記事 その他 auフィナンシャルHD勝木社長が主張、未来予見より大切なのは「変わらない価値」 auフィナンシャルHD勝木社長が主張、未来予見より大切なのは「変わらない価値」 2019/08/16 さまざまな金融サービスがしのぎを削る中、顧客からの支持が伸びる先にこそ、各経済圏の成長があると語るのはauフィナンシャルホールディングス 代表取締役社長 勝木 朋彦氏だ。AIなどのテクノロジーの進化は絶えず注目すべきだが、勝木氏はやみくもに未来を予見せず、変わらない価値の提供にこそ努力すべきだと主張した。
記事 その他 AIを使えば、キャッシュレス決済での「不正利用」を防ぐことができるのか AIを使えば、キャッシュレス決済での「不正利用」を防ぐことができるのか 2019/08/16 数年前からクレジットカードの不正利用が再び増加に転じ、業界内で問題視されていたなかで、最近のQRコード決済による不正利用が社会的にも問題になりつつある。キャッシュレス決済の拡大のためには不正対策が重要であることは言うまでもなく、そのようななかで、AI技術(人工知能技術)を活用した不正対策にも期待が集まっている。本稿ではAI技術を活用した不正対策の有効性について実際の取り組みを交えて考察する。
記事 その他 野口悠紀雄氏:ブロックチェーンの先にある量子コンピューターの“破壊力” 野口悠紀雄氏:ブロックチェーンの先にある量子コンピューターの“破壊力” 2019/08/15 フィンテックは銀行業界のみならず保険業界でも重要な変化を起こしていた。AIによって保険契約者の保険料や保険金をパーソナライズすることが可能になるとともに、ブロックチェーンを活用した保険により、保険会社が要らなくなり、保険金の支払いも即座に支払えるようになるという。そしてその先、量子コンピューターの普及は、我々の社会に対してブロックチェーン以上に計り知れない影響をもたらす──。野口氏は衝撃的な未来予測を披露した。
記事 その他 インシュアテック最前線、「保険好き日本人」がなぜ正しく保険を選べないのか インシュアテック最前線、「保険好き日本人」がなぜ正しく保険を選べないのか 2019/08/15 日本人は保守的で、保険が好きな傾向が強いと言われているものの、新しいテクノロジーを利用した、いわゆる「InsurTech(インシュアテック)」のビジネスを展開しているスタートアップはまだ少ない。そんな中、インシュアテック領域に関心の高い人々が集まるミートアップが大手FINOLABで開催された。10回目となる今回のイベントでは保険業界の「顧客に最適な『金融サービス』に向けたチャレンジ」をテーマに、みんかぶ保険の山田和範氏、お金の健康診断の加々美文康氏が登壇、モデレーターとしてhokanの尾花政篤氏らが2人に話を聞いた。
記事 その他 楽天証券 楠 雄治社長:フィンテックの本質が「UXの進化」にあると言える理由 楽天証券 楠 雄治社長:フィンテックの本質が「UXの進化」にあると言える理由 2019/08/14 「フィンテックとはUXの進化のこと」と語るのは楽天証券 代表取締役社長 楠 雄治 氏だ。また、フィンテックブームとともに、AIやロボティクスなどさまざまな最新テクノロジーが同時並行的に本格活用されはじめてきた。こうした状況が、エンジニア出身経営者である楠氏の目にどう映っているのか。金融を巡る“今”について話を聞いた。
記事 その他 “デジタル免許証”が「アプリで身分証明」を実現?財布なし時代到来か “デジタル免許証”が「アプリで身分証明」を実現?財布なし時代到来か 2019/08/14 多くの人々にとってなくてはならないものとなったスマホ。さまざまなアプリによって人とのつながり、マネジメント、趣味などあらゆる面でスマホが利用されているが、今注目されているのは「個人識別をスマホで行う」という試みだ。一方でモバイル決済も広がりつつあり、「財布の中にあるもの」のデジタル化が進んでいる。スマホの役割は一体どこまで拡大するのだろうか?
