- 2008/07/18 掲載
【テレビ会議/Web会議の利用実態調査】8%が高精細テレビへ、60%が導入意向
調査したのは、導入状況、接続拠点、利用状況、評価、利用したい端末、今後の改善点、データ共有をはじめとするコラボレーションなどの各項目。質問項目は2004年、2005年と同じ質問内容で行い、過去4回分との比較分析も行った。特に「高精細についてのニーズ」の分析を重視したという。
本調査によれば、テレビ会議/Web会議システム/音声会議をあわせたテレビ会議システム全体の利用ユーザーの総合評価では「非常に満足」と「満足」を合わせて72%のユーザーが満足。この数字は2004年調査時の64%から8ポイントの増加となった。「不満」と「やや不満」の合計は28%で2004年調査の36%からこちらも8ポイント減少した。
また、テレビ会議の利用者のうち、高精細テレビ会議をすでに導入済みなのは2007年の5.6%から8.5%と約3ポイント増加。また、今後の導入意向については高精細テレビ会議の利用可能性が「ある」と「条件等による」の合わせて60%が導入意向があることがわかった。
テレビ会議の導入理由では「経費節減」が51%と最も多く、次いで「移動時間の節約」「業務効率化」と業務の効率化関係が目的の上位にある。2004年との比較でも、「経費節減」は増加。このような状況を踏まえて、テレビ会議の利用時間は2008年度調査では「約1時間」が41%で一番多く、全体の80%が1時間以内で会議が終わっている。頻繁に短時間のテレビ会議を行うようになっており、シード・プランニングでは、日常的なテレビ会議の利用が定着し始めていると分析している。
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