- 2026/08/10 11:35 掲載
アンソロピック、Claude「auto mode」を8月14日から既定に、危険操作をAIが自動判定
auto modeは、Claude Codeがコマンド実行や外部ツール利用のたびに人へ許可を求める代わりに、危険な操作を見分けるAIで操作内容を判定する仕組みだ。不可逆的、破壊的、環境外を対象とする操作などを止める一方、通常の作業は確認なしで進められる。明示的な「ask」「deny」ルールは先に評価されるため、管理者は人による確認や禁止事項を残せる。
アンソロピックによると、Claude Codeでは権限確認の97%が承認されており、利用者が確認を反射的に通す「承認疲れ」が課題になっていた。1,053人の有料テスターによる実験では、人が危険なコマンドを止めた割合が13.6%だったのに対し、auto modeは89%を遮断したという。
危険な操作を見分けるAIが操作を止めた場合、Claudeは原則として、より安全な方法を探して処理を続ける。3回連続、または1セッションで20回ブロックされると手動承認へ戻る。アンソロピックは3月、auto modeについて、手動承認と権限確認を完全に省略する方式の中間を狙う仕組みだと説明しており、人の意図を超えた削除や認証情報の探索などの抑止を想定している。
一方、auto modeはリスクそのものをなくす機能ではない。アンソロピックも、本番インフラなど影響の大きい変更については、Claudeの操作を利用者自身が確認するよう引き続き推奨している。人による逐次承認を減らしながら、AIによる監視を標準に据える今回の変更。コーディングエージェントを「付きっきりで操作するツール」から、長時間動かす自律型の開発基盤へ移す動きが一段と進む形だ。
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