記事 セキュリティ総論 大量の脅威アラートに忙殺されるシステム部門…重大インシデントだけを見極める方法 2022/04/26 システム部門はDX推進やコロナ対応に追われながら、日々のサイバー攻撃への対応もしなければならない。攻撃件数が増えれば、膨大な数の脅威アラートが届き、その中から重要な脅威を見極めるために情報を精査するだけでも相当な時間がかかるほか、脅威を見落としてしまうこともあるだろう。攻撃件数増加やリソース不足などの課題を抱えるシステム部門は、どのようにセキュリティを強化すれば良いのだろうか。
記事 ペーパーレス化 脱「領収書出社」、面倒すぎるタクシーの経費精算を超簡単にする方法 2022/04/25 昨今、コロナ禍の影響でテレワークが急速に普及するなど、働き方が多様化している。企業としてはペーパーレス化で出社回数を抑える取り組みが必要となるが、「紙」の領収書の経費精算などアナログな業務がいまだ山積している。特に面倒な業務がタクシー領収書の精算だ。領収書の枚数や精算回数が多く、「領収書の内容をデータで入力する」など手間がかかる。こうした課題を解決し、オンラインで決済から経費申請、管理などを行える方法がある。その手段について、企業の導入事例と併せて解説する。
記事 業務効率化 組織変革のプロが警鐘「DX連呼では思考停止」、日本企業の新「勝ちパターン」はこう作る 2022/04/18 これまで日本企業を支えてきたトップダウン統制型の組織が、現代では変革の足かせになる。新たな「勝ちパターン」を生み出す組織へとシフトするには、どこから着手すべきなのか。30冊を超える組織変革の著書を持ち、「組織変革Lab」を主宰する沢渡 あまね氏が、バックオフィス改革、ワークフロー改革の視点から組織改革の処方箋を明らかにする。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ニューノーマルに「ハイブリッドワーク」が効く理由、新たな働き方の特徴とは 2022/04/13 新型コロナウイルス感染症の蔓延防止という目的もあり、2020年以降、急速にテレワークが一般化した。さらにライフスタイルの変化により、個人の働き方の多様化が急速に進んでいる。そうした状況の中で、働き方の新しい潮流となりつつあるのが「ハイブリッドワーク」である。ポイントとなるのは「一人ひとりが働き方を能動的に選択する」という点だろう。個人にとってのみならず、企業にとっても生産性向上をもたらすものとして期待されている。このハイブリッドワークの特徴や導入のポイントを解説する。
記事 ペーパーレス化 社内DXは「経理DX」から始めるべきワケ、「経費精算のない世界」を作る4つの“レス” 2022/04/07 企業にDX(デジタルトランスフォーメーション)を求める圧力が高まるばかりの昨今、技術や開発分野は当然のこと、その範囲は総務や人事、経理などのバックオフィス領域にも広がっている。加えて、テレワークを推進する上で、承認のハンコを押すためだけに出社するといった働き方は、すぐにでも変えるべき業務フローの代表格として語られる。経理部門は、電子帳簿保存法の相次ぐ改正によってデジタルツール導入のハードルも下がっていることから、DX推進の追い風にもなり得る。経理DXのメリットや効果的な取り組み方を紹介する。
記事 セキュリティ戦略 狙われる「テレワーク」、脆弱な家庭内から企業ネットワークへ…必要な対策とは? 2022/04/04 テレワーク端末を狙ったサイバー攻撃が増加中だ。リモートデスクトップ端末のポートを狙った攻撃や各種ハッキングツールの実行、認証情報の窃取、ランサムウェアによるファイル暗号化、仮想通貨採掘ソフトの不正インストールなど、攻撃の内容は多岐にわたる。クラウドサービスの利用増加に伴って、モバイル環境を狙った攻撃も急増している。テレワークやモバイルワークが推進される中で、企業はどのように脅威に対抗していけばよいのか。
記事 モバイルセキュリティ・MDM 「テレワークの必要条件」モバイル端末管理の最適解は? “シンプル運用”が効く理由 2022/03/31 コロナ禍によって我々の働き方は大きく変わった。最も大きい変化がテレワークの拡大だ。在宅で働くことが当たり前になり、今後は在宅やオフィスなど、場所を問わず働けるハイブリッド ワークが進むと考えられている。そこで重要になるのが、スマートフォンやタブレットなどのモバイル デバイスとそのセキュリティ対策だ。ここでは、新しい働き方に不可欠なモバイル デバイスを取り巻く課題を整理し、企業がとり得る対策を考える。
