- 2026/09/18 15:55 掲載
ノボノルディスクが米アンソロピックと提携、「Claude Science」で創薬を加速
両社はまず、ノボノルディスクの科学者と計算科学チームが特定した創薬上の課題に共同で取り組むという。生物学的な推論を支える特定の科学ワークフロー向けに、狙いを絞ったソリューションを開発する。そのうえでノボノルディスクは、両社の能力を組み合わせた効果が最も大きいと見込まれる研究開発のワークフローで、アンソロピックの「Claude Science」を試験的に使う。
もう一方の柱がソフトウェア開発である。ノボノルディスクはアンソロピックのフロンティアモデルを使い、AIを活用したソフトウェア開発を強化する。全社規模でAIの利用を広げるための土台づくりと言える。いずれの取り組みも、同社の倫理・コンプライアンス基準に沿った厳格なデータガバナンスと、人による監督のもとで進める方針だ。
アンソロピックのダリオ・アモデイ共同創業者兼CEOも「安全で高性能な、信頼できるフロンティアモデルを一流の研究者に届けることで、研究期間を短縮できる」とコメント。創薬領域での実装を後押しする構えだ。
アンソロピックはライフサイエンス分野の取り組みを相次いで打ち出している。9月17日には「Life Sciences Verification Program」を開始したと発表した。審査を通過したライフサイエンスの専門家に対し、生物学関連の作業でより許容度の高い安全策を適用したモデルを提供する制度である。早期アクセスの段階で数十の組織が参加しており、開始から1週間で数百組織の登録を見込むという。
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