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- 2026/10/30 21:43 掲載
メタの新規約に英競争・市場庁が調査…出版社に「拒否権なし」と批判、争点とは?
問題とされるのは、利用企業や出版社のウェブサイトから内容を収集し、AI機能を含む自社の製品・サービスの開発や提供に使えるようにする規約。CMAは、企業側がその内容を使うかどうか、どう使うかを選べない可能性があると懸念している。英国でメタのサービスを使って顧客や読者に届けている数千の企業にとって、不公正な取引条件になりかねないとしている。
メタは当初、10月30日に規約を改める予定だった。CMAとの協議を経て実施を11月20日に延期し、さらに10月28日には、業界団体との協議が終わるまで展開を一時停止すると表明した。
CMAは、業界団体のNews Media Association(NMA)や、出版社や広告主が参加するMovement for an Open Web(MOW)などから寄せられた懸念を受け、競争法の権限を使って緊急に調べるとしている。調査では、メタが英国の関連市場で支配的地位にあるかを評価し、そうであれば規約が濫用にあたるかを判断する。
CMAのサラ・カーデル最高経営責任者(CEO)は「支配的地位にある企業は、その地位を使って不公正な条件を課してはならない」とコメントした。「迅速で満足のいく解決を目指す」とも述べている。
調査は始まったばかりで、違法かどうかの判断は出ていない。CMAは今後、メタや影響を受ける第三者から証拠を集める。
CMAは別途、メタの事業者向け新サブスクリプションサービス「Meta One」や、FacebookとInstagramで外部リンクを投稿する際の影響についても、メタに情報提供を求めている。中小企業団体のFederation of Small Businessesが懸念を示したためで、今回の調査の対象外であり、正式な措置を取るかは決まっていない。
では、なぜ出版社や業界団体は、メタの規約を「拒否できない」と訴えるのか。背景には、規約の文言の書き換えをめぐる経緯と、欧州の当局にも持ち込まれた申立てがある。
・規約から消えた「学習」の文言と、残った収集の権限
・メタの反論と、規約本文に書かれていない「robots.txt」の約束
・欧州委員会にも持ち込まれた申立てと、CMAが次に打つ手
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