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- 2026/10/06 06:10 掲載
『ガンダム』全盛期に大反対された「歌×戦争」…22歳で作った『マクロス』の舞台裏
河森正治氏のインタビューシリーズ(第2回)
東京大学大学院修了(社会学専攻)。カナダのMcGill大学MBA修了。リクルートスタッフィング、DeNA、デロイトトーマツコンサルティングを経て、バンダイナムコスタジオでカナダ、マレーシアにてゲーム開発会社・アート会社を新規設立。2016年からブシロードインターナショナル社長としてシンガポールに駐在し、日本コンテンツ(カードゲーム、アニメ、ゲーム、プロレス、音楽、イベント)の海外展開を担当する。早稲田大学ビジネススクール非常勤講師、シンガポール南洋工科大学非常勤講師も歴任。2021年7月にエンタメの経済圏創出と再現性を追求する株式会社Re entertainmentを設立し、大学での研究と経営コンサルティングを行っている。『推しエコノミー「仮想一等地」が変えるエンタメの未来』(日経BP)、『オタク経済圏創世記』(日経BP)、『ソーシャルゲームだけがなぜ儲かるのか』(PHPビジネス新書)など著書多数。
第1回はこちら(この記事は第2回です)
「人型兵器は○○ではない」…『機動戦士ガンダム』の衝撃
――1979年の『機動戦士ガンダム』は、当時どういう印象でした?河森正治(以下、河森)氏:すごいインパクトがありましたね。それまでロボット物というのは子供向けの印象が強かったんですが、『機動戦士ガンダム』では、「スタジオぬえ」がSF小説『宇宙の戦士』の挿絵で描いた兵器「パワードスーツ」に近い発想が、「モビルスーツ」という量産兵器の設定に生かされていました。単なる玩具商品からは一歩抜け出たすごいモノが出てきたと思い、当時の友人たちと「Gun Sight」という同人誌まで作るくらいに傾倒していました。
そんな「ガンダム」の大成功を見て、次は違うものを創るぞと企画が立ち上がったのが、僕が20歳のとき。2回目の大学2年生をやっていたときでした。
――あれだけインパクトのある作品(ガンダム)が出てしまった後で、どうやって違うもの(マクロス)を創れたのでしょうか?
河森氏:理系出身の自分としては、「ガンダム」のような「人型メカはヒーローとしては魅力的だけど、実用兵器としては、まったくリアルじゃない」と思っていたから、そうじゃないホンモノのハードSFを作ろう、と思いました。
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