ソフトウェアAGは、SOAによりBPMをはじめとしたプラットフォームを統合する管理ソリューション「webMethods 7.1 スイート」の日本版を提供すると発表した。2007年に独ソフトウェアAGがウェブメソッドを買収・合併して以来、初の製品となる。

　SOAによって、ビジネスプロセスマネジメントを見直し、メインフレームからのマイグレーションなどを実施できる。SOAプラットフォームの統合を行う「webMethods7.1スイート」は、シミュレーション、タスク分析の強化、ヒューマン・ワークフローの自動化の拡張を実現した「webMethods BPMS」、バリューチェーンにおける、サプライヤと顧客の双方に対するリアルタイムな分析監視を提供する「webMethods Optimize for B2B」、アプリケーション連携をベースとしたオープン・スタンダード準拠のサービス基盤「webMethods ESB」などのモジュール群で構成されている。

　ソフトウェア･エー・ジー代表取締役社長である福島徹氏は、「（組織を超えた変化に対して必要なのは）ユーザー、データ、そしてエンド・ツー・エンドのビジネス・プロセスの複雑な相互作用を調整する能力」と同製品の役割を語った。