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- 2026/11/05 09:18 掲載
フィグマ、売上43%増で通期見通しも引き上げ CEO「コードは汎用品、価値は設計へ」
利益面では、GAAP(米国会計基準)の営業損益が1億1,920万ドル(約188億円)の赤字だった。一方、株式報酬費用などを除いた非GAAPの営業利益は4,700万ドル(約74億円)で、営業利益率は12%。粗利益率はGAAPで80%、非GAAPで82%だった。フリーキャッシュフローは4,150万ドル(約66億円)、現金・現金同等物と市場性有価証券は17億ドル(約2,690億円)としている。
通期(2026年12月期)の売上高見通しは、14億9,700万~14億9,900万ドル(約2,365億~2,368億円)に引き上げた。従来の見通しから3,300万ドル(約52億円)の上積みとなる。非GAAPの営業利益見通しは1億5,800万~1億6,300万ドル(約250億~258億円)とした。
事業面では、AIの利用拡大を示した。年間経常収益(ARR)が1万ドルを超える有料顧客のうち、10月31日時点で週ごとに65%がAIエージェント機能「Figma agent」を使い、80%超がAIクレジットを消費しているという。ARRが10万ドルを超える有料顧客は1,717社で、1年前から450社超増えた。外部のAIツールとつなぐ「Figma MCPサーバ」の総利用量は、前四半期の3倍に伸びた。
10月14日には、動くコードをキャンバス上に置ける「Code Layers」のオープンベータを始めた。フィグマはこのほか、10月にキャンバス上へMarkdownの文脈を置く新機能Specsも発表している。
ディラン・フィールドCEOは「コードがコモディティー化するにつれ、価値は設計という上位の層へ移っている。第3四半期の結果はそれを映している」と説明した。そのうえで、共同作業を前提に、自社モデルの活用を強めながら、ビジュアルを起点にした開発のためのキャンバスを築いていく考えを示した。
では、会社予想を上回り通期見通しも引き上げた今回の決算で、フィグマの成長率と利益率はどう動いたのか。直前の4~6月期と並べると、見え方が変わる数字がある。
・成長の加速は3四半期で止まったのか、43%増の読み方
・粗利益率と顧客の支出拡大率が動いた理由、CFOが挙げたAIの費用
・10~12月期見通し「33%増」は控えめな数字なのか
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