記事 セキュリティ戦略 巧妙化するサイバー攻撃、「工場停止」など被害も甚大…不足する人材で対策するには? 2022/03/30 先日、トヨタの仕入先である部品会社がランサムウェアの被害に遭ったことで、国内工場がすべて停止に追い込まれた。企業を取り巻くセキュリティ環境は、以前にも増して厳しさを増している。こうした変化に対応する新たなセキュリティの考え方が「ゼロトラスト」だ。しかし、すべての企業がいますぐゼロトラストのセキュリティ対策を実施できるわけではない。特にIT人材が不足する企業にとっては、事態は深刻だ。だからこそ、いまできる対策を真剣に考えたい。
記事 セキュリティ戦略 「電子帳簿保存法の改正」は、停滞しがちなペーパーレス化を一気に進めるチャンスだ 2022/03/30 電子帳簿保存法が改正され、2022年1月から施行が始まった。ただし、そこには2年間の「宥恕(ゆうじょ)措置」という聞き慣れない期間も設けられている。それはどういうことなのか、また、企業は改正後の電子帳簿保存法に対応すれば十分といえるのか。ここではこうした疑問を答えつつ、今回の法改正を企業変革のチャンスに変える取り組みについて解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 すかいらーくなどDX推進企業の共通点は? “次世代チャット”の必要条件 2022/03/29 コロナ禍でテレワークを導入する企業が増えた。このトレンドはコロナ収束後も続き、今後はテレワークを含めた“場所に縛られない働き方”が主流になるだろう。ただし、そのためには解決すべき課題も多い。その1つが、減少したリアルコミュニケーションを補う新たなコミュニケーション手段だ。ここでは、すかいらーくなどDX推進企業が実践した「次世代チャットツール」の活用事例について解説する。
記事 デジタルマーケティング・マーケティングオートメーション・O2O 花王「データ活用戦略」の秘密、“単なる分析”を超えて顧客理解を深めるOMO基盤 2022/03/23 コロナ禍から2年が経ち、企業活動を取り巻く環境もドラスチックに変化した。業種・業態を超えて、世の中が大きく変容したといっても過言ではないだろう。その1つはビジネス面、もう1つは生活者の価値観や様式だ。これらの影響が企業のマーケティングやサプライチェーンなどに大きなインパクトを与えている。そのような変化の波に、消費財業界をリードしてきた花王はどのように対応したのだろう? 花王DX戦略推進センター カスタマーサクセス部の鈴木 直樹氏と、同カスタマーアナリティクス室 佐藤 満紀氏に、同社のDX戦略とデータ活用について話を聞いた。
記事 業務効率化 業務改善プロが語るDX阻む「企業風土」、考えなしのツール導入は悪習慣を生むだけ? 2022/03/18 日本企業のDXが進まない原因は「デジタル」ではなく、高度経済成長期の「遺物」にあった。業務改革コンサルタントを行うリビカル代表の元山文菜氏は、「業務の在り方が遺物になっている」ことを示唆し、「BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)」の必要性を説く。BPRによって、業務プロセス改革をどのように進めていくべきか。同氏は、改革の成功には、トップダウンとボトムアップの活動を両輪で回すことが必要だと強調する。
記事 ペーパーレス化 どうしても残る紙の書類、テレワークの足かせに……一気に電子化する方法はあるか? 2022/03/16 テレワークを実現するため、多くの企業でペーパーレス化が進んだ。しかし、それでも請求書やFAXによる注文受付、契約書など、紙の書類が残っている企業は多いだろう。しかし、それを放置すると業務のデジタル化は遅れ、紙の書類対応のためだけに出社を余儀なくされるケースも出てくる。残った紙を一気に電子化し、業務を自動化するにはどうすればよいのか。その具体的な方法を解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 オフィスとリモート、どちらも働きやすい“デジタルな職場”の作り方 2022/03/16 新型コロナウイルスの影響で社会は大きく変わった。企業での働き方も、リモートワークが強く推奨され、オフィス出社とのハイブリッドワークが常態となっている組織も多い。ハイブリッドワークで求められる、時間と場所、組織の壁を越えてコラボレーションできる“デジタルな職場”には何が必要になるのだろうか。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 まさか電話のために出社? マイクロソフトとNTTコムに問う「電話の再定義」 2022/03/14 多くの企業がテレワークに取り組む中、その妨げとなったのがオフィスに設置された電話だ。緊急事態宣言下、大代表や部門代表電話に対応するために担当者を決めて出社させたというケースは、企業の規模を問わず決して少なくないだろう。こうした状況は、もう終わりにしなければならない。