• 2026/01/15 掲載

Anthropic「Claude for Healthcare」を発表 OpenAIに続き「医療AI」の競争激化

医療機関や患者に、医療データの解析や医療支援を行う機能をAIが提供

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米Anthropicは2026年1月、医療・ライフサイエンス分野向けの新サービス「Claude for Healthcare」を発表した。医療機関や保険者、患者・ユーザーを対象に、医療データの解析や業務支援を行う機能を提供するもので、OpenAIが先行して公表した「ChatGPT Health」に続く動きとして注目を集めている。ChatGPTとAnthropicが同時期にリリースしたことで、医療向けAIの競争が激しくなっている。
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(画像:ビジネス+IT)
Claude for Healthcareは最新の大型言語モデルClaude Opus 4.5を基盤としており、HIPAA準拠の形で医療データを取り扱うためのツールセットとリソースを含む。米国のCenters for Medicare & Medicaid Services(CMS)のCoverage Databaseや、国際疾病分類(ICD-10)、National Provider Identifier Registryなどの業界標準データベースへの接続が可能になり、例えば保険のカバレッジ要件の確認、診断・手続きコードの参照、プロバイダー検証など複雑な管理作業を補助する。

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Claude for Healthcare の狙い(画像:ビジネス+IT)
患者やユーザー向けには、米国内のClaude ProおよびMaxプラン加入者が自分の検査結果や健康記録を安全にClaudeに接続し、テスト結果の解釈、健康情報の要約、医師との面談準備支援などの機能を利用できる統合が設けられている。Apple Health、Android Health Connect、HealthEx、Functionなどのプラットフォーム接続はβ版として展開され、共有データを同社がAI訓練に利用しない設計が謳われている。

また、Anthropicは医療機関や企業向け開発者プラットフォーム上で、FHIR標準やPrior Authorizationレビューなどのエージェントスキルを提供し、開発者が独自の医療アプリケーションを構築できるようにする。これにより、臨床文書の自動化や患者メッセージの仕分けなどの用途が想定される。

Anthropicの発表は、OpenAIが2026年初頭に「ChatGPT Health」と題した医療向け機能の提供を開始したのと時期を同じくしており、業界内でAIを医療情報解析や支援ツールとして位置づける競争が強まっている。OpenAIのChatGPT Healthはユーザーが医療記録や健康アプリ接続を通じて個人向けの洞察を得る機能を提供するものであり、AnthropicのClaude for Healthcareはこれと重なる領域のほか、医療事務・管理ワークフローにも踏み込んだ構成となっている。

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