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- 2026/11/05 09:43 掲載
AIエージェントが届くデータを先に塞ぐ Sentraが1億5,000万ドル調達 成長300%超
投資に伴い、キャピタル・ワンの代表がSentraの取締役会に加わる。同社は過去1年で前年比300%超の成長を遂げたとしている。
Sentraの基盤は、データセキュリティ態勢管理(DSPM)、データ検知・対応(DDR)、データアクセスガバナンス(DAG)、データ損失防止(DLP)を統合したものだ。クラウド、SaaS、オンプレミスなどにある保存データを、データのある場所で保護する。同時に、人とAIを含むどのアイデンティティがそのデータに届くかを、継続的に可視化し、制御するという。
共同創業者でCEOのYoav Regev氏は「AIエージェントは今や企業データの最も忙しい利用者だ。その多くは、十分に分類・統制されていないデータへのアクセス権を引き継いでいる」と指摘した。「従来の境界型の制御は、機械の速度で動くエージェントを想定していなかった。エージェントが届くデータをあらかじめ守っておくことが、企業にできることだ」と述べている。
同社は背景に、AI導入へガバナンスが追いつかないこと、データの散在、AIエージェントの急増を挙げる。エージェントは1つ1つが新たなアイデンティティで、中央の制御基盤がないまま機械の速度でデータにアクセスし続けるという。
調達した資金は、エージェントなどが触れる機密データの可視化、人と非人間のアイデンティティへの継続的な最小権限、エージェントが想定外の動きをしたときの迅速な封じ込めなどの開発に充てる。あわせて、販売体制とマーケティングを強化し、新たな地域にも進出するとしている。
Lyftの最高情報セキュリティ責任者(CISO)、Chaim Sanders氏は「AIを素早く使いたいが、エージェントを動かす前に、どのデータに届くかを知る必要がある。Sentraは環境全体でその答えを示し、セキュリティが導入を遅らせるのでなく後押しする」と話した。
では、なぜSentraはエージェントの通信を1件ずつ検査せず、データのほうを先に守る道を選んだのか。背景には、侵害の「前」「中」「後」に分けた3段構えの設計と、データを動かさないことへのこだわりがある。
・エージェントの通信を検査しない理由、Sentraが選んだ「先回り」
・「前」「中」「後」の3局面で、同社は何をするのか
・データをコピーしない設計がもたらす利点と、残る論点
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