同システムは、市の職員や市民、納入業者などさまざまな庁舎利用者を、それぞれの属性ごとに入室許可範囲や入室期限を管理する。

　主な特徴は、会議室予約や空調システムなどと連動、会議室の施解錠にあわせて空調や照明を制御することで、無人の部屋での空調の稼動や照明の消し忘れをなくす。省エネルギー化を実現する。

　また、職員が事前に予約した時間帯を除き会議室への入室ができないほか、認証媒体として、ICカードと指静脈認証を組み合わせることで、エリアのセキュリティレベルに応じた対策ができる。