- 2026/04/23 掲載
ペットフードD2C「犬猫生活」が東証グロース上場、初値は公開価格上回る3500円
今回の上場における想定時価総額は約78億円となった。初値は公開価格の2990円を上回る3500円となり、投資家から堅調な評価を得た。前澤友作氏が率いる「前澤ファンド」が出資していることでも市場の注目を集めていた。
同社は上場で得た資金と信用力を背景に、事業領域の拡張に動く。2025年5月に台湾でのドッグフード販売を開始して海外進出を果たしたほか、島根県の動物病院を事業承継するなど、獣医療やトリミングサロン運営といった実店舗型のインフラ構築にも注力している。単なる食品メーカーから、総合的なペットヘルスケア企業への脱皮を図る。
事業成長と並行し、動物福祉への直接的な投資も組み込んでいる。同社は自社設立の「犬猫生活福祉財団」を通じ、前年度の経常利益の20%相当(上限1億円の金銭寄付や物品支援など)を、犬猫の殺処分ゼロを目指す活動へ還元する方針を掲げる。利益相反になりがちな企業収益と社会課題解決を連動させる独自の構造が、消費者からの支持獲得とブランド価値の源泉となっている。
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