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- 2026/11/02 18:43 掲載
フジHDがSBIと各50%出資の新会社設立へ 1,000億円ファンドに参加、ライブ事業に本腰
両グループは、6月26日に資本業務提携に向けた協議・検討の開始を公表していた。今回、正式に契約を結んだ形だ。
提携の中核となるのは、コンテンツ・IP(知的財産)を起点に、ライブやイベントなどのリアルな場を通じて顧客との継続的な関係を育む「リアルメディア」領域の合弁会社である。リアルメディアとは、ライブ・イベント、スポーツ興行、施設など、人々が実際に集い体験を共有する場を、コンテンツを届けて顧客との結びつきを深めるための媒体として捉える考え方という。
合弁会社の社名は未定。出資比率はSBIグループとフジHDグループが50%ずつで、資本金は資本準備金を含めて1億円となる。設立は2027年1月を予定する。将来は複数事業を束ねる持株会社と位置づけ、事業領域ごとに子会社を順次設ける。いずれも現時点での予定で、変更の可能性があるとしている。
提携事業の第1弾として、リアルイベントを起点に、アイドルをはじめとするアーティストとファンが年間を通じてつながるファンプラットフォーム事業を担う子会社の設立を検討する。フジHDの番組・イベントの企画制作力やメディア発信力と、SBIグループの8,800万を超える顧客基盤(2026年9月末時点)、決済・デジタル領域の技術基盤を組み合わせ、国内で確立したモデルをアジアを起点に海外へ広げる考えだ。
第2弾は、大型映像コンテンツなどを連続して生み出すためのコンテンツファイナンスの共同研究・事業開発。新たな資金調達の仕組みを検証し、合弁会社の傘下でコンテンツファンドの組成・運営を担う子会社の設立も検討する。
あわせてフジHDは、SBIグループが組成する1,000億円規模の「SBIネオコンテンツ投資事業有限責任組合」(通称SBIネオコンテンツファンド)に出資する。出資額は示されていない。投資先の発掘や選定でも、両グループの知見を活用する。このほか、IPを活用した広告・マーケティングや、地域活性化でも連携を検討する。
では、SBIとフジHDはなぜ、いま手を組んだのか。背景には、20年以上前にさかのぼる北尾氏とフジの因縁と、協議開始の発表当日に出た株式市場の反応がある。
・ライブドア騒動で北尾氏が果たした役割とは
・SBIがフジHD株を約7%握る意味
・提携協議の発表当日、市場はどう動いたか
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