記事 セキュリティ総論 「もう限界」企業が講じるセキュリティ対策、客観的評価で対策の弱点を浮き彫りにせよ 「もう限界」企業が講じるセキュリティ対策、客観的評価で対策の弱点を浮き彫りにせよ 2023/12/13 テクノロジーを積極的に活用する機運が高まる中、連日のように発見される脆弱性への対応に悩まされる企業は少なくない。いまやサイバーセキュリティ対策が企業にとって必須の施策であることは自明のことであるが、対策を行う上で、そもそも自社がどの程度のセキュリティレベルにあるのかを客観的に把握することが難しいという課題も存在する。本稿では、自社のセキュリティレベルを可視化する重要性や客観的、定量的に評価を行うための方法を紹介する。
記事 セキュリティ総論 郵便局「2万4000拠点」をどう守る? 日本郵政グループがSASE導入を進めるワケ 郵便局「2万4000拠点」をどう守る? 日本郵政グループがSASE導入を進めるワケ 2023/12/13 郵便局「2万4000拠点」をどう守る?日本郵政グループがSASE導入を進めるワケ 150年以上もの歴史がある日本郵政グループ。その最大の強みは、日本全国の地域に根ざした約2万4000もの郵便局ネットワークだ。このリアルな郵便局ネットワークにデジタルを融合させている。日本郵政グループでは現在、境界型セキュリティ対策をとっており、日本全国の郵便局は1つの閉域網で結ばれている。しかし、システムが閉域網の外へと拡大し始め、閉域網の外で仕事ができるような仕掛けを作る必要が出てきた。そのため、新たなセキュリティポリシーの策定、そしてSASEの段階的な導入を進めている。日本郵政 常務執行役 グループCISOの正村 勉氏は、境界型セキュリティ対策の内容と課題やSASE導入の考え方について話した。
記事 セキュリティ総論 中部地方は「セキュリティ意識」が高い?中部電力の“ある活動”が生んだ凄い変化 中部地方は「セキュリティ意識」が高い?中部電力の“ある活動”が生んだ凄い変化 2023/12/12 近年、サイバー攻撃は多様化・高度化し続けており、次々に新しい攻撃手法が登場するような状況にある。そうした中で、セキュリティ対策に求められるのが、企業間のサイバー攻撃に関する情報共有だ。中部電力や中部電力パワーグリッド(以降、2社合わせて同社)では、地域住民や企業を巻き込み、サイバー攻撃に関する情報共有をする仕組みづくりを進めている。今回は、同社が進めるセキュリティ対策のプロジェクトの全貌に迫る。
記事 セキュリティ総論 止まぬサイバー攻撃…マイクロソフト・オラクル・ TIS が考えるマルチクラウドセキュリティ対策 止まぬサイバー攻撃…マイクロソフト・オラクル・ TIS が考えるマルチクラウドセキュリティ対策 2023/12/12 サイバー攻撃は一向に止む気配はなく、毎週のように大きなインシデントがニュースで取り上げられている。一方で、企業はDX推進のため以前よりも積極的にクラウドを活用しており、マルチクラウド化によって拡大した「アタックサーフェス」に対し万全のセキュリティ対策を施すのはますます困難となっている。こうした厳しい状況に対し、マイクロソフト、オラクルのようなクラウド事業者はどのような回答を持つのか。そして、ユーザー企業には何ができるのか。
記事 AI・生成AI 「ウソ」だらけの生成AI時代、明治大・湯淺教授に聞く「世界と日本の“情報”防衛論」 「ウソ」だらけの生成AI時代、明治大・湯淺教授に聞く「世界と日本の“情報”防衛論」 2023/12/12 いま最も期待を集めるテクノロジーといえば生成AIだろう。だが、その可能性を手放しで喜んでいるわけにもいかない。その良い一例が、サイバー攻撃の1つである「ディスインフォメーション(悪意を持って広められる偽情報)」への悪用だ。社会全体における情報の信頼性や安全性を損なわせる可能性が高いため、各国で早急な対策を進めている。そこで今回、情報セキュリティの最前線に詳しい明治大学 公共政策大学院 ガバナンス研究科 専任教授の湯淺 墾道氏に、各国における規制動向や日本の課題について語ってもらった。
