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- 2026/11/03 10:03 掲載
パランティア決算、売上96%増の23億ドルで商用が政府を初逆転 通期見通しも引き上げ
同社の決算発表によると、売上高は23億1,341万ドル(約3,646億円)で、前年同期から96%増え、前の四半期と比べても20%増えた。四半期として初めて20億ドルを超えた。8月に発表した第2四半期決算に続き、成長の勢いを保った形だ。
地域別では、米国の売上高が19億3,700万ドルで119%増となった。このうち米国商用は9億8,400万ドル(約1,551億円)で148%増、前の四半期から29%増えた。米政府向けは9億5,300万ドルで96%増だった。米国商用の売上高が米政府向けを上回ったのは、同社の歴史で初めてという。
利益面では、GAAPベースの営業利益が10億8,500万ドルで、営業利益率は47%だった。株式報酬などを除く調整後の営業利益は14億2,700万ドルで、利益率は62%。成長率と調整後営業利益率を足した指標「Rule of 40」のスコアは158%とした。GAAPベースの純利益は11億2,800万ドルだった。
契約面では、100万ドル以上の案件を212件、500万ドル以上を107件、1,000万ドル以上を64件成立させた。成約した契約の総額は29億1,800万ドルで、前年同期から6%増えた。現金と米国債などの残高は104億ドルだった。
見通しも引き上げた。2026年通期の売上高は85億3,000万~85億3,400万ドルとし、前年比91%増の水準になる。米国商用の売上高は35億5,900万ドルを超え、143%以上の成長を見込む。調整後の営業利益は52億4,500万~52億4,900万ドルとした。2026年10~12月期(第4四半期)の売上高は26億4,900万~26億5,300万ドルを見込む。
アレックス・カープ最高経営責任者(CEO)は決算にあわせて「ソブリンAIの動きが、30年の経営経験のなかで最も劇的な『持てる者と持たざる者』の二分を生んでいる」とコメントした。政府も企業も、自らの意思かどうかにかかわらず、いずれかの側に分かれつつあるとの認識を示した。
では、パランティアの米国商用は、いつ、どれほどの速さで米政府向けを追い抜いたのか。背景には、直近1年の決算に並ぶ、意外な数字の動きがある。
・1年前は8割だった商用が政府を抜くまで、3四半期の全軌跡
・政府向けも「倍増」、商用との逆転劇の裏にある数字
・通期見通しの積み増し幅と、決算が残した次の焦点
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