記事 ロボティクス エンタメでも進む「ドローン活用」、アート・VR・MR・広告にも広がる エンタメでも進む「ドローン活用」、アート・VR・MR・広告にも広がる 2018/03/16 平昌冬季五輪開会式でインテルのドローンが登場し、大きな注目を集めました。このように、群制御という最新テクノロジーを使い、多くのドローンが空を舞うショーやアートパフォーマンス、そしてドローンに搭載した360°カメラで撮影したVRでの空中散歩など、ドローン技術の進歩でアーティストも刺激を受け、新しいチャレンジが続々とされています。さらに最近では、ドローンがVRやMRと組み合わさり、新しい表現と可能性が広がっています。そこで、今回はエンターテインメント分野でのドローン活用を アート・VR・MR・広告・レースの観点から見渡していきます。
記事 ロボティクス 清掃ロボット「未来機械」は、どのように中東砂漠の太陽光発電パネルを綺麗にするのか 清掃ロボット「未来機械」は、どのように中東砂漠の太陽光発電パネルを綺麗にするのか 2018/02/28 香川県高松市に拠点を置く未来機械は、中東の砂漠に敷き詰められた太陽光発電パネルを清掃するロボットを開発しているベンチャー企業だ。雨が降らない乾燥地域に敷かれた太陽光パネルは定期的に清掃しないと砂塵に覆われて、発電効率が落ちる。そこを掃除するためのロボットだ。前回のロボットブームの2004年に起業して、いよいよ飛躍しようとしている未来機械の代表取締役社長三宅徹氏に、同社のこれまでの歩みと現在の取り組みについて伺った。
記事 ロボティクス 日本初の農薬散布用ドローン、TEADの「Mulsan DAX04」誕生秘話 日本初の農薬散布用ドローン、TEADの「Mulsan DAX04」誕生秘話 2018/02/21 農地が大規模になればなるほど、農薬散布は農家にとって面倒な重労働になる。これを軽減するのが空中散布だ。農薬の空中散布では一般的に、産業用無人ヘリコプターが使われてきたが、最近ではマルチコプター(ドローン)を使うケースも増えつつある。農薬散布用ドローンの性能を認定するに当たり基準作りから関わったのが、産業用の大型ドローンを得意とするTEAD。同社も初の農薬散布用ドローン「Mulsan DAX04」を開発し、現在好評を博している。同社 ビジネス開拓本部長の古屋誠一氏に開発の経緯や技術上の特徴などを聞いた。
記事 ロボティクス 「協働ロボット」は従来のロボットとどう違う?特徴や強み、最新事例からわかること 「協働ロボット」は従来のロボットとどう違う?特徴や強み、最新事例からわかること 2018/02/19 今回は、「2017国際ロボット展」で注目された協働ロボットを中心にその動向を分析する。ファナック、安川電機、デンソーら大手がこぞって出典した協働ロボット。従来の産業用ロボットと異なる、新たな市場を切り開くことができるのだろうか?そしてその特徴や課題はどこにあるのだろうか?
