- 2009/08/14 掲載
OKIデータ、福島事業所で省エネ対策を実施し、247トンのCO2削減に成功
OKIデータは、国内生産拠点である福島事業所でセル生産方式など、少量多品種対応の生産体制を構築している。具体的な省エネ対策としては、インバーター式蛍光灯への交換を促進、照明設備に人感センサーシステムを導入、窓ガラスに断熱コーティングを施す、各セルの位置と照明の位置を合わせることによってセルごとの照明をなくすなどだ。これによって、使用電力全体の12%にあたる376MWhを削減した。
さらに、作業後の手洗い用の温水の温度を、冬時は8度下げ、夏時は3度上げることによって燃料の使用量を15%削減。パレットの再利用による新規購入と使用済みパレット廃棄の抑制や、従来の基板製造装置の代わりに小型・省エネ型の設備を導入するなどの環境対策を促進し、2008年度は、2007年度と比較して年間1,880万円のコストを削減した。
今後は、欧州のREACH規制への本格対応にむけ、新システムの導入と、国内外の生産拠点におけるサプライヤ向け説明会を実施し、体制構築をすすめていく見通しだ。
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