は、いま世界中で商用化が進められている5Gをテーマに、同社が数多くのパートナーと実施してきた直近の実証実験の事例を一挙に公開した。さらに新たに見いだされた課題や、5Gの将来についても触れた。
記事 5G・6G 「2025年万博では5Gの次を示したい」総務副大臣に聞く、これからの“データ”の在り方 「2025年万博では5Gの次を示したい」総務副大臣に聞く、これからの“データ”の在り方 2019/06/13 日本には社会課題の解決という用途以外にも5G需要は豊富にある。この6月のG20、9月のラグビーW杯、2020年の東京五輪、2025年の大阪万博などがそうだ。インバウンド向けの多言語対応やまったく新しいスポーツ観戦体験など、日本の技術を世界に示す絶好の機会が相次ぐ。一方、日本政府はビッグデータの取り扱いや「GAFA」をはじめとするプラットフォーマーの規制にも乗り出した。総務副大臣の佐藤氏は日本の行末をどのように見ているのか。「5Gの可能性」について聞いた前編に続き、後編では「“技術の日本”を再び世界に打ち出す意味」などを聞いた。
記事 5G・6G 5G徹底解剖:価格はいくら? 端末はいつ出る? 日本でいつ普及する? 5G徹底解剖:価格はいくら? 端末はいつ出る? 日本でいつ普及する? 2019/05/29 いよいよ「5G(第5世代移動通信システム)」が、商用サービスを開始するフェーズに来ている。米国や韓国などではサービス利用が始まり、日本でも本格的なサービスが2020年春に始まることになった。5Gの商用化が現実となりつつある今、移動通信市場はどう変化していくのだろうか。5G導入の現状、および5Gに期待されている経済効果について、IHSマークイットのアナリスト 大庭光惠氏が解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 【独占】佐藤ゆかり総務副大臣インタビュー「5Gは日本社会に大変革を引き起こす」 【独占】佐藤ゆかり総務副大臣インタビュー「5Gは日本社会に大変革を引き起こす」 2019/05/28 次世代移動通信技術「5G」への期待が高まっている。産業界での活用はもちろん、少子化、高齢化、人手不足、東京一極集中……数々の社会課題を抱える日本にとって5Gはどのような可能性を秘めているのか。また日本はどのような5G戦略を描いているのか。ビジネス+IT編集部は総務副大臣、内閣府副大臣である佐藤ゆかり氏に単独インタビューを行った。
記事 5G・6G 2019最新、米中「5G戦略」の違いを徹底解説 ファーウェイ排除はどう転ぶ? 2019最新、米中「5G戦略」の違いを徹底解説 ファーウェイ排除はどう転ぶ? 2019/05/24 2019年5月20日、米グーグルがファーウェイへの一部ビジネスを停止したことが報じられた。トランプ政権は米国内の次世代通信規格5Gネットワーク建設で、中国の華為技術(ファーウェイ)の通信機器の採用を安保上の理由から認めず、欧州や日本などにも同社排除の圧力をかけている。「米中貿易戦争の一環」「中国の世界テクノロジー制覇の野望である中国製造2025をつぶすため」などの解説がなされているが、中国との5G競争において米国が同分野で何をしたいのか、何になりたいのかという「鮮明なビジョン」が一向に見えてこない。米中5G戦争の本質は、実は戦略の欠如による米国の迷走にあるのではないか――。
記事 5G・6G 5Gは本当に「夢の技術」か? メディアが語らない“暗い未来”の真実 5Gは本当に「夢の技術」か? メディアが語らない“暗い未来”の真実 2019/03/11 昨年末から世界中を騒がせた中国ファーウェイ(華為技術)のCFO、孟晩舟氏がカナダで拘束され、米国への身柄引き渡しがカナダ司法省によって許可された事件。この問題の根底にあるのは、ファーウェイがリードする5Gネットワークに対する米国の警戒感だ。体感ベースで、現在の4G通信のおよそ100倍になるとされる5Gは、各業界から夢の技術と呼ばれているが、果たして本当のところはどうなのだろうか。また、日本は5G先進国になりえるのだろうか。
記事 5G・6G 5Gで通信大手はどう変わる?NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクらが表明 5Gで通信大手はどう変わる?NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクらが表明 2018/11/30 現在、国内各キャリアが研究開発や実証実験に取り組む「5G」(第5世代移動体通信システム)。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクら大手キャリア3社は2019年中にプレサービスを開始する計画を公表しているが、各キャリアはどのように変化していくのか。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクら大手3キャリア、そして総務省が2018年10月、CEATEC JAPAN 2018でディスカッションを行った。
記事 5G・6G 「5G時代」の覇者は、あの国内メーカー4社だ 「5G時代」の覇者は、あの国内メーカー4社だ 2018/11/29 3月期決算企業の4~9月期中間決算の発表シーズン終了。全般的には米中貿易戦争などで不透明感が漂い、通期業績下方修正も少なくなかった中、好調ぶりが目立ったのが「電子部品」セクターだった。これまで元気の源は電装化が進む自動車向け電子部品だとされてきたが、それに加えてモバイル通信の新方式「5G」関連の電子部品の受注、生産が、「5G元年」の2019年に向けて本格化する。高周波用の電子部品の分野では日本勢が圧倒的な強さをみせており、各社の通期の業績や来期の業績では「5G」によって上向きのドライブがかかりそうだ。