記事 ロボティクス NASA 小野雅裕氏に聞く、なぜ宇宙では「C言語」が使われるのか NASA 小野雅裕氏に聞く、なぜ宇宙では「C言語」が使われるのか 2018/02/07 誰もが一度は星空を見上げながら、宇宙の神秘に思いを馳せたことがあるだろう。こうした幼いころの夢を現実にし、今ではアメリカ航空宇宙局(NASA)でロボティクスやAI分野の研究開発に携わる小野雅裕氏は、宇宙マンガで有名な『宇宙兄弟』の公式サイトで「一千億分の八」というコラムを手掛けていることでも知られている。このたび、同コラムをもとにした書籍を上梓した小野氏に、宇宙の魅力と宇宙開発の現場について話を聞いた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ ドローン空撮で何ができる? 映画、ニュースなど映像分野別活用事例をまとめて解説 ドローン空撮で何ができる? 映画、ニュースなど映像分野別活用事例をまとめて解説 2018/02/07 2014年ぐらいからプロ空撮業者の間で活用されてきたドローン空撮は、2015年以降、DJIのPhantomやInspireといった汎用機の性能向上に伴い、一気に拡がってきました。空撮業者は競争にさらされてきており、戦略が必要となってきている。今回はドローン登場前と登場後の空撮事情を解説。さまざまな「空撮」の分野を事例とともに紹介します。
記事 ロボティクス ロボット業界は今後どうなる? 2017年の70社以上の事例などから読み解く ロボット業界は今後どうなる? 2017年の70社以上の事例などから読み解く 2018/01/26 2018年も既に1ヶ月。ロボットイベント「第2回ロボデックス」も盛況に終わった。前回のこの連載で取り上げた「mujin」のブースは黒山の人だかり。年々深刻化する高齢化や人手不足、迅速な意思決定を行える中国市場の伸びなどを背景に、自律搬送台車等は本格普及期を迎えつつある。また、どうやら夏頃には50万円程度のアシストスーツの類が新たに数社から製品化されそうだ。ほかにもさまざまな領域で自動化が今年も進むだろう。ここでいったん2017年を振り返るとともに、2018年を展望しておきたい。
記事 ロボティクス 産業用ロボットソフトウェア企業「MUJIN」、なぜ急成長できているのか? 産業用ロボットソフトウェア企業「MUJIN」、なぜ急成長できているのか? 2018/01/16 「2017国際ロボット展」の産業用ロボットゾーンで、社員数45名にもかかわらず大企業並みの52小間の大ブースを構え、FA(ファクトリーオートメーション)と物流ロボットのソリューションを15セル、計20台も出展していた創業6年のベンチャー企業がある。産業用ロボットのコントローラーを提供しているソフトウェア会社のMUJINだ。同社のコントローラーを使うと、ロボットを従来よりも高度に、かつ容易に動かせるようになる。指数関数的に成長しはじめており、今後さらなる飛躍が予想されるMUJINの現在と今後について、ここでレポートしておきたい。同社の技術を追うことで、ロボットが今後どんなことができるようになるのか、どのように世界を変えていくのか、その一端が垣間見えるからだ。
記事 ロボティクス 飲食業界ロボット最前線、ロボットアームや人工知能で人手不足は解消するか 飲食業界ロボット最前線、ロボットアームや人工知能で人手不足は解消するか 2018/01/12 2年に一度の国内最大のロボット展示会「国際ロボット展」の開催もあり、2017年末に国内勢が数多くのロボットをリリース。その数は70機種にも及んだ。今回は、このロボット新製品の中で、飲食業向けのものをピックアップした。労働者不足により、省人化が強く求められるこの業界。完全無人化やAI連携を模索し、人の仕事を置き換えようとしている事例が現れ始めている。
記事 ロボティクス ドローンは物流を変えるのか? 「空の産業革命」をめぐる現実と課題 ドローンは物流を変えるのか? 「空の産業革命」をめぐる現実と課題 2018/01/05 2015年11月に安倍晋三首相が「早ければ3年以内に小型無人機(ドローン)を使った荷物配送を可能にする」と述べ、物流や運搬におけるドローンの本格活用が検討されている。その中で、物流での活用を進めるためのロードマップやガイドラインが作成された。それらを紹介しつつ、ドローンの物流での利用に関わる論点や課題を解説する。
