- 会員限定
- 2026/11/05 09:52 掲載
セコイア、約100億ドル調達と同時に20年の拡大路線を解体 Arcもロンドン拠点も畳む
メモはまず「フォーカス」として、セコイアが得意とするのは確信度が高く、厳選したベンチャーキャピタル(VC)投資だと位置づけた。複雑さの原因だった「Sequoia Capital Fund」の仕組みの多くを取り除き、バッチ型アクセラレーター「Arc」とスカウト制度(Scouts)を終了するほか、運営チームと投資チームを簡素化するという。少ない人員と事業に力を注ぐほうが、支援する創業者への支援は手厚くなるとの考えだ。
組織面では、これまで分かれていた初期投資チームと成長投資チームを統合する。「もはや『アーリー&グロース』はなく、あるのはセコイアだけだ」とし、ひとつのチームとして創業者を段階ごとに切れ目なく支えるとしている。
ロンドン拠点は閉鎖し、複数の人員が同社を去る。「チームの問題ではない」とする一方、「現地に拠点を置く必要を感じなくなった」と説明した。欧州からも傑出した創業者や企業は生まれ続けるとみて、支援は米西海岸のベイエリアの本拠地から続けるという。
パートナー制についてはまず、約20年の拡大期に事業と地域を広げた結果として階層が生まれ、運営側の管理が投資チームにも及んだと振り返った。社内の仕組みを見直してパートナーの関係をフラットにし、リード役のパートナーがだれであっても、創業者がチーム全体の恩恵を受けられるようにする狙いだ。毎週月曜のパートナー会議のサイクルも廃止する。
メモは7人のゼネラルパートナーの連名で出された。セコイアは「目的関数は規模ではなく質」だと位置づけ、運用資金の出し手であるLP(リミテッドパートナー)に最高のリターンを届けることを掲げる。AI、宇宙、生物学、再工業化といった転換期に向け、攻めの姿勢を示した。
では、セコイアはなぜ、AIブームのさなかに自ら築いた制度を次々と手放すのか。背景には、かつて世界的なスタートアップを呼び込んだ仕組みの来歴と、同じ道をたどる大手投資会社の動きがある。
・ArcとScouts、有名スタートアップを呼んだ仕組みの正体
・ロンドン閉鎖、欧州初のパートナーが選んだ道
・欧州拠点を畳む大手VCの流れと、2023年の分割
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
今だけ毎月当たる!ずっと無料の会員登録キャンペーン
ビジネス+ITプレミアム会員(無料)に登録すると
抽選で毎月20名様に
Amazonギフト券 5,000円分 当たる!
プレミアム会員に登録する(ずっと無料) キャンペーン詳細・応募条件を見る※この表示が出ている方は自動的にキャンペーンにエントリーされます。特典送付時にビジネス+ITプレミアム会員を継続し、メールマガジン購読設定をオンにしていることが条件です。その他の条件は詳細をご覧ください
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
M&A・出資・協業・事業承継のおすすめコンテンツ
PR
PR
PR