記事 営業戦略 オイシックス奥谷氏に聞く「カスタマーサクセス」の重要性、小売業が生き残る秘策とは オイシックス奥谷氏に聞く「カスタマーサクセス」の重要性、小売業が生き残る秘策とは 2023/12/11 新型コロナにより顧客の暮らしのデジタルシフトが加速した。そうした動向に対応するため、多くの企業がマーケティング施策のデジタル化に着手している。しかし、SNSやECなどの新しいチャネルを開拓しているだけといった事例が多いのが現状である。そこで、顧客時間 共同CEO 取締役/オイシックス・ラ・大地 専門役員 COCO 奥谷 孝司 氏に、デジタルを通じた新しい価値提供に必要な要素やオンライン基点での事業モデル、カスタマーサクセスの重要性について聞いた。
記事 セキュリティ総論 NISCに聞く「サイバーセキュリティ対策」、事例と行動計画で読み解く“組織対応”とは NISCに聞く「サイバーセキュリティ対策」、事例と行動計画で読み解く“組織対応”とは 2023/12/08 近年、自組織のみならずサプライチェーンを含めたリスク管理が重要となっている。政府は、重要インフラ事業者等に対して、組織統治やサプライチェーン・リスクマネジメント等、将来の環境変化を先取りした包括的なセキュリティ対応を求めている。本稿では、最新のインシデント事例と、重要インフラ事業者に向けて政府が策定した行動計画を基に、組織に求められるセキュリティ対策について、内閣サイバーセキュリティセンター 重要インフラグループ 内閣参事官 紺野博行氏に話を聞く。
記事 セキュリティ総論 S&J三輪氏が解説「サイバーセキュリティ経営」の肝、実践企業に“絶対いる人材”とは? S&J三輪氏が解説「サイバーセキュリティ経営」の肝、実践企業に“絶対いる人材”とは? 2023/12/08 社会情勢の変化や働き方の多様化、そしてAIをはじめとするテクノロジーの目覚ましい進展など、ビジネスを取り巻く環境が大きく変化する中、企業のセキュリティ対策も転換期にある。今やセキュリティ対策は、“現場任せ”ではなく、経営者も積極的にリーダーシップをとるべき分野である。企業が見直すべきセキュリティの課題や、解決の足掛かりとなる「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」について、S&J 代表取締役社長 三輪信雄氏が解説する。
記事 購買・調達 Amazonが勧める「新しい購買アプローチ」、業務効率化とコスト削減を実現する秘訣 Amazonが勧める「新しい購買アプローチ」、業務効率化とコスト削減を実現する秘訣 2023/12/06 総務部門の役割や機能が多様化・複雑化する中で、購買取引を戦略の1つと位置づけ、DXによってバックオフィス業務の効率化とコスト削減を図ることが求められるようになってきた。とはいえ、「一体どこから手を付ければ良いのか分からない」という現場担当者の声も多く聞かれる。ここでは、購買活動において、実は多くの工数を占めている、少量・多取引で複雑なロングテール商品を最適化する、新しい購買アプローチについて解説しよう。
記事 製造業界 ダイハツが実現する「DXとAI推進」、短期間でのAI人材育成と全社活動が成功したワケ ダイハツが実現する「DXとAI推進」、短期間でのAI人材育成と全社活動が成功したワケ 2023/12/06 長らく日本経済をけん引してきた製造業は、現在、デジタル化の遅れが指摘されている。そんな中、ダイハツでは一足早く、2017年にAI活用を開始した。メンバー3人のワーキングチームから始まった取り組みが、今では全社に広がり、DXやAI推進が全社活動となっている。そこで、ダイハツにおけるDX推進やAI活用事例、教育ワークフローについてダイハツ工業 DX推進室データサイエンスグループ 兼 東京LABOデータサイエンスグループ グループ長の太古 無限氏に話を聞いた。