記事 ロボティクス ETロボコン2017レポート、どんなロボット向けソフトウェアが評価されたのか ETロボコン2017レポート、どんなロボット向けソフトウェアが評価されたのか 2017/12/20 2017年10月から11月にかけて行わた「ETロボコン2017」、そのチャンピョンシップ大会が11月17日から18日にかけて行われた。この競技会は、ソフトウェア・モデリングとロボット制御コンペティションで、若手、初級エンジニア、および中級エンジニア向けに、製品・サービスの企画開発に挑戦する場を幅広く提供するものだ。走行体(ロボット、ハードウェア)はレゴマインドストームなどの市販キットを使い、ソフトウェアやモデリングの違いだけでその出来を競う。日立グループや富士ゼロックスなどの大手企業、さらに学生なども幅広く参加する若手の登竜門となる同イベントを取材する機会を得たので、ここで紹介していこう。
記事 ロボティクス 「使わないと現場が回らない」自動化領域広げる協働ロボットは戦国時代へ 「使わないと現場が回らない」自動化領域広げる協働ロボットは戦国時代へ 2017/12/14 2年に1度の「2017国際ロボット展」が11月29日から12月2日の日程で開催され、大盛況に終わった。出展企業・団体数は612社・団体と過去最大。来場者数は4日間合計で130,480名。前回(121,422名)よりも9,000人程度増え、会場内は大混雑だった。各種産業用ロボットやサービスロボットのほか、今回はトヨタや川崎重工業から新型のヒューマノイド、さらに流行のディープラーニングを活用したロボットなども出展され、メディアほか多くの注目を集めた。今回は自動化の範囲を広げる協働ロボットを中心にざっと見なおして、おさらいしておこう。
記事 ロボティクス 国際ロボット展レポート、ファナック・安川・川崎重工・不二越は何を展示したのか 国際ロボット展レポート、ファナック・安川・川崎重工・不二越は何を展示したのか 2017/12/12 11月29日より4日間、東京ビッグサイトで世界最大級のロボットの祭典「2017国際ロボット展」(以下、iREX2017)が開催された。ここ数年、産業用ロボット分野でもAI技術が活用されるようになり、よりスマートな機械が実現しようとしている。後編ではファナック、川崎重工、ABBなど、世界の大手産業ロボットメーカーの展示から、ドメスティックで競争力を持つ中堅ロボットメーカーまで、幅広くご紹介しよう。
記事 ロボティクス ドローンの災害調査・遭難救助の基本、活用の課題から必要な技術まで ドローンの災害調査・遭難救助の基本、活用の課題から必要な技術まで 2017/12/04 地震や台風・水害などの自然災害は、毎年、日本各地で発生しています。自治体を中心に対策が急がれていますが、その対策にドローンの期待が高まっています。災害状況の早期把握や災害復興、遭難者の早期発見(夜間捜索)、緊急物資の搬送などに、ドローンが有効だと考えられているからです。今回は、こうした災害調査・遭難救助におけるドローン活用を取り上げます。
記事 市場調査・リサーチ 「生産性よりプライベート」が本音の労働者、経営者に不都合な“働き方改革” 「生産性よりプライベート」が本音の労働者、経営者に不都合な“働き方改革” 2017/12/01 PwCコンサルティングは11月、PwCが英国オックスフォード大学との共同調査をベースにまとめた働き方の未来予測レポートを公開した。日本語翻訳版では、新たに日本の労働者6,000人を対象にアンケート調査を実施。「働き方改革」への期待については、「ワークライフバランス(生活の安定や充実、自己実現)」が最も高い結果となり、「生産性向上」を目標にする経営者と従業員の意識の違いが浮き彫りになっている。経営者が考えるべきことは何か。
記事 ロボティクス 建設業界のロボット開発まとめ、清水建設や竹中工務店らがこぞって開発の理由とは 建設業界のロボット開発まとめ、清水建設や竹中工務店らがこぞって開発の理由とは 2017/12/01 9月度のロボット新製品は、過去最多水準の勢いの82機種にも及んだ。ロボット開発競争の勢いは留まるところを見せない。今回はこのロボット新製品の中で見えてきた新しい流れを追ってみたい。特に建設向けロボットはもっともだ。2020年の東京オリンピックを迎えて、国内の建設業界は活況となっている一方で、深刻な労働者不足に悩まされている。その中で、ロボットでの省人化を各社が模索し始めている。
記事 ロボティクス 2017国際ロボット展の詳報、トヨタや川崎重工などの注目14製品を一挙に紹介する 2017国際ロボット展の詳報、トヨタや川崎重工などの注目14製品を一挙に紹介する 2017/11/30 11月29日より、東京ビッグサイトで世界最大級のロボットの祭典「2017国際ロボット展」(以下、iREX2017)が開催している。今回のテーマは「ロボット革命がはじまったーそして人にやさしい社会へ」。昨今のロボットブームもあり、2年前に行われた展示会よりも出展者数が大幅に増え、過去最高の612社が集結した。産業用ロボットから、介護・福祉ロボット、災害対応ロボット、生活支援ロボット、サーボモータやセンサーなどの要素技術が一堂に揃い、見どころ満載のイベントになった。ここでは注目すべき、各分野のロボット14製品を一挙にご紹介しよう。