記事 その他 東大 高木聡一郎氏:デフレーミングされる金融業界、ブロックチェーンで進むビジネスとの融合 東大 高木聡一郎氏:デフレーミングされる金融業界、ブロックチェーンで進むビジネスとの融合 2019/08/13 フィンテックという言葉が登場して久しいが、テクノロジーの進化がいよいよ本格的にこれまでの金融のあり方をくつがえそうとしている。今、何が起こって、これから何が起ころうとしているのか。経済産業省「ブロックチェーン技術を活用したシステムの評価軸整備検討委員会」委員長も務めた東京大学大学院情報学環 准教授 高木聡一郎氏に話を聞いた。
記事 その他 リーマン以来の苦境、異次元緩和で「冬」到来の銀行に打ち手は残っているのか リーマン以来の苦境、異次元緩和で「冬」到来の銀行に打ち手は残っているのか 2019/08/13 「冬来たる」。人気海外ドラマシリーズ、『ゲーム・オブ・スローンズ』の第1話のタイトルだ。ドラマは今春、最終回を迎えたが、銀行はこれから冬本番を迎えそうだ。異次元緩和、特にマイナス金利政策で貸出金利は急速に低下した。貸出金利の低下が続いており、収益の下押し圧力が続く。資本への投資と異なり、貸出は収益の上振れが期待できない。銀行経営の命綱とも言える国債金利は超長期まで低水準にあり、貸し倒れ損失をカバーする余地が少ない。有価証券利息配当金、役務取引等利益の増加も期待できず、景気後退による信用コストの増加が懸念される。経営の厳しい地方銀行では単体での存続が難しい先が出てくる可能性がある。
記事 その他 ネット投信の基本を解説、コストの次のテーマが「UI/UXとなる」理由 ネット投信の基本を解説、コストの次のテーマが「UI/UXとなる」理由 2019/08/09 日本の投資信託(投信)の歴史は60年を超えるが、その中でインターネットによる販売が本格化したのはここ10年ぐらいのことである。しかし、その10年で投信を巡る環境は大きく変化した。ここではネット投信の基本や収益構造を解説するとともに、その競争は次にどこに向かっているのかについて解説する。
記事 その他 LINE Financial 齊藤哲彦社長に聞く、LINE Scoreは金融業でどういう役割を担うのか LINE Financial 齊藤哲彦社長に聞く、LINE Scoreは金融業でどういう役割を担うのか 2019/08/09 人生を豊かにするピースは人々との「つながり」と「お金」だ──LINE Financial 代表取締役社長 CEO 齊藤哲彦氏はそう断じる。コミュニケーションプラットフォームとしての成功をスプリングボードに、「金融の民主化」を掲げ金融プラットフォーム提供へと乗り出したLINE。6月には新しいサービス「LINE Score」などをローンチした。金融業界で今起こっている変化をどのように見て、LINEは金融サービスをどう変えていこうとしているのか。齊藤社長に聞いた。
記事 その他 auフィナンシャルHD 勝木朋彦社長に聞く、すべての人を巻き込む金融「第二波」の破壊力 auフィナンシャルHD 勝木朋彦社長に聞く、すべての人を巻き込む金融「第二波」の破壊力 2019/08/08 2019年4月1日、金融持株会社「auフィナンシャルホールディングス」を立ち上げたKDDIグループ。銀行、決済、資産運用といった金融グループ各社をauブランドの下に統合し、スマホ・セントリックな決済・金融体験を総合的に提供する「スマートマネー構想」を進めていくという。同社 代表取締役社長 勝木 朋彦氏に、これまでの金融とこれからの金融、新しい金融プレーヤーが何を強みにどこへ向かうのかなどについて話を聞いた。
記事 その他 モーニングスター朝倉智也社長:これからプラットフォーマーでさえ要らない世界が来る モーニングスター朝倉智也社長:これからプラットフォーマーでさえ要らない世界が来る 2019/08/08 1 ブロックチェーン、AI(人工知能)の進展により、数々の破壊的イノベーションを起こしてきたプラットフォーマーでさえも不要になるまったく新しい未来がやってくる──。インターネット証券の台頭を黎明期から見守ってきた投信評価機関であるモーニングスター 代表取締役社長 朝倉智也氏はそう断言する。近日『お金の未来年表』を上梓し、そこでお金の未来を解説したという朝倉氏にこの先の金融業界に起きる出来事を予想してもらった。