記事 デジタルマーケティング総論 太平洋セメントが「脱Notes」できた理由、難易度“超高い”5年間におよぶ大移行計画の詳細 太平洋セメントが「脱Notes」できた理由、難易度“超高い”5年間におよぶ大移行計画の詳細 2023/12/05 メールやスケジュール管理、掲示板など、1つの製品で何でもできる便利なシステムとして長らく多くの企業で利用されてきたNotes。一方で、オンプレ(オンプレミス)、クラサバ(クライアントサーバ)というNotes構成がレガシーと言われるようになってから久しい。さらに2024年のサポート終了に伴い、企業の脱Notesが進んでいる。しかしこれまで慣れ親しんできたNotesのヘビーユーザーがいる企業にとって、Notes移行は思った以上に大変なプロジェクトだ。そんな大企業の1つに、多くのグループ会社でNotesを利用している太平洋セメントがあった。同社はいかにして、脱Notesを成功裏に進めたのであろうか。
記事 製造業界 三井化学のDXの裏側、2030年に営業利益2500億へ…次世代の化学プラントの在り方 三井化学のDXの裏側、2030年に営業利益2500億へ…次世代の化学プラントの在り方 2023/12/05 国際化やデジタル化への対応の遅れ、あるいはサプライチェーンリスクやカーボンニュートラルなど、新たな課題に成長を阻まれ、競争力を失いつつある日本の製造業。その起死回生の鍵となるのは、やはりDXだろう。創業110年余の総合化学メーカー、三井化学もまた、DXを軸とした事業改革に挑む日系企業の1つだ。世界規模の社会課題を解決するグローバル・ソリューションパートナーを目指す同社CDOの三瓶 雅夫氏に、新長期経営計画「VISION 2030」にもとづくDX戦略の具体的な取り組みについて聞いた。
記事 金融業界 SBI新生銀行が推進「DX勝ちパターン」とは? 金融でもできる「自走式」組織の作り方 SBI新生銀行が推進「DX勝ちパターン」とは? 金融でもできる「自走式」組織の作り方 2023/12/05 SBI新生銀行が推進「DX勝ちパターン」とは? 金融でもできる「自走式」組織の作り方 世界情勢やマーケットが目まぐるしく変化する中で、他業種からの金融サービス参入が相次いでいる。小売・流通や保険、スタートアップまで、多種多様な業種が越境してくる厳しい環境の中で、銀行は本来の金融機関としての生き残りを賭けたDXを推し進めてきた。その中でSBI新生銀行は、CRMを軸にDX基盤を構築し、現場が自走しながらDXを実現する仕組みを自らつくり上げている。同行ならではのDX推進体制と人材育成について、同プロジェクトのキーパーソンである松永美生氏に伺った。
記事 デジタルマーケティング総論 貝印の挑戦、老舗メーカーの製品開発が「次世代マーケ×野鍛冶の精神」でうまくいくワケ 貝印の挑戦、老舗メーカーの製品開発が「次世代マーケ×野鍛冶の精神」でうまくいくワケ 2023/12/04 貝印の挑戦、老舗メーカーの製品開発が「次世代マーケ×野鍛冶の精神」でうまくいくワケ 1908年から刃物を作り続けている貝印が、変わらず貫いているのは「野鍛冶の精神」だ。近年は、その「野鍛冶の精神」を現代風にアップデートした製品開発を行い、「紙カミソリ」などの画期的な製品を世に送り出している。「日経 マーケター・オブ・ザ・イヤー2021」など、多数の受賞歴を持つ、貝印の上席執行役員兼マーケティング本部副本部長兼CMO、グレートワークスCCOの鈴木曜氏が、新時代の製品開発について語る。