記事 市場調査・リサーチ CFOの9割が「デジタル化に前向き」でも、テクノロジ導入が遅れる理由 CFOの9割が「デジタル化に前向き」でも、テクノロジ導入が遅れる理由 2017/11/15 デロイトトーマツグループは9月、CFO(Chief Financial Officer:最高財務責任者)の課題認識に関する調査「CFOサーベイ 2017」の結果を発表した。この調査は、同社が開催したイベント「CFO VISION 2017」に参加した約120社のCFOを対象に実施したもの。デロイトはこの数年、同調査を繰り返し実施しており、今回は111社のCFOが回答している。
記事 AI・生成AI 公共事業費が減少に転じる「東京五輪後」、インフラ保全の解決策は“人工知能とIoT” 公共事業費が減少に転じる「東京五輪後」、インフラ保全の解決策は“人工知能とIoT” 2017/11/14 東京五輪開催の2020年以降では、社会保障費の増大などから、公共事業費は抑制されるが、インフラ保全の解決策としてAIやIoTといったテクノロジーが期待されている。矢野経済研究所が発表した「日本国内の社会インフラIT市場の調査結果」によれば、2020年以降は公共事業費は削減され、「スマート化」に期待が集まっているという。
記事 経営戦略 クラウドソーシングは「新規事業の調整弁」へ、経営戦略に組み込まれる理由 クラウドソーシングは「新規事業の調整弁」へ、経営戦略に組み込まれる理由 2017/11/09 ワークシフト・ソリューションズは10月3日、クラウドソーシングの利用企業に関する調査の結果を発表した。この調査は、同社が帝京大学と実施したもので、企業戦略から見たクラウドソーシングの位置づけを明らかにすることを目的としている。調査はこの6~7月、同社と名刺交換や仕事依頼などをした、企業の役職者など50人がWebで答えたものだ。
記事 ロボティクス 日本のスマート農業市場は2023年に3倍へ、鍵を握る「準天頂衛星システム」 日本のスマート農業市場は2023年に3倍へ、鍵を握る「準天頂衛星システム」 2017/11/07 矢野経済研究所は、日本国内におけるスマート農業の市場調査の結果を発表した。2017年度ごろまでは農業クラウドや畜産向け生産支援などの「栽培支援ソリューション」がけん引し、2018年度以降は「販売支援ソリューション」や気象予測と連携した「経営支援ソリューション」が拡大する見通しという。この調査は7~9月に、スマート農業参入事業者や農業法人などを対象にしている。
記事 ロボティクス パルコも導入、ユニシスが自律移動ロボット「Siriusbot」を開発する理由 パルコも導入、ユニシスが自律移動ロボット「Siriusbot」を開発する理由 2017/11/01 2017年10月中旬から末にかけて、日本ユニシス、08ワークス、パルコの3社が共同開発した「Siriusbot(シリウスボット)」が、池袋PARCOの本館5Fで実証実験を行った。Siriusbotは昼間は来店客の案内、夜は在庫確認業務を行う自律移動ロボットだ。
記事 ロボティクス Alexa対応の障がい者補助ロボットも登場、世界で最も新製品を出している国はどこか Alexa対応の障がい者補助ロボットも登場、世界で最も新製品を出している国はどこか 2017/10/19 ロボット開発競争は日本だけでなく、世界中で巻き起こっている。たとえば、2017年8月に新しく世界で発表されたロボット製品は、実に45製品もあり、その多くが日本以外で開発されている。筆者が所属するアスラテックでは「サービスロボットの開発動向に関する調査」を実施しており、本連載ではその中から特徴的なロボットをいくつか紹介していく。
記事 ロボティクス エネルギー・建設業界のドローン活用解説、「太陽光パネル」から「橋梁点検」まで エネルギー・建設業界のドローン活用解説、「太陽光パネル」から「橋梁点検」まで 2017/10/16 インフラの老朽化と、インフラの点検を行う人手不足が深刻になり、検査・点検でのドローン活用は、大きな期待が持たれています。日本においては、メガソーラー発電所での太陽光パネル点検など、ドローンによる点検が進んでいる分野もあり、今後の発展に期待も高まっています。今回は「インフラ点検」「施設点検」といった活用方法に焦点をあて、エネルギー・建設業界のドローン活用の現状やその背景、メリット・特長、分野特有の課題と今後の展望について解説します。