働き方改革を積極的な推進し、先進的な働き方を実践していることで知られる日本マイクロソフトとNTTコミュニケーションズの両者に「電話」の変革について話を聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 Teamsで外線? NTTコムの“フルテレワーク”を実現した「電話」改革 2022/03/11 コロナ禍でテレワークを導入した企業は多いだろう。しかし、オフィスに設置された固定電話まで自宅に持ち帰ることはできない。このため、「電話」がテレワーク推進のボトルネックになっている企業も少なくない。NTTコミュニケーションズも同様の課題を抱えていた。しかし、現在、その問題は解決し、ほぼすべての従業員がテレワークを行いながら、オフィス以上に快適な電話環境で業務にあたっているという。同社は、この難問をどうやって解決したのだろうか。
記事 クラウド 経費精算のマイナーチェンジで「120時間の業務短縮」を実現できた理由 2022/03/07 企業の経理部門には課題が多い。たとえば、手入力で経費精算などを行う業務フローが敷かれているために生産性の上がりにくい状況があったり、コロナ禍によってリモートワーク移行が進む中でも、経費などの申請・承認のためだけに出社したり、紙書類の押印のために出社しなければならない状況がある。ほとんどの企業はこうした課題を認識しているものの、なかなか改革が進まないのが実情だ。なぜ、経理部門の効率化は進まないのだろうか。ここでは、ちょっとした工夫で経理部門だけでなく経費処理などに関わる社員全員の業務を効率化させる方法を解説する。
記事 IT資産管理・ソフトウェア資産管理 VDIを超える最適解。失敗つきまとうWindows Updateも怖くない、PCの運用体験 2022/03/02 テレワークとオフィスワークを併用するハイブリッドワークが主流になると考えられる今後、それはすなわち「PCがオフィスになる時代の到来」を意味する。企業はセキュリティ対策やWindows 11の導入、働きやすいPC環境の提供といった対応が迫られる一方で、それを管理・運用する担当者の負担やコストの低減を図る必要がある。これらを解決するソリューションの最適解について紹介しよう。
記事 セキュリティ総論 敵をだまして防御する「サイバーデセプション」とは? クラウドリスクを回避せよ 2022/02/10 クラウドシフトが進む中、複雑化する設定やサービス内の連携の脆弱ポイントを狙うサイバー攻撃も増加してきた。リモートワークを狙い撃ちする攻撃も目立つなど、攻撃の手口は巧妙化が進んでおり、従来のセキュリティ対策では不十分なケースも出てきている。そのような状況で、“おとり”を使って防御する「サイバーデセプション」と呼ばれる手法が注目されている。その特徴や仕組みについて解説しよう。
記事 既存顧客強化 コンタクトセンター現場の負荷を減らしつつ、顧客満足度を向上させることは可能か? 2022/02/09 世界的なパンデミックの影響や、それに伴うECの活況などで、近年はコンタクトセンターへの問い合わせが大幅に増加している。顧客との接点として重要度を増すコンタクトセンターだが、問い合わせ担当者の負担も増大している。多大な負荷と現場の疲弊の中、「これまで以上に顧客満足度を上げる」という困難な目標を達成するには、何が必要なのだろうか。
記事 ペーパーレス化 悩み付きまとう「タクシーの領収書」問題、関係者全員の煩わしさを解消する方法 2022/02/09 タクシーはビジネスパーソンの移動手段として広く定着しているが、利用に伴い社内のさまざまなところで課題が生じているのも事実だ。紙の領収書をなくさないように保管し、用紙に貼り付けて経費精算する手間は多くのビジネスパーソンが痛感しているだろう。また、領収書が大量に提出される中、不正な領収書での経費精算は防止する必要があるなど、管理者視点でも悩みは尽きない。だが、現場の従業員からバックオフィスまで関係者ら全員がこうした課題から解放される方法がある。
記事 業務効率化 社内だけの話じゃない、東大 柳川教授が「バックオフィスDX」にこれだけ期待を寄せる理由 2022/02/08 コロナ禍をきっかけにデジタル化の波が急速に世界中に押し寄せた。いま我々は、産業構造の転換期に直面している。東京大学大学院の柳川 範之教授は、日本企業がこの大変化に乗り遅れないための方策として「バックオフィス部門の業務改革が非常に重要になる」と語る。その真意に迫る。
記事 流通・小売業IT 創業130年 ライオンのDX戦略、部長が明かす「社内DX」に不可欠な2種の人材 2022/02/02 120年以上に及ぶオーラルケア事業を通じて日本の「歯みがき習慣」に影響を与え続けてきたライオンは現在、データとAIを活用した「習慣の科学」で、新たなヘルスケアサービスを生み出そうとしている。その戦略や課題、データ活用事例について、同社 DX推進部長の黒川 博史氏に語ってもらった。