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 半導体装置SCREENのBCPが評価されるワケ、超実践「使えるBCP」の作り方 半導体装置SCREENのBCPが評価されるワケ、超実践「使えるBCP」の作り方 2023/12/04 企業のBCP(事業継続計画)やBCM(事業継続マネジメント)の整備は、今や企業経営の重要なテーマであるサステナビリティ(持続可能性)、ESG(環境、社会、ガバナンス)に直結する。そして、気候変動や感染症、サイバーテロといった近年高まる不確実性への対応力も試される大きな要素だ。本稿では、半導体洗浄装置で世界トップシェアを誇り、グローバルに事業を展開するSCREENホールディングスのサステナブル経営を支えるBCP/BCMの実践について掘り下げる。
記事 製造業界 三菱マテリアルが語るDX、「心理的安全」「当事者意識」を育む制度とは? 三菱マテリアルが語るDX、「心理的安全」「当事者意識」を育む制度とは? 2023/12/04 DXの重要性が高まっている昨今、本質的なDXに取り組めず、ITツールの利活用で終わってしまっている企業も少なくない。本質的なDXとは何か、全社的にDX戦略を進めるためにはどうするべきかを知るためには、DXに成功している企業の事例が参考になるだろう。今回は、DX戦略を中心に経営改革を進めて2023年度には「DX銘柄」の注目企業にも選出された、三菱マテリアルの事例をもとに解説する。
記事 金融業界 〈みずほ〉の金融DXが業界を驚かせる理由、全社導入された〈みずほ〉版ChatGPTの全貌 〈みずほ〉の金融DXが業界を驚かせる理由、全社導入された〈みずほ〉版ChatGPTの全貌 2023/12/04 昨今、生成AIをはじめとするテクノロジーの発展が目覚ましく、さまざまな業界の企業・団体が利活用に取り組んでいる。そうした中、金融業界でもテクノロジーの活用に先進的に取り組むみずほフィナンシャルグループでは、顧客体験(UX)の向上、社会課題の解決などを目的に、ブロックチェーンやメタバースなどを活用したサービスを構築・展開してきた。同グループは、どのように先端技術を取り入れ、どのような成果を出しているのだろうか。同グループの金融DXの全貌に迫る。
記事 セキュリティ総論 閉鎖環境こそ「狙われる」…企業が直面するサイバー脅威の実態と“万が一”の対策とは 閉鎖環境こそ「狙われる」…企業が直面するサイバー脅威の実態と“万が一”の対策とは 2023/12/01 近年、サイバー被害が相次ぎ、ランサムウェアの脅威が増大している。しかし、多くの企業ではサイバーセキュリティ上の脅威に対する認識が十分ではないのが現状だ。そのため、最新のサイバー攻撃の手口に合わせて、セキュリティ対策をアップデートしていくことが求められている。そこで、ランサムウェア攻撃の現状や犯人との交渉テクニック、被災した組織の責任問題について、ラック 代表取締役社長 西本逸郎氏に話を聞いた。
記事 セキュリティ総論 違反したら罰金?知らなきゃヤバい…世界のセキュリティ規制「NIS2」と「SEC」とは 違反したら罰金?知らなきゃヤバい…世界のセキュリティ規制「NIS2」と「SEC」とは 2023/11/30 ここ数年、ブロックチェーンや生成AIなどあらゆる技術が登場し、その度に私たちはそれら技術を取り入れる方法を模索してきた。しかし、サイバー犯罪者はこのように利用者の増えている技術を攻撃の狙い目とする傾向がある。そのため、新しく取り入れる技術に合わせてセキュリティ対策は更新し続けなければならないが、それと同時に既存のIT環境における対策も忘れてはならないのだ。このように現代におけるセキュリティ対策では複眼的な視点が求められる。本記事では、最近の攻撃トレンドや各国のセキュリティ規制の動向を踏まえた、対策のポイントを解説する。
