- 会員限定
- 2026/05/28 掲載
中古市場“メルカリ1強”崩壊?セカスト・ブックオフら「リアル店」が逆襲してる理由
【連載】流通戦国時代を読み解く
nakaja lab 代表取締役。みずほ銀行の中小企業融資担当を経て、同行産業調査部にてアナリストとして産業動向分析に長年従事。分野は食品、流通業界。執筆、講演活動中で、TV等マスコミで情報発信中、連載記事は月6本以上。主な著作物に「図解即戦力 小売業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書」(技術評論社)、「小売ビジネス」(クロスメディア・パブリッシング)などがある。
ホームセンターに匹敵? 爆伸び「リユース市場」の現在地
実質賃金の先行き不透明感が強まる中、物価高に苦しむ消費者の節約志向は一段と強まっている。低価格店やPB商品の人気拡大が示すように、賃上げが物価に追いつかない消費者にとっては、少しでも安く買える選択肢を探すことが欠かせなくなっている。そんな消費者にとって、フリマアプリやリユース各社も、生活防衛の味方として浸透しつつあるようだ。リユース市場は近年拡大が続いており、直近2024年度の市場規模は3兆2,628億円(リユース経済新聞の推計)にまでなっている。2030年には4兆円に達する見込みなのだという(下図)。
これはホームセンターの国内市場規模と並ぶまでになった、ということでもある。こうしたリユース市場を身近なものとしたのは、ご存じ、フリマアプリの「メルカリ」であり、そのシェアは今でも市場の1/3以上を占めるほどだ。
ただ、最近の市場の伸びは、メルカリだけでなく、リアル店舗のリユースチェーンが牽引している側面もあるのだ。なぜ、そのようなことになっているのか。懐事情が厳しい消費者の選択肢の1つとなりつつある、リユース市場の足元の様子を詳しく見ていきたい。
なぜ? 王者メルカリの「1強時代」がついに崩壊した理由
リユース市場がここまで浸透したのは、フリマアプリ、メルカリが世の中に普及したことが大きいだろう。それまでも、ブックオフ、ハードオフ、ゲオなどのコンテンツ系(本、CD、DVD、ゲームなど)の中古品チェーンや、ブランド品のコメ兵など有力チェーンは出揃っており、ほかにもいわゆるリサイクルショップも各地に存在していた。
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
流通・小売業界のおすすめコンテンツ
PR
PR
PR