記事 セキュリティ戦略 “脱VPN”した先にある「ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)」を徹底解剖 2022/02/01 コロナ禍を機に急速に拡大したリモートワーク。現在多くの企業では、リモートアクセスサーバ(RAS)とリモートアクセスVPNによる環境を導入している。このリモートアクセスVPNを標的とするサイバー攻撃が急増しており、そのセキュリティの確保が急がれている。そこで注目されているのが「ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)」だ。今後のリモートワーク環境の標準としても期待が集まるZTNAとは、どんなものだろうか。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 Mr.リモートワーク石倉氏が語る「働き方7つの鉄則」、空気を読むチャットがダメな理由 2022/01/31 新型コロナウイルスの感染拡大以降、私たちのワークスタイルは一変した。今後は、社員が1つのオフィスに出社する集合型ワークスタイルだけでなく、リモートワークによる分散型ワークスタイルも考えなくてはならない。新しい働き方が広がる中で、私たちにはどのようなスキルが求められるだろうか。創業以来、全員をリモートワークのまま1000名以上の組織に成長させたキャスターCRO(Chief Remotework Officer)の石倉秀明氏に、新時代のビジネスパーソンに必要なスキルを聞いた。
記事 セキュリティ総論 セキュリティ×AIの現在地、ディープラーニング「なし」では心もとない理由 2022/01/26 サイバー攻撃の高度化・多様化・巧妙化が進行して、脅威が増加しつつあるサイバーセキュリティの分野において、AI(人工知能)の活用シーンが広がってきた。特に注目されているのが、ディープラーニングだ。アルゴリズムを使うことによって人間の脳の働きをコンピューターで再現し、学習・予測・分類などを行う技術である。このディープラーニングを駆使することで、既知のマルウェアからの防御だけでなく、未知のマルウェアからの攻撃を予測し、防御することが可能になった。セキュリティ対策の最前線において、AIのディープラーニングがどのように活用されているかを解説していこう。
記事 クラウド 経理部門の残業時間「40%削減」、事例から学ぶ“バックオフィスDX”の進め方 2022/01/24 企業のDXを進めていく上で、既存のシステムからの置き換えをすべての部署で一括して行うのは、かなり難易度が高い。先行して進められる部署から行うのが現実的である。まず経理部門主導でバックオフィスのDXを進めて、その後、各部署で展開していくやり方も有力な現実解といえそうだ。本記事ではバックオフィスのDXを行った企業の事例を交えながら、経理部門のDXの進め方について解説していこう。
記事 その他ハードウェア 現場の「人手不足」は言い訳? ITインフラ運用の負荷を劇的に軽減する対策とは 2022/01/14 多くの企業がデジタル化に取り組む中、それを支えるIT部門は厳しい状況に置かれている。慢性的なIT人材不足にもかかわらず、既存システムの運用・保守からセキュリティ対策、事業継続計画の策定、災害対策、さらにDXやエッジコンピューティングへの取り組みなど、あらゆる対応を求められているからだ。さまざまな事業部門の要望に応えるため、手が回らないの状況にあるIT部門の課題を解決する術はあるのか。
記事 セキュリティ総論 損保ジャパンの凄すぎる「コンタクトセンターDX」、ボイスボットの絶大な効果とは? 2022/01/12 コロナ禍はコンタクトセンターの在り方を根幹から揺るがした。多くの企業がオペレーターの安全確保のために在宅業務への移行に踏み切り、今もその理想形を模索している。そうした中、コンタクトセンターのデジタルシフトを進めてきた損保ジャパンの事例が、1つのロールモデルとなりそうだ。優れたカスタマーエクスペリエンスの実現は、AIチャットボットの導入、オンラインカスタマーセンターの開設など、形だけのデジタル化では達成できない。肝心なのは「ヒトとデジタルの融合」という。損保ジャパンのコンタクトセンターの改革に迫る。
記事 セキュリティ総論 働き方が多様化する今、セキュリティ専任者“なし”で最新の脅威にどう対処する? 2021/12/13 新型コロナウイルスによるパンデミックを機に、リモートワークを採用する企業が増加した。しかし問題なのは新しいビジネス環境をサイバー犯罪者が狙っていることだ。大企業はもちろん、サプライチェーンを通して大企業とつながる中小企業もサイバー攻撃の標的となるため、新たな脅威への対策は急務となっている。次世代エンドポイントセキュリティを軸に、新たな環境を保護するためのポイントを解説しよう。