記事 地銀 金融もようやく「脱ハンコ」、5大メリットや導入3手順など“手取り足取り”教えます 金融もようやく「脱ハンコ」、5大メリットや導入3手順など“手取り足取り”教えます 2023/11/30 金融業界は他の業界に比べて、電子化の流れが少し遅れてやってくる。より高い安定性とセキュリティが求められるため、導入障壁が高く、慎重に検討しなければならないからだ。近年、日本企業で進められてきた「脱ハンコ」「電子署名の導入」も同様だ。ようやく金融業界にもその流れが波及してきた。そこで本稿では、金融機関が把握しておくべき、業界特有の課題や留意点、ポイントを解説していく。
記事 デザイン経営・ブランド・PR RFM分析は難しくない、誰でもできる高効率で「効果バツグン」な活用法を解説 RFM分析は難しくない、誰でもできる高効率で「効果バツグン」な活用法を解説 2023/11/29 企業に利益をもたらす「優良顧客」の割合を分析し適切なアプローチを行うことは、マーケティング視点で非常に重要だ。優良顧客の分析には、「RFM分析」と呼ばれる分析法が用いられるが、同手法はデータの準備などで難しさを感じる企業も多い。RFM分析を簡単かつ効率的に行うにはどうすれば良いのか。効果的な手法を解説する。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 怖すぎるランサムウェア被害、バックアップも復元も簡単すぎる「ある手法」とは 怖すぎるランサムウェア被害、バックアップも復元も簡単すぎる「ある手法」とは 2023/11/28 近年、巧妙化し高度化するサイバー攻撃の被害が国内外で後を絶たない。特にランサムウェア攻撃は、その脅威が年々高まっており、企業の対策は急務と言える。では、そんなランサムウェア攻撃はそもそもどのように世界で広まりを見せてきたのか。ランサムウェアの歴史を振り返るとともに、安全かつ簡単に行えるランサムウェア対策の手法を解説する。
記事 データ連携・ETL・EDI DXと内製化を同時に推進、「ノーコードでのデータ連携」の威力とは? DXと内製化を同時に推進、「ノーコードでのデータ連携」の威力とは? 2023/11/28 データを活用して既存のビジネスを変革したり、新しいビジネスを創出したりすることがデジタルトランスフォーメーション(DX)の本質だ。ところが、肝心のデータが活用できないと訴える企業は少なくない。その原因の多くは、システムやアプリケーションごとにデータが分断されている「データのサイロ化」である。この問題を解決してデータを連携させ、データ活用を実現するにはどうすればよいのだろうか。ここでは、そのシンプルな方法を紹介する。
記事 セキュリティ総論 「実効性のあるゼロトラスト」とは? 脆弱性の可視化と守りの自動化がカギとなるワケ 「実効性のあるゼロトラスト」とは? 脆弱性の可視化と守りの自動化がカギとなるワケ 2023/11/27 増大するサイバー攻撃とセキュリティの脅威に、企業や組織はこれまでもさまざまな対策を講じてきた。多額の予算投入はもちろん、近年は従来の境界型防御に代わる「ゼロトラスト」の概念を導入し、体制づくりやインシデント対応の訓練など、備えに余念がない。それにもかかわらず、依然サイバー攻撃による被害は後を絶たず、対策の実効性も不透明なのはなぜだろうか。本稿では、真に有効なセキュリティ対策を実現するためのキーファクターをまず明らかにし、なおかつそれを効率的に実現する方法について探っていこう。
