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- 2024/09/28 掲載
5年で12カ国語を習得した私のおススメ「学習補助ツール9選」、Google翻訳やDeepLなど
2000年 3月4日生まれ。愛知県出身。スペインの音楽に関心を抱いたことをきっかけとして、独学で外国語学習を開始。以降、約5年間で12カ国語を習得(スペイン語、英語、フランス語、アラビア語、インドネシア語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、トルコ語、中国語、タイ語、韓国語)。 外国語学習の楽しさを発信するため、 2022年に本格的に「Kazu Languages」というチャンネル名でYouTuberとしての活動を開始。年内に登録者数10万人を突破、翌年には台湾の急上昇ランキング3位を記録、そして日本国内でも急上昇ランキング18位となり、アメリカ、ロシア、ブラジル、ドイツ、インドなどさまざまな国からも視聴されるチャンネルになった。YouTube、TikTok、Instagram、Facebookの総フォロワー数は現在、のべ計250万人となっている。
前編・中編はこちら(この記事は後編です)
前編:
中編:
補助ツール(1)(2)Google翻訳・DeepL
本稿では、外国語学習がはかどる、おすすめの「補助ツール」を紹介していきます。
まず、私は紙の辞書をまったく使いません。知らない単語や意味を理解できない文章に出会ったときは、もっぱらGoogle翻訳やDeepLを使います。
Google翻訳では調べた単語の例文も表示される上に、スピーカーのマークをクリックすると、その単語の発音を確認することもできます。
DeepLは32もの言語に対応している、高度なAI翻訳ツールです。長めの文章の意味を理解したいとき、さらには自分が書いた文章を推敲したいときにも重宝しています(推敲機能が使えるのは2024年4月2日現在、英語とドイツ語のみ)。また、翻訳の中で変更したい部分があれば、その単語をクリックすると別の表現候補が提示されます。これにより最適な翻訳を選べますし、類似表現も学ぶこともできます。
かつて紙の辞書は外国語学習の必須アイテムでしたが、デジタル翻訳ツールが発達している現在では、個人的にはあまり必要性を感じません。
少なくとも私にとっては、アルファベット順に辞書を繰って単語にたどり着くのは時間がかかります。その点、文字列を入力するだけで瞬時に意味が表示されるデジタルツールはストレスフリーで使えるのです。
また、少し変則的な使い方としては、Google翻訳の音声認識機能をオンにして、「聴き取れなかった文章」の意味を調べることもできます。
字幕なしの動画などでネイティブが言ったフレーズを、自分の声で再現してGoogle翻訳の音声認識に流し込みます。すると元の言語のテキストと日本語訳が表示され、「なるほど、こう言っていたのか」と理解できます。
ただ、このような使い方はネイティブの発音を正確に再現しないと成功しません。著書『ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法』で紹介する外国語習得法では、まず発音をたくさん練習するので、みなさんもきっとできるようになるでしょう。
発音の練習を積み重ねると、こんなGoogle翻訳の使い方もできるようになるという一例として紹介しました。 【次ページ】補助ツール(3)Google翻訳拡張機能
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