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- 2026/10/28 21:21 掲載
アップウィンド、9カ月で4億ドル再調達…累計8億ドル超に膨らむ急成長の勝算とは?
既存の投資家はすべて参加した。グレイロック・パートナーズ、サイバースターツ、クラフト、セールスフォース・ベンチャーズ、アルタ・パーク、ピクチャー・キャピタル、スウィッシュ・ベンチャーズ、セルカ・パートナーズ、TCV、ペニー・ジャー、リーダーズ・ファンドで、新たにキャナピ・ベンチャーズが加わった。
2億5,000万ドルのシリーズBを発表してから9カ月足らずでの調達となり、累計調達額は8億ドルを超えた。創業者でCEOのアミラム・シャチャー氏は、クラウドとAIのセキュリティ課題の解決に取り組む企業として、世界でも有数の資金力を持つことになったとしている。
調達した資金は、クラウドとAIのインフラを守る基盤に向け、製品・エンジニアリングの強化に投じる。製品をさらに使いやすくするとともに、アイデンティティ、データ、AIといった周辺領域へ広げる。
同社は、エンドポイント向けのAIセンサーや、AIエージェントとスキルのスキャナーを開発している。資産の関係を可視化するインベントリーグラフも作り直す。シャチャー氏は、もはや「コードからクラウド」ではなく「エンドポイントからコード、そしてクラウド」の時代だと説明した。
AIによる攻撃にはAIで対抗する考えで、「ブルー」「レッド」「グリーン」の3つのエージェントをすでに顧客の運用に投入している。ブルーは複数のログを横断して攻撃の全体像をまとめ、悪用の試みを実行時に処理する。レッドは、脆弱性が自社の環境で実際に悪用できるかを安全に試す。グリーンは、多数の指摘をまとめて修復できる要所を見つける。
さらに、研究組織「AI Labs for Cybersecurity」を立ち上げ、AIセキュリティなど4分野に取り組む。
顧客のヘッジサーブのCISO、マイケル・カニッツォ氏は、実際に動いているものが見えるようになったと評価した。シャチャー氏は「まだ1%も終わっていない」と述べ、さらに加速する考えを示した。
では、創業から数年のアップウィンドに、なぜこれほど短い間隔で巨額の資金が集まるのか。背景には、報じられた評価額の急上昇と、関係者が語る売上の推計、そしてグーグルによる巨額買収で生じた市場の変化がある。
・報じられた評価額と、過去の調達ラウンドからの跳ね上がり方
・関係者が語る売上の推計と、年末に向けた見通し
・グーグルのウィズ買収後に生まれた市場の空白
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