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セブン&アイ・ネットメディアが「システム障害の原因究明」を迅速化できたワケ
セブン&アイグループのデジタル領域を支援するIT専門会社であるセブン&アイ・ネットメディア。同社がオンプレミスで運用していた、あるシステムは今後のユーザー数の増加に柔軟に対応するため、クラウドへの移行を決定。これを期に、これまでインフラ部分のみを対象としていたシステム監視ツールにもメスを入れ、アプリケーションも管理・監視できる仕組みへと変革することを決意したという。同社の具体的な変革の軌跡について、話を聞いた。クラウド化にあたり従来の監視手法にメス
同社がグループ各社から請け負っているシステムの1つは、かつてオンプレミスで運用していた。アプリケーションに問題が生じた際はアプリケーション、インフラそれぞれの部門でさまざまなツールを使って情報を持ち寄り、原因を特定していた。また、性能問題が発生した場合は、ハードウェアのリソース増強により、解決を図っていた。アプリケーションのパフォーマンス改善をインフラ側が一手に引き受けていた形だ。
しかし、オンプレミス環境でのリソース増強には限界がある。そこで、クラウドへのリフト&シフトで解決することを決定した。さらに、これを機に、インフラだけでなく、アプリケーションも含めて監視することで、抜本的にモニタリングの改革を行うことに決めた。
同社はどのような点に着目して製品を選定し、どのような効果が得られたのか? 導入プロジェクトに携わった同社メンバーに迫った。
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・他製品と徹底比較、機能面・導入のしやすさ・管理のしやすさも含めて決定
・誰もが使いやすいUIの良さとライセンス体系
・トラブル発生時の原因の切り分けを迅速化
・APM製品は開発とインフラ間の「共通言語」になる
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