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- 2024/12/04 掲載
「AI検索」は結局どれがいい? SearchGPTやGemini、Perplexityなどを徹底比較
連載:グーグルの生成AIトレンドガイド
生成AIやXR、メタバースなどの新しいテクノロジーを中心に取材。その他、技術解説やスマホ・ガジェットなどのレビューも。著書に『趣味のChatGPT』(理工図書)、『先読み!IT×ビジネス講座ChatGPT』(共著・インプレス)など。Yahoo!ニュース エキスパート コメンテーター。株式会社ウレルブン代表。XRと最新テクノロジーのWEBマガジン『TechComm-R』運営。X(Twitter)は@sakaicat
Gemini:Google検索での「ダブルチェック」が可能
Geminiには、出力結果をWebの情報と照らし合わせてファクトチェックを行う「回答を再確認」機能が用意されている。回答下部のGoogleアイコンをクリックすると再確認が実行され、回答にハイライトが表示される。回答と類似したコンテンツがWeb上に見つかった箇所は緑色でハイライトされ、クリックするとリンクが表示される。一方で、回答の記述と異なる可能性のあるコンテンツがGoogle 検索で見つかった場合や、関連性のあるコンテンツが見つからなかった箇所はオレンジ色でハイライトされる。
つまり、緑色のハイライトが多く、かつ参照元が信頼できるサイトであれば、出力された回答を安心して利用できるということになる。
ただし、最初に回答が出力された時点では参照元のリンクは表示されず、確認にひと手間かかるのが難点だ。Geminiはあくまでも汎用型のチャット型AIであり、検索に特化したサービスではない。リサーチ等の用途においては、後述する特化型の機能やサービスに比べると少々物足りなさを感じるかもしれない。
【次ページ】ChatGPT(SearchGPT)は初心者にも使いやすい
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