記事 デザイン経営・ブランド・PR アンダーアーマーやアバクロの事例から見る「顧客体験(CX)戦略」、鍵は“人”にあり? アンダーアーマーやアバクロの事例から見る「顧客体験(CX)戦略」、鍵は“人”にあり? 2023/11/27 デジタル技術がビジネス変革のドライバーであることは明白だ。しかし、変化を起こすためのドライバーはAIなどの技術ではなく、あくまでも「人」が主役である。顧客や従業員を中心に置き、最新技術を活用することで、革新的な体験を創出し、感動を生み出すことができる。だからこそ、デジタル接点と人の接点の融合により、顧客体験(CX)を高める仕組みを築くことが重要なのである。本稿では、海外企業の先進事例を基にDXを取り入れたCXの創出や「人」を動かす仕組みづくりについて紹介する。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 【痛快事例】アシックス・大洋食品の「ノーコードDX」、本社・現場に嬉しい2つの効果 【痛快事例】アシックス・大洋食品の「ノーコードDX」、本社・現場に嬉しい2つの効果 2023/11/27 近年、ビジネスにとって「データ活用」は何より重要なテーマになりつつある。生成AIの登場は、こうしたデータ活用の流れをより一層加速させている側面もある。これほど関心高まるデータ活用だが、つまずく企業は多く、特に製造現場などでは活用が進んでいない状況がある。それは、工場内の機器からデータを収集するためのセンサー・カメラや、収集データを管理するソフトウェアを用意する必要があるほか、分析・活用方法を検討しなければならいなど、ハードルが高いからだ。これら問題を解決し、簡単にデータ活用をはじめる方法はあるのだろうか。
記事 ロボティクス 2030年の人手不足に立ち向かえ、DX・RX成功事例に学ぶ4つの「生産性向上」プロセス 2030年の人手不足に立ち向かえ、DX・RX成功事例に学ぶ4つの「生産性向上」プロセス 2023/11/24 さまざまな産業界が直面する2030年の人手不足問題は、工場・物流倉庫においても大きな課題となっている。根本的な人手不足の解消が難しい状況では、DXとRX(Robot Transformation)を活用し、いかに生産性を向上していくかが重要となる。ポイントは、生産性の可視化・最適化・自動化・省力化の4つである。実際の工場・倉庫の事例を交えながら、人手不足解消の道筋について解説しよう。
記事 設計・開発・生産準備 「徒弟制」から脱却し、土砂量計算「1時間→数秒」? 驚きの3Dモデリング活用術 「徒弟制」から脱却し、土砂量計算「1時間→数秒」? 驚きの3Dモデリング活用術 2023/11/24 膨大かつ多様な工学的専門知識により、日本のみならず世界的にも高い評価を得ている建設コンサルタント会社、パシフィックコンサルタンツ。しかしプロジェクトの規模および範囲が拡大し続ける中、競争優位性の維持のために、最先端のテクノロジーと新しい作業方法が必要となった。同社が設計、エンジニアリング、インフラ保守を連携させるとともに、生産性の向上とワークスタイル改革、知識の維持と共有を実現した方法とは?
記事 設計・開発・生産準備 バイク設計にVRも活用! 学生にイノベーションをもたらした「3D基盤」の実力 バイク設計にVRも活用! 学生にイノベーションをもたらした「3D基盤」の実力 2023/11/24 建築およびデザイン分野のスペシャリストを育成する麻生建築&デザイン専門学校。同校では生徒の作品や学習にイノベーションをもたらすために、3D統合基盤を積極的に活用している。コロナ禍でも学習を止めなかった同校の活用術を紐解いていく。
記事 設計・開発・生産準備 パナソニック コネクトはどうやって「勘や経験・根性のモノづくり」から脱却したのか? パナソニック コネクトはどうやって「勘や経験・根性のモノづくり」から脱却したのか? 2023/11/24 「現場を未来につなぐ」ことを目指すパナソニック コネクトが、どのように従来バラバラとなっていたデータやアナログな情報の一元管理を行い、莫大な工数削減と精度の高いデータ収集を達成したのか? その取り組みについて、同社のキーマンたちに話を聞いた。