- 2008/04/09 掲載
NEC、全ポートギガビットイーサネット対応で低消費電力化を実現のレイヤ2スイッチ新製品
今回発売されたのは、同社のLANスイッチ「UNIVERGE QXシリーズ」ラインアップに追加される新製品で、MACアドレスでデータの行き先を決定するレイヤ2スイッチ。全ポートギガビットイーサネットに対応したネットワーク管理未対応型の製品で、「UNIVERGE QX-S608」(10/100/1000BASE-T全二重/半二重自動認識ポートが8ポート)、「UNIVERGE QX-S616」(同16ポート)、「UNIVERGE QX-S624」(同24ポート)の3モデルとなっている。
新製品では、全ポートギガビットイーサネットに対応。また、IEEE802.1x認証環境にて端末と認証スイッチ間で使用される通信プロトコル「EAPoL」透過機能を搭載し、認証・検疫ネットワークでの利用が可能となっている。
また、昨今のグリーンITへの意識の高まりにより、低消費電力化を実現。効率的な電源供給設計、省電力部品の採用などの省エネ対策技術を用いて設計を行っている。さらに、ECOモードを搭載し、ECOモード対応ポートでのLANケーブル長を通常の半分となる最大50mの条件で利用することなどによって供給電力を抑制し消費電力を削減する。ECOモードで使用した場合、「UNIVERGE QX-S608」(ECOモード時)とギガビットイーサネット対応スマートモデル「UNIVERGE QX-S708B」との比較で、最大54%の低消費電力化が可能となっている。なお、ECOモードでもECOモード非対応ポートでのLANケーブル長は通常どおり最大100mまで利用可能だ。
希望小売価格は、「UNIVERGE QX-S608」20,790円、「UNIVERGE QX-S616」49,140円、「UNIVERGE QX-S624」70,140円。出荷開始は4月28日となっている。
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