NECとのパートナーシップで成長
最新バージョンのオプションではExcel連携も可能

　Waha!Transformerの使い方として安原氏が薦めるのは、NECのIT管理製品WebSAMオフィスとの連携利用だ。

　「Waha!Transformerはバッチ運用する必要があります。WebSAMオフィスとともにご利用いただければ、対応する他のアプリケーション群とともに統合管理でき、より手軽にWaha!Transformerをお使いいただけます」。

　WebSAMオフィスは、ITシステムやサービスの管理、運用を統合する管理ツール。アプリケーション管理機能の中にはスケジューリング機能もあり、バッチ運用したい複数のアプリケーションを一元管理できる。Waha!TransformerをWebSAMオフィスとともに利用すれば、好きなタイミングで自動的にWaha!Transformerを起動し、定期的に情報の加工、受け渡しを行うことができる。

　ユーザーにとって嬉しいのは、WebSAMオフィスとWaha!Transformerの連携動作は検証済みだということ。ビーコンITはWebSAMパートナー制度に登録されているので、ビーコンITを通してWaha!TransformerとWebSAMオフィスを同時に導入できる。導入後もビーコンITが窓口となりシステム全体のメンテナンスに対応してくれるため、ユーザはWaha!TransformerとWebSAMオフィスとを切り離して考える必要がない。しかし安原氏は、連携によるメリットを感じるのはユーザーだけではないとも言う。

　「WebSAMパートナー制度に参加しているので、WebSAMオフィスに関する技術情報も提供されています。技術者同士のミーティングもあり、仕様変更や拡張に関する要望を聞いてもらえる場もあるので、ソリューションとして一緒に開発していると感じています」。

　ビーコンITとNECの連携がお互いの企業にいい影響を与えあい、その結果、ユーザーに大きなメリットをもたらしている。そんな環境で成長してきたWaha!Transformerの最新バージョンは、オプションによりExcelデータのインポートが可能になるなど大きな進化を遂げている。

　「データエントリーの方法を革新する技術です。2月3日に開催されるセミナー『NEC Middleware Day 2009 in 関西』で詳細については紹介する予定でいます。興味のある方はセミナー会場にも足を運んでくださると嬉しいですね」。

　大阪で2月3日に開催される「NEC Middleware Day 2009 in 関西」では、Waha!Transformerに関する最新情報はもちろん、NECとのパートナーシップに関する取り組みについても話を聞ける予定になっている。環境の変化が続く中でビジネスやITのかじ取りに悩んでいるエンドユーザーも、パートナーシップを広げて大きく飛躍しようとしているインテグレータも、有益な情報が得られそうな講演がほかにも盛りだくさんだ。事前登録制で受講は無料なので、ぜひ下記リンクから詳細をチェックしていただきたい