計画された辞任?
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<<閑散とした街頭演説>>
「さすが自民党!」と思った次第です。
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9月1日夜、福田総理が突然「辞任」を表明されました。
丁度、韓国から羽田についた私に電話があり、本当にびっくり。しかしながら、私が考えたのは「用意周到に計画された辞任でこのまま解散総選挙になるな」ということです。
翌日の新聞を読むと「誰も知らない突然の辞任」と出ていましたが、私に言わせると「本当?」です。
辞任から「自民党総裁選挙」、麻生さんを総裁に選び、そしてそのまま国会冒頭の解散。きれいなシナリオです。これであれば、公明党もOKです。
このシナリオで大事なことは「自民党総裁選挙にマスコミの関心を集めまくり、自民党が変わったと見せること」につきます。実際に、3日のお昼に有楽町で民主党の仲間で街頭演説を行いましたが、マスコミは一社しか集まりませんでした。ほとんどのマスコミは自民党総裁選挙に引きつけられました。
これが「福田総理が何も考えずに辞めたから起きた」とは到底考えることはできません。
自民党は、郵政解散と同じ「劇場型政治」をやろうとしているのです。
目には目を!
民主党も代表選挙を
私はもともと民主党代表選挙を行うべきと主張していましたが、ますますその意を強くしています。
自民党の総裁選挙に民主党の代表選挙をぶつけ、それぞれの候補者がどのような政策を主張し、なにをやろうとしているかを「次の総理大臣として誰がふさわしいかを自民党と民主党の候補者全てを並べて比べてもらう」ことを仕掛けるべきだと思います。
そうすればわが党の政策と自民党の政策の違いを明確にすることができます。自民党内、「劇場自民党」の内側での議論をもっと広げ、「劇場民主党」にもお客を呼び込んでいくことが必要です。
そこで官僚がシナリオ(政策)を書いている「劇場自民党」がいいか、俳優(政治家)自らがシナリオ(政策)を書いている「劇場民主党」がいいか、是非、比べてもらわなければなりません。すでに小沢ビジョンはできています。また、民主党には若手にも論客がたくさんいます。民主党が自らの政策を示し、自民党劇場の劇が官僚作の「茶番劇」であることを民主党が示す必要があります。