• 2025/07/16 掲載

貯金100万円以上増えた人は「フルリモート」に多い 出社頻度と貯金の関係調査

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物価高や税負担増が家計を圧迫する中、「リモートワークと貯金の関係」に注目した調査が実施された。LASSICが運営する「テレワーク・リモートワーク総合研究所」は、全国のビジネスパーソン1003人を対象にアンケートを行い、働き方によって貯蓄状況にどのような違いが生じるのかを明らかにした。

フルリモートは貯金が増えやすい傾向

 調査対象のうち、フルリモート勤務者は18%。全体の約半数~8割が「貯金額は変わらない」と回答した一方で、「増えた」と答えた層ではリモート日数が多いほど貯金額が増える傾向が見られた。

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フルリモートが「100万円以上増えた」で最多、フル出社は「変わらない」「減った」で最多

 特に「100万円以上増えた」と答えた人の割合は、フル出社から週2~3日の出社、そしてフルリモートへと移行するにつれて右肩上がりに上昇。出社スタイルによって貯蓄しやすさに差が出る実態が浮かび上がった。

 リモート勤務者のほうが「副業・アルバイト収入が増えた」と答える傾向が強く、通勤時間を別の収入源に活用していることが影響している可能性がある。

 また、「節約に成功した」と答える割合もフルリモートで高く、外食やコンビニ利用の頻度が下がったことが背景にあると考えられる。

 一方で、フルリモートのほうが「医療費の発生」が多いという結果も出たが、これは「病院に通いやすい」という在宅勤務の特性によるものと見られる。

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フルリモートは「稼げて節約もできる」スタイル? 貯金が増えた理由に差

 政府統計によれば、消費者物価指数は過去10年で約10%上昇する一方、厚生年金など社会保険料の上昇により、手取り収入は伸び悩んでいる。今後のインフレや増税を見据えたとき、働き方の選択が家計の耐性に直結する時代とも言える。

 LASSICは「副業や節約による貯蓄を意識し、自身のライフスタイルに合った働き方を選択していくことが重要」と提言している。

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