- 2006/04/21 掲載
高島屋と日立、携帯電話向け情報配信による販売サービスの実証実験
高島屋と日立製作所は、このたび、携帯電話向け情報配信サービス「キメクル」(ユーザーの欲しい情報を希望する時間に携帯電話の待ち受け画面に情報を配信する携帯情報サービス。決めた時間に情報が来ることから「キメクル」と命名)による販売サービスの実証実験を4月24日(月)から開始する。実験期間は、2007年2月末までの約1年間。
「キメクル」では、携帯電話の待ち受け画面に、ニュースや天気予報、漫画・占い等のエンターテイメント等の写真・テキスト付き番組を、ユーザーが自分のライフスタイルに合わせ、好きな時間に設定・配信することができる。一方、高島屋は、店舗での商品販売に加え、カタログやホームページを通じて、有名ブランドや人気商品、季節折々の商品などを提供している。
今回の実証実験では、携帯電話の待ち受け画面に、高島屋の豊富な商品情報を配信し、実際にユーザーが買い物できる仕組みを提供する。広い年齢層と会員定着率の高い顧客を持つ販売コンテンツを求めていた日立と、携帯電話を利用した新たな顧客層の開拓を求めていた高島屋の思いが一致し、将来にわたる協力関係の構築を目指すものとして実現したものである。
まず、衣食住の商品バリエーションの中から、人気の高い食料品からサービスを開始する。ユーザーは、待ち受け画面に配信された商品写真・詳細情報を見て、そのまま電話・注文することができる新たな利便性を実現する。また、「キメクル」では、どの商品写真・詳細情報を見て注文に繋がったかという情報が、年齢や性別、職業別などで把握することができるため、ユーザーのニーズに合わせた、商品企画を立案・改良することが可能となり、携帯ユーザーが集中する若者の会員の定着も図ることができるという。
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