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- 2026/11/07 01:11 掲載
フォックス、ロク買収完了 1億世帯超のテレビ基盤を手に、メディアとITが一体に
フォックスは、ロクに加えてTubi、FOX Oneを持つことで、米国で有数のストリーミング事業者になったとしている。放送のスポーツ、ニュース、ローカル番組と、ロクの1億世帯超に広がるコネクテッドTV(インターネットにつながるテレビ)基盤を組み合わせ、視聴者、広告主、パートナーに新たな価値を提供するという。
合併契約の条件に基づき、ロクの株主は、ロクのA種株とB種株の1株につき、現金95.30ドルとフォックスのA種株0.9799株を受け取る。ロク株はこの日をもって、ナスダックでの取引を終える。
ロクの創業者であるアンソニー・ウッド氏は、フォックスの取締役会に加わる。あわせて、ロク、Tubi、FOX One、Red Seat Venturesなどを束ねる新部門「FOX Digital Platforms」の共同会長(Co-Chair)に就く。もう1人の共同会長は、最高経営責任者(CEO)を兼ねるポール・チーズブロー氏が務める。
ウッド氏は「20年以上前に、よりよいテレビの見方を届けるためにロクを始めた。その使命は変わらない。変わるのは、リーチと資源だ」とコメントした。ロクの文化への敬意と、あらゆるコンテンツパートナーに開かれた姿勢を共有できる相手だとして、フォックスへの期待を示している。
フォックスは、買収完了から2年以内に、年間約4億ドルのコスト削減効果(ランレート)を見込む。収益面の上積みの可能性もあるとしている。
運営面では、ロクは今後も、ストリーミング業界全体に開かれた主導的なエコシステムとしての役割を担う。数千のアプリやチャンネルにまたがるアクセスを維持し、世界の1億世帯超へのサービスを続ける。
では、スポーツとニュースの強豪を抱えるフォックスは、ロクの「オープン」をどこまで守れるのか。公式リリースからは、統合後の持ち株構成と、注意書きに並ぶ債務や統合のリスクが読み取れる。
・買収後に旧ロク株主が握る、フォックス株の割合
・「オープン」を掲げる裏でリリースが認めた統合リスク
・成長のうたい文句から抜け落ちた数字と、債務の宿題
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