記事 その他 ステーブルコインとは何か? ブロックチェーン時代の新たな基軸通貨となりえるのか ステーブルコインとは何か? ブロックチェーン時代の新たな基軸通貨となりえるのか 2019/08/08 ブロックチェーン上で価格が安定した通貨を発行する「ステーブルコイン」と呼ばれる試みが最近になって注目を集めている。ステーブルコインの可能性は、価格が安定した通貨として、店舗等での支払いに使われることだけではない。ステーブルコインはブロックチェーン上に存在するという特性から、ブロックチェーン上の複数のサービスとシームレスに相互連携できるため、将来的にブロックチェーン上のサービスの基軸通貨となる可能性が期待される。本稿ではステーブルコインの可能性に注目し、これを利用するために考慮すべきリスクについて考察する。
記事 その他 野口悠紀雄氏:金融の未来はどう変わるのか? 中国で台頭する「デジタルレーニン主義」 野口悠紀雄氏:金融の未来はどう変わるのか? 中国で台頭する「デジタルレーニン主義」 2019/08/07 ブロックチェーンは金融業を根本からくつがえしうる革命的技術で、たとえば中央銀行がこれを利用すれば、銀行は不要になり、社会も一変する可能性がある──早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問で、一橋大学名誉教授の野口悠紀雄氏はそう語る。中国ではすでに “デジタルレーニン主義”と呼ばれる国民完全管理が台頭する可能性があるという。いったい、この先どのような世界が私たちを待ち受けているのか。野口氏に詳細を聞いた。
記事 その他 元日銀FinTechセンター長に聞く、“世界最先端だった”日本の金融が乗り遅れたワケ 元日銀FinTechセンター長に聞く、“世界最先端だった”日本の金融が乗り遅れたワケ 2019/08/07 金融(Financial)と技術(Technology)の融合がうたわれる「フィンテック」。しかし、過去を振り返れば、この業界、なかでも銀行こそが日本の産業界におけるITをリードする存在で、先進的なテクノロジーを取り入れてきた。どこでボタンをかけ間違えてしまったのか。京都大学公共政策大学院 教授で、初代日銀FinTechセンター長を務めた岩下 直行氏に、銀行業界の“IT史”を振り返ってもらった。
記事 その他 迫るアンチマネーロンダリング対応、金融庁が期待するRBA実装の勘所 迫るアンチマネーロンダリング対応、金融庁が期待するRBA実装の勘所 2019/08/07 マネーロンダリングに関する金融活動作業部会、いわゆるFATF(ファトフ)による第4次対日審査が10月に迫る中、金融機関にはさまざまなプレッシャーがかかっている。とりわけ、外国為替対応やシステム整備が先行し、本来は優先されるべき内国為替対応に割くべき時間が限定的となってしまったことが今となっては悔やまれるところだ。審査対応まで残りわずかとなったとはいえ、残された期間をいかに有効に活用するか、といった点に着目し、現状の問題点や抜け漏れがちなポイントについて取り上げてみたい。
記事 その他 フェイスブックの「リブラ」が開けたパンドラの箱、議論生むその本質とは フェイスブックの「リブラ」が開けたパンドラの箱、議論生むその本質とは 2019/08/07 米フェイスブックが、あらたなデジタル通貨「リブラ」を使った金融サービスに乗り出す方針を明らかにした。全世界で27億人の利用者を抱えるフェイスブックがデジタル通貨に乗り出したインパクトは大きく、7月17日、18日に行われたG7で「最高水準の規制が必要」と総括されるなど、リブラをどう位置付けるべきなのか侃々諤々の議論となっている。