記事 ロボティクス パナソニック製 介護ロボ「リショーネPlus」 開発者が明かすヒットの秘密 パナソニック製 介護ロボ「リショーネPlus」 開発者が明かすヒットの秘密 2017/09/28 世界有数の長寿国である日本は、世界に先がけて少子高齢社会へと変化した。介護する人よりされる人の方が圧倒的に多い状況で、介護従事者の肉体的・心理的負担が大きい。しかし、介護従事者の肉体的な負担は、最新テクノロジーで緩和することができる。特に有望なのがロボットの活用だ。介護ロボットの開発に力を入れているパナソニックは、離床アシストロボットの「リショーネPlus」を開発し、現在好評だという。パナソニック エコソリューションズ社 エイジフリービジネスユニット ロボット・リハビリ事業開発部 部長の河上日出生氏に開発背景などを聞いた。
記事 ロボティクス World Robot Summitは何を競うべきか?「ロボット五輪」成功の条件とは World Robot Summitは何を競うべきか?「ロボット五輪」成功の条件とは 2017/09/25 2020年に開催されるロボット大会「World Robot Summit」(WRS)のルールや具体的な競技内容が公開され、協賛企業も増えてきた。発表当時は「ロボット版オリンピック」と呼ばれていた競技大会だ。ロボットビジネスに新規参入を目指す企業にとってもチャンスとなるかもしれない。ただしそのためには、自分たち自身の発信力も重要となる。
記事 ロボティクス 「農薬散布」「精密農業」「害獣対策」のドローン活用の今とこれから 「農薬散布」「精密農業」「害獣対策」のドローン活用の今とこれから 2017/09/14 さまざまな産業で進むドローン活用。特に農業分野では欧米を中心に、ドローンから得られた情報を栽培や農地管理に活用する「精密農業」などが期待されている。一方、日本では、従来行われてきた産業用無人ヘリによる農薬散布の“ダウンサイジング化”の文脈でドローン化が先行していたが、就農人口の減少に伴う管理農地面積の増大や生産性向上、ノウハウの継承といった課題解決にドローン活用が検討され始めている。そこで今回は、農業をはじめ林業、水産業におけるドローン活用現状や課題、今後の展望などについて紹介する。
記事 ロボティクス ロボット・AIによるインフラ点検の効率化、どこまで「目視」を置き換えられるか ロボット・AIによるインフラ点検の効率化、どこまで「目視」を置き換えられるか 2017/09/05 技術には2種類あると思う。世の中を変えるための技術と、変えないための技術だ。前者は派手なので何かと注目を集める。だが後者はあまり注目されない。しかしながら、まさに「縁の下の力持ち」として、インフラ点検など、日常を維持管理し変化させないための技術、当たり前の日々を維持するための技術はとても重要だ。ロボットやAIの活用がもっとも期待されている分野の一つでもある。絶対に必要不可欠な分野なので、ビジネスとしても手堅いはずだ。
記事 ロボティクス PFN 奥田遼介氏が解説、ディープラーニングだけでなく「強化学習」も活用する理由 PFN 奥田遼介氏が解説、ディープラーニングだけでなく「強化学習」も活用する理由 2017/08/28 ディープラーニングのOSSフレームワーク「Chainer」やその中のライブラリ「CuPy」の研究・開発などに携わり、いま日本のAIを支えるキーパーソンの一人に数えられるようになったのが、Preferred Networks(以下、PFN)チーフアーキテクトの奥田遼介氏だ。同氏は東北大学の学生時代から教育用ロボットを活用し、そのときの経験が現在の仕事でも生かされているという。奥田氏はロボットカーやアマゾンのロボット大会などの具体的な事例をもとに、機械学習や強化学習がどう活用されているのかについて解説した。
記事 ロボティクス 土木・建築業必見、建設現場の進捗管理・測量でのドローン活用方法・技術を徹底解説 土木・建築業必見、建設現場の進捗管理・測量でのドローン活用方法・技術を徹底解説 2017/08/23 ドローンの業務活用は、土木・建設、搬送物流、農林水産業、倉庫・工場、点検、計測・観測、防犯監視、保険、空撮、エンタテインメント、公共、通信の12の分野で期待されている。この連載では、各分野別に活用の現状やその背景、メリット・特長、関係プレイヤー、活用方法、分野特有の課題と今後の展望について説明していく。今回は、建設現場にフォーカスを当て、ドローンを活用した進捗管理と測量を解説する。